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ニキビが治ったのに赤みだけが残ってる…それ、放置すると何年も消えないことがあります。

💬 「もう治ったはずなのに、なんで赤いの?」
💬 「スキンケアしてるのに全然マシにならない…」

その赤み、ただの炎症後の変化(PIE)で、正しいアプローチをすれば改善できます。でも何もしないと体質によっては何ヶ月・何年と残り続けるのが現実です。

📌 この記事を読むと、なぜ赤みが消えないのか・何をすれば消えるのかがわかります。
📌 読まないと、間違ったスキンケアで赤みをさらに悪化させてしまうリスクがあります。


目次

  1. ニキビ跡の赤みとは何か
  2. 赤みが残るメカニズム
  3. ニキビ跡の赤みの種類と見分け方
  4. 赤みが自然に消えるケースと残り続けるケース
  5. クリニックで受けられる治療法
  6. レーザー治療の種類と特徴
  7. 光治療(IPL)について
  8. ケミカルピーリングの効果
  9. 外用薬・内服薬による治療
  10. 日常スキンケアで赤みを悪化させないために
  11. 治療を始める前に知っておきたいこと
  12. まとめ

💡 ポイント この記事のまとめ

ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑・PIE)は毛細血管の拡張が原因で、色素沈着とは異なる。Vビームレーザーや光治療(IPL)、ケミカルピーリングなどクリニックでの治療と日常の紫外線対策・保湿を組み合わせることで改善が期待でき、アイシークリニックでは個人の肌状態に合わせた治療プランを提供している。

💡 ニキビ跡の赤みとは何か

ニキビ跡の赤みとは、ニキビの炎症が収まった後に皮膚に残る赤色または紫色がかった変色のことです。医学的には「炎症後紅斑(PIE:Post-Inflammatory Erythema)」と呼ばれており、色素沈着(メラニンが増えることで生じる茶色や黒ずみ)とは異なるメカニズムで発生します。

炎症後紅斑は、ニキビによって皮膚の組織が傷ついた際に、修復のために毛細血管が拡張・増殖した状態が続くことで起こります。見た目には赤みや薄い赤紫色のシミのように見え、特に色白の方やニキビの炎症が強かった方に目立ちやすい傾向があります。

一般的に「ニキビ跡」というと、凹みや盛り上がりのある瘢痕(はんこん)をイメージされる方も多いですが、赤みのある平坦なニキビ跡は適切なケアや治療によって改善が見込みやすいとされています。

Q. ニキビ跡の赤みと色素沈着はどう違う?

ニキビ跡の赤みは毛細血管の拡張・増殖による「炎症後紅斑(PIE)」で、皮膚を指で圧迫すると一時的に色が消えるのが特徴です。一方、色素沈着はメラニンが蓄積した茶色いシミで、圧迫しても色は変わりません。原因が異なるため、治療法も別になります。

📌 赤みが残るメカニズム

ニキビの炎症が起きると、皮膚は自己防衛反応として患部に血流を増やし、免疫細胞を集めてダメージを修復しようとします。このとき、炎症部位の周囲では新しい毛細血管が形成されたり、既存の血管が拡張したりすることで、皮膚が赤く見えるようになります。

ニキビ自体が治癒した後も、これらの毛細血管の拡張や増殖が元に戻るのに時間がかかることがあります。特に炎症が深かったり、ニキビをつぶしたり触り続けたりした場合には、血管の変化が長引きやすくなります。皮膚の修復が進んで血管が正常化すれば赤みは自然に薄れていきますが、そのプロセスが滞ると赤みが長期間残ることになります。

また、ニキビ跡の赤みと混同されやすいものに「炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)」があります。これはメラニン色素が過剰に産生されることで生じる茶色や暗褐色のシミで、赤みとは原因が異なります。紅斑(赤み)はヘモグロビンの色、色素沈着はメラニンの色という違いがあるため、治療のアプローチも異なります。

✨ ニキビ跡の赤みの種類と見分け方

ニキビ跡の赤みにはいくつかの種類があり、それぞれ原因や治療のアプローチが異なります。自分の赤みがどのタイプなのかを把握することが、適切なケアへの第一歩です。

炎症後紅斑(PIE)は、前述のように血管の拡張や増殖によって生じる赤みです。赤色から薄いピンク色、または紫色がかった色調で、皮膚を指で圧迫すると一時的に色が消える(退色する)という特徴があります。これは血管内の血液が圧力で一時的に移動するためです。この「圧迫で消える」という確認方法は、炎症後紅斑と色素沈着を見分ける際の目安になります。

炎症後色素沈着(PIH)は、メラニン色素の沈着によって生じる茶色や暗い色のシミです。皮膚を圧迫しても色は消えません。紫外線の影響や炎症の程度が強い場合に起きやすく、色素が深い層まで沈着している場合には治療に時間がかかることがあります。

毛細血管拡張症は、ニキビとは直接関係なく毛細血管が恒久的に拡張した状態ですが、ニキビの繰り返しによって悪化することもあります。この場合は赤みが一箇所にとどまらず、細い血管が透けて見えるような状態になることがあります。

実際の診察では、これらを皮膚科医や美容皮膚科医が視診や光源を用いた検査によって判断します。自己判断で治療を進めると効果が得られなかったり、かえって悪化させてしまう可能性もあるため、気になる場合は専門家への相談が安心です。

Q. ニキビ跡の赤みに有効なレーザー治療は何か?

ニキビ跡の赤みには「Vビームレーザー(パルス色素レーザー)」が特に有効です。595nmの波長が血液中のヘモグロビンに選択的に吸収され、周囲の正常組織を傷つけずに拡張した毛細血管を治療できます。施術後に一時的な赤みや内出血が生じる場合がありますが、通常1〜2週間で改善します。

🔍 赤みが自然に消えるケースと残り続けるケース

ニキビ跡の赤みは、すべての方に治療が必要なわけではありません。皮膚の自然な修復機能によって徐々に薄れていくケースも多くあります。一般的には、軽度の炎症によって生じた赤みであれば、数週間から数ヶ月で目立たなくなることが期待できます。

しかし、以下のような場合には赤みが長く残りやすい傾向があります。まず、ニキビの炎症が強かった場合や、ニキビが長期間にわたって続いていた場合は、皮膚のダメージが深く、回復にも時間がかかります。次に、ニキビを自分でつぶしたり、患部を繰り返し触ったりすることで炎症が悪化した場合も、赤みが長引く要因となります。

また、日常的に紫外線を浴びている場合には、皮膚の修復を妨げたり、色素沈着を合併したりすることがあります。紫外線は皮膚の回復プロセスを遅らせるだけでなく、既存の赤みや色素沈着を悪化させる可能性があるため、日焼け対策は非常に重要です。

肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、炎症が起きやすく治りにくい状態になります。保湿が不十分な方は、赤みが残りやすい傾向があります。

一方、規則正しい生活習慣、十分な睡眠、バランスのとれた食事、適切なスキンケアを実践している方は、皮膚の自然治癒力が高まり、赤みが改善しやすい傾向があります。

💪 クリニックで受けられる治療法

ニキビ跡の赤みに対してクリニックで受けられる治療には、大きく分けてレーザー治療、光治療(IPL)、ケミカルピーリング、外用薬・内服薬による治療があります。どの治療法が最適かは、赤みのタイプや程度、患者さんの肌質や生活スタイルによって異なります。

クリニックでの治療は市販のスキンケア製品と比べて高い効果が期待できる一方、費用がかかること、ダウンタイム(治療後に皮膚が回復するまでの期間)が生じる場合があること、複数回の治療が必要なことが多いという点も理解しておく必要があります。

アイシークリニック東京院では、患者さんの肌状態を詳しく診察したうえで、最適な治療プランをご提案しています。一人ひとりの肌の悩みや生活環境に合わせた治療を行うことで、より効果的にニキビ跡の赤みにアプローチします。

🎯 レーザー治療の種類と特徴

ニキビ跡の赤みに対するレーザー治療は、特定の波長の光を皮膚に照射することで、拡張した毛細血管を選択的に破壊・縮小させる治療法です。主に血管をターゲットにしたレーザーが使用されます。

Vビームレーザー(パルス色素レーザー)は、赤みや血管病変の治療に非常に有効なレーザーです。595nmという波長がオキシヘモグロビン(血液中の赤色成分)に選択的に吸収されるため、周囲の正常な皮膚組織にダメージを与えずに拡張した血管を治療することができます。赤ら顔、毛細血管拡張症、ニキビ跡の赤みなどに広く用いられており、比較的安全性が高い治療法として知られています。照射後には一時的に赤みや内出血(紫斑)が生じることがありますが、これは治療の反応であり、数日から1〜2週間で改善します。

ロングパルスNd:YAGレーザーは、1064nmの波長で比較的深い部位の血管にアプローチできるレーザーです。色黒の肌や日焼けしやすい肌の方にも比較的使用しやすいとされています。深部の血管病変や、色素沈着を合併したニキビ跡に適用されることがあります。

フラクショナルレーザーは、皮膚に微細な穴をあけることで、コラーゲンの再生を促し皮膚のリモデリングを行う治療法です。ニキビ跡の凹み(クレーター)に対して特に有効ですが、赤みを伴う平坦なニキビ跡に対しても、皮膚全体の質を改善する目的で使用されることがあります。アブレイティブ(皮膚表面を削る)タイプとノンアブレイティブ(皮膚表面を削らない)タイプがあり、それぞれダウンタイムや効果が異なります。

レーザートーニングは、低出力のQスイッチNd:YAGレーザーを使用して、メラニン色素を少しずつ分解していく治療法です。色素沈着を伴うニキビ跡に対して効果が期待できます。ダウンタイムが少なく、忙しい方でも受けやすい治療として人気があります。

Q. 日常ケアでニキビ跡の赤みを悪化させないには?

最も重要なのは紫外線対策で、SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを毎日使用することが基本です。加えて、セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤でバリア機能を維持し、洗顔は泡で優しく包み込むように行いましょう。ニキビを自己判断でつぶす行為は炎症を悪化させるため、必ず避けてください。

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💡 光治療(IPL)について

IPL(Intense Pulsed Light)は、レーザーとは異なり、複数の波長の光を同時に照射する治療機器です。「フォトフェイシャル」や「フォトRF」などの名称で知られており、シミ、そばかす、赤み、毛穴の開き、肌のハリなど、複数の肌悩みに対して幅広く効果を発揮するのが特徴です。

IPLは赤み(ヘモグロビン)と色素沈着(メラニン)の両方をターゲットにできるため、ニキビ跡の赤みと色素沈着が混在している方に特に有効とされています。単一の波長に特化したレーザーに比べると一回あたりの効果は穏やかですが、肌全体の質感改善を同時に行いやすいメリットがあります。

治療時間は顔全体で30分程度のことが多く、照射中はゴムではじかれるような感覚や温かさを感じることがありますが、痛みは比較的少ないとされています。施術後には一時的に赤みが出たり、シミが一時的に濃くなったりすることがありますが(かさぶた状になって剥がれ落ちる「かさぶた反応」)、これは治療の正常な経過です。

IPL治療は通常、4〜6回程度の複数回施術が推奨されます。1〜4週間おきに施術を重ねることで、赤みや色素沈着の改善が期待できます。また、治療後は紫外線に対して皮膚が敏感になるため、日焼け止めの使用が必須となります。

📌 ケミカルピーリングの効果

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を皮膚に塗布して、古い角質を取り除き、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を促進する治療法です。ニキビ跡の赤みに対しては、皮膚の表面から不要な角質や色素を取り除くことで、赤みや色素沈着の改善を促します。

クリニックで行われるケミカルピーリングには、主にグリコール酸(AHA)、サリチル酸(BHA)、トリクロロ酢酸(TCA)などが使用されます。グリコール酸はサトウキビなどに含まれるフルーツ酸の一種で、角質を溶かして皮膚のターンオーバーを促進する効果があります。ニキビ跡の赤みや色素沈着のほか、毛穴の開きにも効果的です。

サリチル酸は脂溶性の性質を持ち、皮脂を溶かして毛穴の詰まりを解消する効果があります。ニキビの予防・治療と同時に、ニキビ跡の改善にも役立てられます。

ケミカルピーリングは比較的ダウンタイムが短く、施術直後から効果を実感しやすい治療法です。ただし、治療後には皮膚が一時的に敏感になるため、保湿と紫外線対策を徹底することが重要です。また、濃度や施術回数によっては肌への刺激が強くなることがあるため、専門の医師や看護師の指導のもとで行うことが必要です。

近年では、ケミカルピーリングをレーザー治療やイオン導入と組み合わせることで、より高い効果を得るコンビネーション治療も行われています。

✨ 外用薬・内服薬による治療

クリニックでは、レーザーや光治療だけでなく、医薬品を用いた治療も行われます。これらは単独で使用されることもありますが、レーザー治療やピーリングと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

トレチノインは、ビタミンA誘導体の外用薬で、皮膚のターンオーバーを促進し、メラニン色素を排出する効果があります。ニキビ跡の色素沈着の治療に広く使用されており、長期使用により皮膚のコラーゲン産生を促してニキビ跡全体の改善にも効果があります。ただし、使用開始直後は赤みや皮むけ(レチノイド反応)が生じることがあり、日光感受性が高まるため紫外線対策が必須となります。

ハイドロキノンは、メラニン色素の産生を抑制する美白剤です。色素沈着を伴うニキビ跡の治療に使用されます。高濃度のものは医師の処方が必要で、長期連用や高濃度使用による副作用に注意が必要です。

アゼライン酸は、麦などの穀物に含まれる天然成分で、メラニン産生抑制とニキビ菌(アクネ菌)に対する抗菌効果を持ちます。炎症後色素沈着の治療に有効で、トレチノインやハイドロキノンに比べて刺激が少ないとされています。

内服薬としては、ビタミンC(アスコルビン酸)がメラニン産生の抑制と抗酸化作用を持つとして使用されることがあります。トラネキサム酸は、メラニンの産生に関わる酵素を抑制する作用があり、シミや色素沈着の治療に用いられます。また、ニキビ自体の治療としてビタミン剤や抗生物質が処方されることもあり、ニキビを早期に治癒させることがニキビ跡の予防につながります。

Q. クリニックでのニキビ跡治療はいつ始めるべき?

まず活動期のニキビを皮膚科で治療し、炎症が落ち着いた段階でニキビ跡の治療を開始するのが理想的です。時期としては紫外線が弱い秋〜冬がアフターケアを管理しやすく、治療効果を最大化しやすい傾向があります。アイシークリニックでは個人の肌状態に合わせ、最適な治療開始のタイミングをご提案しています。

🔍 日常スキンケアで赤みを悪化させないために

クリニックでの治療と並行して、日常のスキンケアを適切に行うことは、ニキビ跡の赤みを悪化させないため、そして治療効果を高めるためにとても重要です。

紫外線対策は最も重要なケアの一つです。紫外線は皮膚の修復を遅らせ、赤みや色素沈着を悪化させる大きな要因です。外出時には日焼け止めを毎日塗ることを習慣にしましょう。SPF30以上、PA+++以上の製品を選び、時間が経ったら塗り直すことが大切です。帽子や日傘、UVカット素材の衣服なども有効です。

保湿は皮膚のバリア機能を維持するために欠かせません。乾燥した肌は外部からの刺激に弱くなり、炎症が起きやすい状態になります。洗顔後は素早く化粧水や保湿クリームで水分と油分を補いましょう。セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が配合された製品が肌に優しいとされています。

洗顔は優しく行うことが重要です。強くこすったり、刺激の強い洗顔料を使ったりすることで皮膚への摩擦が増え、炎症を引き起こす可能性があります。ぬるめのお湯で泡立てた洗顔料を使い、こすらずに泡で包み込むように洗うのが理想的です。また、洗いすぎも皮脂を奪いすぎて肌の乾燥を招くため、1日2回程度が適切とされています。

ニキビをつぶしたり触ったりすることは避けましょう。ニキビを無理につぶすと炎症が深部に広がり、赤みや色素沈着、さらには凹みのあるニキビ跡が残るリスクが高まります。どうしても気になる場合は、皮膚科やクリニックで適切な処置を受けることをお勧めします。

スキンケア製品の選択も重要です。アルコール(エタノール)が高濃度に配合された製品や、強い香料・着色料が含まれる製品は、肌への刺激になる場合があります。「ノンコメドジェニックテスト済み」や「アレルギーテスト済み」の製品を選ぶと安心です。

生活習慣の改善も肌の状態に大きく影響します。十分な睡眠は皮膚の修復に不可欠であり、7〜8時間の質のよい睡眠を確保することが理想的です。過度のストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を増加させてニキビの悪化につながることがあります。ストレス管理のために、適度な運動や趣味の時間を設けることも効果的です。

食事面では、ビタミンCは抗酸化作用とコラーゲン合成に関わり、皮膚の回復を助けます。野菜や果物に豊富に含まれています。ビタミンEも抗酸化作用があり、ナッツ類や植物油に多く含まれます。過剰な糖質や乳製品はニキビを悪化させるという報告もあるため、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

💪 治療を始める前に知っておきたいこと

ニキビ跡の赤みの治療を始める前に、いくつか知っておきたい重要なポイントがあります。

まず、ニキビ自体の治療を優先することが基本です。まだ活動期のニキビが多数ある状態でレーザー治療やピーリングを行うと、ニキビを悪化させたり、新たな炎症を引き起こしたりするリスクがあります。皮膚科でニキビの治療を進めながら、落ち着いた段階でニキビ跡の治療を検討するのが理想的な流れです。

治療の効果は個人差があります。同じ治療法を受けても、肌質や赤みの状態、生活環境によって効果の出方が異なります。複数回の施術が必要なことが多く、「1回で完全に消える」とは限りません。担当医としっかり相談し、現実的な期待値を持つことが大切です。

治療後のアフターケアも治療の一部です。特にレーザー治療やピーリングの後は、皮膚が敏感になっているため、保湿と紫外線対策を徹底する必要があります。アフターケアを怠ると治療効果が十分に得られなかったり、新たなトラブルが生じたりすることがあります。

費用と治療回数についても事前に把握しておきましょう。ニキビ跡の赤みに対する多くの治療は自由診療(保険適用外)であり、費用は施術の種類や回数、クリニックによって異なります。カウンセリング時に費用の総額や治療の流れについて詳しく説明を受け、納得したうえで治療を開始することが重要です。

また、治療を受けるクリニックや担当医の選択も重要な要素です。美容皮膚科や皮膚科の専門医が在籍しているクリニックを選び、丁寧なカウンセリングを行ってくれる、疑問に対して誠実に答えてくれるといった点を確認するとよいでしょう。インターネットの口コミや症例写真なども参考になりますが、自分の肌状態は他の方と異なることを理解したうえで参考程度に活用することをお勧めします。

妊娠中や授乳中の方は、使用できる薬剤や受けられる治療に制限があります。担当医に必ず事前に伝えるようにしてください。また、特定の薬を服用中の方(光感受性を高める薬など)も同様に、事前に相談することが重要です。

治療をいつ始めるかのタイミングも考慮が必要です。夏場は紫外線が強く、治療後のアフターケアが難しい側面があります。秋から冬にかけての紫外線が比較的弱い時期に治療を開始するのが、ダウンタイムの管理や治療効果の最大化という観点からは有利なことがあります。ただし、最適なタイミングは治療の種類や個人の生活環境によって異なりますので、担当医と相談して決めるとよいでしょう。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ニキビ跡の赤みでお悩みになって来院される患者さんの多くが、色素沈着との違いを知らないままセルフケアを続けて改善が見られず、時間が経ってからご相談にいらっしゃるケースが少なくありません。炎症後紅斑(PIE)は早期に適切なアプローチを行うほど改善しやすい状態ですので、「どうせ消えないから」と諦めずに、まずは一度専門医にご相談いただくことをお勧めします。最近の傾向として、Vビームレーザーや光治療(IPL)と日常のスキンケア指導を組み合わせた治療で着実に改善される患者さんが増えており、お一人おひとりの肌質や生活スタイルに寄り添いながら、最適な治療プランをご提案できるよう努めています。」

🎯 よくある質問

ニキビ跡の赤みと色素沈着(シミ)の違いは何ですか?

ニキビ跡の赤みは毛細血管の拡張・増殖による「炎症後紅斑(PIE)」で、皮膚を指で圧迫すると一時的に色が消えるのが特徴です。一方、色素沈着はメラニンによる茶色や暗褐色のシミで、圧迫しても色は変わりません。原因が異なるため、治療のアプローチも別になります。

ニキビ跡の赤みは自然に消えますか?

軽度の炎症によるものであれば、数週間〜数ヶ月で自然に薄れるケースもあります。ただし、炎症が強かった場合、ニキビをつぶした場合、日焼けや乾燥が続く場合などは長期間残りやすくなります。赤みが長引く場合は、早めに専門医へ相談することをお勧めします。

ニキビ跡の赤みに最も効果的なレーザー治療は何ですか?

赤みに対しては「Vビームレーザー(パルス色素レーザー)」が特に有効です。595nmの波長が血液中のヘモグロビンに選択的に吸収され、周囲の正常な皮膚を傷つけずに拡張した血管を治療できます。施術後に一時的な赤みや内出血が生じる場合がありますが、通常1〜2週間で改善します。

日常のスキンケアでニキビ跡の赤みを悪化させないためには?

最も重要なのは紫外線対策です。SPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを毎日使用してください。加えて、洗顔は泡で優しく包み込み、セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤でバリア機能を守ることが大切です。ニキビを自己判断でつぶす行為は炎症を悪化させるため、必ず避けましょう。

クリニックでの治療はいつから始めるのがベストですか?

まず活動期のニキビを皮膚科で治療し、炎症が落ち着いてからニキビ跡の治療を始めるのが理想的です。時期としては、紫外線が比較的弱い秋〜冬が治療を開始しやすい傾向があります。ただし最適なタイミングは肌の状態や治療内容によって異なるため、まずは専門医にご相談ください。

💡 まとめ

ニキビ跡の赤みは、炎症後に皮膚の毛細血管が拡張・増殖した状態(炎症後紅斑)によって生じるもので、色素沈着とは原因が異なります。赤みのタイプや程度によって適切な治療法が異なるため、まずは自分の赤みがどのタイプなのかを把握することが大切です。

クリニックで受けられる治療としては、Vビームレーザーや各種レーザー治療、IPL(光治療)、ケミカルピーリング、外用薬・内服薬などがあり、これらを組み合わせることでより効果的な改善が期待できます。一方で、日常のスキンケアでも紫外線対策、保湿、刺激の少ない洗顔などを徹底することで、赤みの悪化を防ぎ治療効果を高めることができます。

ニキビ跡の赤みは適切な治療とケアを続けることで改善が見込める状態です。「どうせ消えないから」とあきらめずに、まずは専門の医師に相談することをお勧めします。アイシークリニック東京院では、患者さんの肌状態や生活スタイルに合わせた最適な治療プランをご提案していますので、ニキビ跡の赤みでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 尋常性ざ瘡(ニキビ)の診療ガイドラインおよび炎症後紅斑(PIE)・炎症後色素沈着(PIH)の分類・診断基準に関する情報
  • PubMed – 炎症後紅斑(PIE)の発生メカニズム、Vビームレーザー・IPL・ケミカルピーリング等の治療効果に関する国際的な査読済み臨床研究論文
  • 日本美容外科学会 – レーザー治療(パルス色素レーザー・フラクショナルレーザー)および光治療(IPL)によるニキビ跡治療の適応・安全性・施術基準に関する情報

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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