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「クレンジングオイルを使えば毛穴の黒ずみや詰まりが取れる」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。ドラッグストアや美容コーナーには多種多様なクレンジングオイルが並んでおり、毛穴ケアを目的として日常的に使用している方も少なくありません。しかし、クレンジングオイルは毛穴に対してどのような作用をもたらすのか、正確に理解している方は意外と少ないものです。間違った使い方を続けていると、毛穴の状態を悪化させてしまうリスクもあります。この記事では、クレンジングオイルと毛穴の関係を医療的な観点からわかりやすく解説し、正しいケア方法や、クリニックで行える治療についても紹介します。


目次

  1. 毛穴が目立つ原因とは?
  2. クレンジングオイルの基本的な仕組み
  3. クレンジングオイルで毛穴はきれいになるのか
  4. クレンジングオイルの正しい使い方
  5. クレンジングオイルを使いすぎるとどうなる?
  6. 毛穴の種類別・クレンジングの考え方
  7. クレンジングオイルの選び方
  8. クレンジングだけでは限界がある理由
  9. クリニックで受けられる毛穴治療について
  10. まとめ

この記事のポイント

クレンジングオイルは皮脂・メイク汚れの除去に有効だが、たるみや色素沈着による毛穴には効果が限定的。毛穴タイプを正確に把握し、セルフケアの限界を感じた場合はアイシークリニックでの専門治療が推奨される。

🎯 毛穴が目立つ原因とは?

毛穴の問題を解決するためには、まずなぜ毛穴が目立つのかを理解することが大切です。毛穴は皮脂腺と結びついており、皮脂や汗を皮膚の表面に送り出す通り道としての役割を担っています。通常、毛穴はほとんど目立たないものですが、さまざまな要因によって黒ずんだり、詰まったり、開いたりして目立つようになります。

毛穴が目立つ主な原因のひとつは、皮脂の過剰分泌です。皮脂腺が活発に働くと大量の皮脂が分泌され、それが毛穴の出口で酸化・固まることで黒ずみとなります。この状態は「開放面皰(かいほうめんぽう)」とも呼ばれ、毛穴の内部に皮脂や汚れが詰まって黒く見えるものです。

次に、角質の蓄積も大きな要因です。ターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れると、古い角質が毛穴の周囲に溜まりやすくなり、毛穴を塞ぐように積み重なっていきます。これによって毛穴の出口が狭くなり、詰まりが生じやすくなります。

また、加齢による肌の弾力低下も毛穴が目立つ一因です。コラーゲンやエラスチンが減少すると肌がたるみ、毛穴が縦長に広がって目立つようになります。これは「たるみ毛穴」と呼ばれ、特に頬や口元に現れやすい特徴があります。

さらに、メイクや日焼け止めなどの油性成分が毛穴に残ることも毛穴トラブルの原因になります。しっかりとしたメイクをした日にクレンジングが不十分だと、皮脂と混ざり合ったメイク成分が毛穴内に残留し、酸化や菌の繁殖を引き起こすことがあります。

Q. クレンジングオイルが毛穴の黒ずみに効く仕組みは?

クレンジングオイルは「油は油で落とす」原理で、毛穴の出口付近に溜まった皮脂やメイク汚れを浮かせて除去します。水を加えると乳化し、油性汚れを洗い流しやすくするため、皮脂の酸化による黒ずみや詰まりの予防に有効です。

📋 クレンジングオイルの基本的な仕組み

クレンジングオイルがどのように汚れを落とすのかを理解するには、「油は油で落とす」という考え方がベースにあることを知っておく必要があります。メイクアップ製品の多くは油性の成分を含んでいるため、同じ油性であるクレンジングオイルとなじみやすく、効率よく溶かし出すことができます。

クレンジングオイルに含まれる界面活性剤は、油と水の両方に結合する性質を持っています。クレンジングオイルが肌の上でメイクや皮脂と混ざり合ったあと、水を加えてなじませると「乳化」と呼ばれる状態になります。油が細かい粒子となって水に分散するこの乳化の働きによって、汚れを含んだ油が水で洗い流せるようになるのです。

この仕組みにより、クレンジングオイルはクレンジングミルクやクレンジングウォーターに比べて、油性のメイクや皮脂汚れを落とす力が高いとされています。ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、SPF値の高い日焼け止めなど、落としにくいとされるアイテムにも対応しやすいのが特徴です。

ただし、クレンジングオイルに含まれる成分の種類によっても肌への影響は異なります。植物性オイルを主成分とするもの、鉱物油を使ったもの、合成エステルオイルを使ったものなど多種多様であり、それぞれに特性があります。

💊 クレンジングオイルで毛穴はきれいになるのか

クレンジングオイルによって毛穴がきれいになるかどうかについては、「一定の効果はあるが、万能ではない」というのが正確な答えです。

クレンジングオイルが得意とするのは、毛穴の出口付近に溜まった皮脂や油性のメイク汚れを浮かせて取り除くことです。毎日のクレンジングでこれらの汚れをしっかり落とせていれば、皮脂の酸化による黒ずみや毛穴の詰まりを予防することにつながります。この意味では、クレンジングオイルは毛穴ケアにおいて有効なアイテムと言えます。

一方で、すでに毛穴の奥深くに固まって詰まってしまった角栓(皮脂と角質が混ざり合って固まったもの)に対しては、クレンジングオイルだけで完全に除去することは難しい場合があります。角栓は時間が経つほど硬くなる傾向があり、表面的な洗浄だけでは取り除けないことも多いのです。

また、「毛穴の黒ずみ」と思っていたものが、実は産毛の影だったり、毛穴周囲の色素沈着だったりするケースもあります。このような場合は、クレンジングでいくら丁寧に洗っても見た目が改善しないことがあります。自分の毛穴の状態を正確に把握することが、効果的なケアへの第一歩です。

さらに、たるみによって縦長に広がった毛穴は、洗浄では改善しません。こうしたタイプの毛穴は、皮膚の弾力を高めるアプローチが必要になるため、クレンジングとは異なるケアが求められます。

Q. クレンジングオイルの正しい使い方の手順は?

乾いた手と顔に約2〜3プッシュのオイルをのせ、力を抜いてやさしく円を描くようになじませます。その後、少量の水で白く濁るまで乳化させ、38度前後のぬるま湯で髪の生え際まで丁寧にすすぎます。強い摩擦は色素沈着の原因になるため禁物です。

🏥 クレンジングオイルの正しい使い方

クレンジングオイルの効果を最大限に引き出しつつ、肌へのダメージを最小限に抑えるためには、正しい使い方を身につけることが重要です。

まず、使用量は適切な量を守ることが大切です。少なすぎると摩擦が生じやすくなり、肌に負担をかけてしまいます。一般的には両手のひらにたっぷりとのせられる量(約2〜3プッシュ程度)を目安にしてください。十分な量のオイルを使うことで、肌とクレンジングオイルの間にクッションができ、摩擦を減らすことができます。

次に、乾いた手と乾いた顔に使用するのが基本です。クレンジングオイルは水が混ざると乳化が始まって洗浄力が低下するため、手や顔が濡れた状態で使うと本来の効果を発揮できません。必ずタオルで水分をしっかり拭き取ってから使用してください。

オイルを顔にのせたら、円を描くようにやさしくなじませます。特に毛穴が気になるTゾーン(おでこ・鼻・あご)は念入りにクルクルとマッサージするとよいでしょう。ただし、強くこすることは禁物です。肌への摩擦は炎症やシミ、肌荒れの原因になるため、あくまでも力を抜いてやさしくなじませることが大切です。

目安としては、顔全体にオイルをなじませるのに1〜2分程度が適切です。必要以上に長時間こすり続けることは避けてください。

次に、少量の水またはぬるま湯を手にとり、顔になじませながら乳化させます。オイルが白く濁ってくれば乳化している証拠です。乳化を丁寧に行うことで、油性の汚れが水で流しやすい状態になります。

最後はぬるま湯でしっかりすすぎます。熱すぎるお湯は肌の水分を奪い、バリア機能を損なうため、38度前後のぬるま湯がおすすめです。すすぎ残しがないよう、髪の生え際や顎のラインまで丁寧に洗い流してください。

クレンジングオイルを使った後は、必要に応じてダブル洗顔を行います。ダブル洗顔が必要かどうかはクレンジングオイルの種類によって異なるため、製品の使い方に従ってください。ダブル洗顔不要とされている製品でも、皮脂分泌が多い方や汗をたくさんかいた日はダブル洗顔を行った方が清潔に保てる場合もあります。

⚠️ クレンジングオイルを使いすぎるとどうなる?

クレンジングオイルには高い洗浄力がある一方で、使いすぎると肌に悪影響を及ぼすことがあります。「毛穴がきれいになるから」と、必要以上に頻繁に使ったり、長時間かけてこすったりすることは逆効果になることがあります。

最も注意が必要なのは、過剰な洗浄による肌のバリア機能の低下です。肌の表面には皮脂膜という薄い油の膜があり、外部からの刺激や乾燥から肌を守る役割を果たしています。クレンジングオイルを過剰に使用すると、汚れや余分な皮脂だけでなく、この必要な皮脂膜まで洗い流してしまうことがあります。

バリア機能が低下すると、肌は乾燥しやすくなり、外部刺激に対して敏感になります。乾燥を補おうとして皮脂腺がさらに多くの皮脂を分泌するという「過剰皮脂分泌のサイクル」に陥ることもあり、結果的に毛穴の詰まりや黒ずみがひどくなることもあります。

また、クレンジング時に強くこすり続けることで、肌に摩擦刺激が加わります。この刺激がメラノサイト(メラニンを生成する細胞)を活性化させ、毛穴周囲の色素沈着を引き起こすことがあります。毛穴が黒く見える原因として、皮脂の酸化だけでなくこのような色素沈着が関係しているケースも少なくありません。

さらに、クレンジングオイルに含まれる界面活性剤の種類によっては、肌への刺激が強いものもあります。敏感肌や乾燥肌の方が強い洗浄力のクレンジングオイルを毎日使用すると、赤みやかゆみ、肌荒れなどが生じることがあるため注意が必要です。

クレンジングオイルの使用は、メイクをした日や日焼け止めを使った日など、必要なタイミングに限定することが基本です。メイクをしていない日や軽いスキンケアのみの日は、よりやさしい洗顔フォームや低刺激のクレンジング剤を使う方が肌への負担を減らせます。

Q. 毛穴のタイプによってクレンジングの効果は変わる?

毛穴のタイプによってアプローチは大きく異なります。皮脂や角質が詰まった「詰まり毛穴」にはクレンジングオイルが有効ですが、加齢によるコラーゲン減少が原因の「たるみ毛穴」には効果がほぼなく、肌の弾力を高める治療が必要です。乾燥毛穴に強いクレンジングを使うと状態が悪化する恐れもあります。

🔍 毛穴の種類別・クレンジングの考え方

毛穴のトラブルにはいくつかの種類があり、それぞれに適したアプローチが異なります。クレンジングオイルが効果的なケースと、そうでないケースを理解しておきましょう。

詰まり毛穴・黒ずみ毛穴は、皮脂や角質が毛穴に詰まって黒く見えるタイプです。皮脂分泌が多い20〜30代に多く見られ、鼻や額に集中しやすい特徴があります。このタイプには、クレンジングオイルによる日常的な洗浄が有効で、皮脂の蓄積を予防する効果が期待できます。ただし、長期間放置された硬い角栓には限界があります。

開き毛穴は、皮脂腺が発達して毛穴自体が拡大しているタイプです。皮脂の過剰分泌が続くと毛穴の壁が伸び、毛穴が常に開いた状態になります。クレンジングで清潔を保つことは有効ですが、一度広がった毛穴の物理的なサイズを縮小することはクレンジングだけでは困難です。皮脂分泌をコントロールするスキンケアや、肌の引き締め効果が期待できる成分の使用が補助的に有効とされています。

たるみ毛穴は、加齢や紫外線ダメージによって肌のコラーゲンやエラスチンが失われ、皮膚が重力に引っ張られることで縦長に広がった毛穴です。このタイプにはクレンジングによる洗浄はほとんど効果がありません。肌のハリや弾力を高めるためのアプローチが必要であり、レチノール配合の製品やコラーゲン生成を促進する治療が有効です。

乾燥毛穴は、肌の乾燥によって皮膚がうまく収縮できずに毛穴が目立つタイプです。このタイプに強いクレンジングオイルを使い続けると、さらに乾燥が進んで状態が悪化するリスクがあります。保湿を重視したスキンケアを中心に考え、クレンジングは低刺激なものを選ぶことが重要です。

📝 クレンジングオイルの選び方

市場にはさまざまなクレンジングオイルが販売されており、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。肌質や目的に合わせた選び方のポイントを解説します。

まず、肌質に合ったものを選ぶことが基本です。脂性肌の方は洗浄力が高めで皮脂コントロール成分が配合されたもの、乾燥肌や敏感肌の方は保湿成分が豊富でやさしい洗浄力のものを選ぶとよいでしょう。混合肌の方は、Tゾーンと頬のバランスを考えながら選ぶ必要があります。

成分面では、鉱物油(ミネラルオイル)はコスト面で優れており、安定性が高いのが特徴です。植物性オイル(ホホバオイル、スクワランなど)は肌なじみがよく、保湿効果も期待できます。ただし、植物性オイルの中にはアレルギーを引き起こす可能性があるものもあるため、初めて使う際はパッチテストをおすすめします。

界面活性剤の種類にも注目しましょう。ポリソルベート系やPEG(ポリエチレングリコール)系の界面活性剤は乳化力が高い反面、肌への刺激が比較的強い傾向があります。敏感肌の方はなるべく低刺激の界面活性剤を使ったものを選ぶことをおすすめします。

また、毛穴ケアを目的とする場合、サリチル酸やグリコール酸などのAHA・BHA(フルーツ酸・サリチル酸系成分)が配合されたクレンジングオイルもあります。これらは古い角質を溶かして毛穴をきれいにする働きがあるとされていますが、刺激が強い場合もあるため、敏感肌の方は注意が必要です。

さらに、使い心地や香りも長く続けるためには重要な要素です。どれだけ優れた成分が含まれていても、使い続けられなければ効果は出ません。自分にとって使いやすく、心地よい製品を選ぶことも大切なポイントです。

Q. セルフケアで改善しない毛穴にはどんな治療がある?

アイシークリニックでは、毛穴の種類や状態に応じてケミカルピーリング、フラクショナルレーザー、ハイフ(HIFU)、RFマイクロニードル(ポテンツァ等)などの治療を提供しています。これらは医師が肌を診断したうえで最適な治療法を提案するため、セルフケアに限界を感じている方に適した選択肢です。

💡 クレンジングだけでは限界がある理由

毛穴のケアにクレンジングオイルが役立つことは確かですが、それだけで毛穴問題のすべてを解決することはできません。クレンジングオイルの役割はあくまでも「汚れを取り除くこと」であり、毛穴が目立つ根本的な原因にアプローチするためには、総合的なスキンケアが必要です。

洗顔後の保湿は特に重要です。クレンジングや洗顔で皮脂や汚れを取り除いた後は、肌が一時的に乾燥しやすい状態になります。この状態を放置すると、肌は乾燥を補おうとして皮脂を過剰に分泌し、再び毛穴が詰まりやすくなります。化粧水や乳液で十分に保湿することで、肌のバリア機能を維持することが大切です。

また、紫外線対策も毛穴ケアに欠かせない要素です。紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のたるみを促進します。これが毛穴の拡大につながるため、日焼け止めを毎日使用することが毛穴の予防に重要です。

食生活や生活習慣の改善も毛穴の状態に影響します。糖質や脂質の多い食事は皮脂分泌を促進し、毛穴の詰まりを悪化させる場合があります。睡眠不足やストレスもホルモンバランスを乱し、皮脂分泌の増加につながることが知られています。

ターンオーバーを正常化することも毛穴ケアには欠かせません。角質が適切に代謝されることで、古い角質が毛穴に溜まりにくくなります。レチノール(ビタミンA誘導体)やナイアシンアミドなどの成分は、ターンオーバーを促進し、毛穴の目立ちを改善する効果があるとされています。

このように、毛穴ケアはクレンジングだけでなく、洗顔後のスキンケア、紫外線対策、生活習慣の見直しなど、複合的なアプローチが必要です。それでも改善が難しい場合や、より早く確実な効果を求める場合は、医療機関での治療を検討することも一つの選択肢です。

✨ クリニックで受けられる毛穴治療について

セルフケアでは改善しきれない毛穴のトラブルに対して、クリニックではさまざまな治療法が提供されています。毛穴の種類や状態に合わせた専門的な治療を受けることで、自宅ケアだけでは得られない効果が期待できます。

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸性薬剤を肌に塗布し、古い角質を溶かして取り除く治療法です。毛穴の詰まりや黒ずみ、角質の蓄積に効果的で、肌のターンオーバーを促進する効果も期待できます。ダウンタイムが少なく、比較的手軽に受けられる治療として人気があります。

レーザー治療は、特定の波長の光を皮膚に照射することで、さまざまな肌の問題にアプローチする方法です。毛穴治療においては、皮脂腺に直接作用して皮脂の分泌を抑制するもの、コラーゲンの産生を促してたるみによる毛穴拡大を改善するものなど、種類によって異なる効果があります。フラクショナルレーザーは、微小な穴を皮膚に開けることで周囲の皮膚の修復を促し、毛穴の引き締めや肌の質感改善に効果的とされています。

ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波のエネルギーを皮膚の深部に届けることで、コラーゲンの産生を促進し、肌のたるみを引き締める治療です。たるみによる毛穴の拡大に対して特に有効で、顔全体のリフトアップ効果と合わせて毛穴の目立ちを改善します。

ポテンツァなどの高周波(RF)マイクロニードル治療は、細い針で皮膚に微細な穿孔を作りながら高周波エネルギーを照射する治療法です。コラーゲンとエラスチンの産生を促し、毛穴の引き締めや肌のハリ改善に効果的です。アイシークリニック東京院でも、このような最新の毛穴治療を提供しています。

イオン導入や水光注射(スキンボトックス)も、毛穴ケアに用いられることがある治療法です。ヒアルロン酸やビタミンC誘導体などの有効成分を皮膚内部に直接届けることで、肌の保湿力を高め、毛穴を目立ちにくくする効果が期待できます。

また、にきびや皮脂腺の過活動が毛穴の詰まりの主な原因である場合は、飲み薬(ビタミンB2・B6製剤、漢方薬など)や外用薬(アダパレンなど)による薬物療法も選択肢のひとつです。特に重症のにきびや炎症を伴う毛穴トラブルには、医師の判断のもとで適切な薬物療法が行われることがあります。

クリニックでの治療は、医師が肌の状態を診断した上で最適な治療法を提案します。自己判断でのケアに限界を感じている方や、より効果的に毛穴の悩みを解決したい方は、一度専門家に相談することをおすすめします。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、毛穴の黒ずみや詰まりを主訴にご来院される患者様の多くが、クレンジングオイルを長期間使用しているにもかかわらず効果を実感できないとお悩みのケースが少なくありません。クレンジングオイルは日々の皮脂・メイク汚れの除去には非常に有効ですが、毛穴が目立つ原因はたるみや色素沈着など多岐にわたるため、セルフケアだけでは対応しきれない場合も多いのが実情です。まずは自分の毛穴タイプを正確に把握することが大切ですので、改善が見られない際はお気軽にご相談ください。」

📌 よくある質問

クレンジングオイルは毛穴の黒ずみに効果がありますか?

毛穴の出口付近に溜まった皮脂やメイク汚れを浮かせて除去する効果があり、黒ずみや詰まりの予防に役立ちます。ただし、毛穴の奥で硬くなった角栓の完全除去は難しく、色素沈着やたるみが原因の黒ずみにはクレンジングのみでの改善は期待できません。

クレンジングオイルの正しい使い方を教えてください。

乾いた手と顔に適量(約2〜3プッシュ)を使用し、やさしく円を描くようになじませます。その後、少量の水で乳化させてから38度前後のぬるま湯でしっかりすすいでください。強くこすると肌への摩擦ダメージや色素沈着の原因になるため、力を抜いて丁寧に行うことが重要です。

クレンジングオイルを毎日使っても大丈夫ですか?

メイクや日焼け止めを使用した日には有効ですが、毎日必要以上に使いすぎると、肌を守る皮脂膜まで洗い流してしまいバリア機能が低下する恐れがあります。メイクをしていない日や軽いスキンケアのみの日は、低刺激な洗顔料など肌への負担が少ない製品を選ぶことをおすすめします。

自分の毛穴タイプによってケア方法は変わりますか?

はい、毛穴タイプによってアプローチが異なります。詰まり・黒ずみ毛穴にはクレンジングと保湿の組み合わせが有効ですが、加齢による「たるみ毛穴」にはコラーゲン・弾力を高める治療が必要で、クレンジングはほぼ効果がありません。乾燥毛穴には強いクレンジングは逆効果になるため、自分のタイプを正確に把握することが大切です。

セルフケアで改善しない場合、クリニックではどんな治療が受けられますか?

アイシークリニックでは、毛穴の種類や状態に応じてケミカルピーリング、フラクショナルレーザー、ハイフ(HIFU)、RFマイクロニードル(ポテンツァ等)などの治療を提供しています。いずれも医師が肌の状態を診断したうえで最適な治療法を提案しますので、セルフケアに限界を感じている方はお気軽にご相談ください。

🎯 まとめ

クレンジングオイルは、メイクや皮脂汚れを効率よく落とす力があり、毛穴の詰まりや黒ずみを予防するうえで有効なアイテムです。ただし、毛穴が目立つ原因は一つではなく、皮脂の詰まりだけでなく、角質の蓄積、肌のたるみ、乾燥、色素沈着など多岐にわたります。そのため、クレンジングオイルだけで毛穴のすべての問題を解決することは難しいと理解しておくことが大切です。

クレンジングオイルを使う際は、適切な量を使い、やさしくなじませ、しっかり乳化させてからぬるま湯で洗い流すという正しい手順を守ることが重要です。過度な使用や強い摩擦は肌のバリア機能を損なうリスクがあるため、必要なときに適切な方法で使うことが基本です。

毛穴の種類によってケアのアプローチは異なります。詰まり毛穴にはクレンジングと保湿の組み合わせが有効で、開き毛穴には皮脂コントロールが、たるみ毛穴にはコラーゲンや弾力を高めるアプローチが必要です。自分の毛穴タイプを正確に把握し、それに合ったケアを選ぶことが毛穴ケアの近道です。

セルフケアで改善が見られない場合や、より確実な効果を求める方には、クリニックでの専門治療を検討することをおすすめします。ケミカルピーリング、レーザー治療、ハイフ、RF マイクロニードルなど、目的に合わせた多様な治療法があり、医師の診断のもとで最適な治療を受けることができます。毛穴の悩みを一人で抱え込まず、専門家のサポートを上手に活用しながら、肌の状態を根本から改善していきましょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 毛穴の詰まり・黒ずみ(開放面皰)、皮脂分泌、ターンオーバーに関する皮膚科学的な定義や知見、およびニキビ・毛穴トラブルに関する診療ガイドラインの参照
  • 日本美容外科学会 – ケミカルピーリング、フラクショナルレーザー、ハイフ(HIFU)、高周波マイクロニードル(ポテンツァ)など、クリニックで受けられる毛穴治療の各種施術に関する情報の参照
  • PubMed – クレンジングオイルの洗浄メカニズム、界面活性剤が皮膚バリア機能に与える影響、レチノール・ナイアシンアミドによる毛穴改善効果など、記事内容の科学的根拠となる査読済み論文の参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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