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「ニキビが治ったのに、跡が消えない…」そのお悩み、放置するとどんどん改善しにくくなる可能性があります。

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諦めないで!ニキビ跡には5つの種類があって、タイプを正しく見極めることが改善への近道なんです。まずは自分のタイプを知ることから始めましょう!

この記事では、ニキビ跡の種類と見分け方を丁寧に解説します。それぞれの特徴・発生メカニズムをわかりやすくお伝えします。

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目次

  1. ニキビ跡とはどんな状態?
  2. ニキビ跡の種類一覧
  3. 赤みのニキビ跡(赤色瘢痕・炎症後紅斑)の特徴と見分け方
  4. 黒ずみ・茶色いニキビ跡(炎症後色素沈着)の特徴と見分け方
  5. 白いニキビ跡(色素脱失)の特徴と見分け方
  6. クレーター状のニキビ跡(陥凹性瘢痕)の特徴と見分け方
  7. 盛り上がったニキビ跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)の特徴と見分け方
  8. 複数のタイプが混在するケースについて
  9. ニキビ跡ができやすい人の特徴
  10. ニキビ跡を悪化させないために知っておくべきこと
  11. まとめ

💡 1. ニキビ跡とはどんな状態?

ニキビ跡とは、ニキビの炎症が収まった後も肌に何らかの変化が残っている状態を指します。本来、皮膚には自己修復能力があり、軽度のニキビであれば跡を残さずきれいに治ることが多いのですが、炎症が強かったり、ニキビを繰り返したり、患部をつぶしたりといった刺激が加わることで、皮膚組織が正常に修復されずに変化が残ってしまいます。

ニキビの炎症は、毛穴に詰まった皮脂や角質を栄養源とするアクネ菌(Cutibacterium acnes)が増殖することによって引き起こされます。この炎症が真皮層(皮膚の深い部分)にまで達すると、コラーゲン繊維やエラスチンといった皮膚の構造を支えるたんぱく質が損傷を受け、跡が残りやすくなります。炎症の深さや強さ、そして個人の体質によって、残る跡の種類は大きく変わってきます。

また、ニキビ跡は医学的には「瘢痕(はんこん)」と呼ばれる場合もありますが、厳密には色素変化(赤みや黒ずみ)と組織変化(凸凹)とでは、皮膚内で起きていることが異なります。どちらも「ニキビ跡」としてまとめられることが多いですが、それぞれアプローチが異なるため、違いを理解することが大切です。

📌 2. ニキビ跡の種類一覧

ニキビ跡は大きく分けると、以下の5つのタイプに分類されます。

  1. 赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)
  2. 黒ずみ・茶色いニキビ跡(炎症後色素沈着)
  3. 白いニキビ跡(色素脱失)
  4. クレーター状のニキビ跡(陥凹性瘢痕)
  5. 盛り上がったニキビ跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)

このうち①②③は皮膚の色や色素の変化によるもので、④⑤は皮膚の凹凸など組織そのものの変化によるものです。見た目が似ていて区別しにくいこともありますが、それぞれに明確な違いがあります。以下では各タイプを詳しく見ていきましょう。

✨ 3. 赤みのニキビ跡(赤色瘢痕・炎症後紅斑)の特徴と見分け方

✅ どんな見た目?

ニキビが治まった後、赤みがそのまま残っている状態です。色は薄いピンク色から濃い赤色までさまざまで、肌のキメに沿って広がっているように見えることもあります。見た目はニキビそのものに近いため、「まだニキビが治っていないのかな」と混同しやすいタイプです。

📝 原因とメカニズム

炎症によって毛細血管が拡張し、血流が増加した状態が続くことで赤みが生じます。炎症が収まった後も、拡張した血管がすぐには元の状態に戻らないため、赤みが残ります。この状態を「炎症後紅斑(PIE:Post-inflammatory Erythema)」と呼びます。

炎症後紅斑は、比較的浅い炎症(表皮から真皮浅層レベル)によって生じることが多く、5つのタイプの中では比較的早く改善しやすい部類に入ります。ただし、繰り返しニキビができたり、紫外線を浴び続けたりすることで長引くこともあります。

🔸 見分け方のポイント

指で患部を軽く押してみてください。押すと赤みが白くなる(退色する)場合は、血管が拡張していることによる赤みであるため、炎症後紅斑の可能性が高いです。一方、押しても色が変わらない場合は、後述する色素沈着(メラニンによる茶色み)が混在しているか、または別のタイプのニキビ跡である可能性があります。

また、赤みのあるニキビ跡は肌の表面が平らであることが特徴です。触っても凸凹がなく、ただ色だけが残っているように感じるなら、炎症後紅斑を疑うとよいでしょう。

⚡ 注意すべきこと

炎症後紅斑はニキビ跡の中でも改善しやすいタイプですが、紫外線ダメージが加わると長期化したり、次第に色素沈着に移行したりすることがあります。日頃からの日焼け対策が非常に重要です。

🔍 4. 黒ずみ・茶色いニキビ跡(炎症後色素沈着)の特徴と見分け方

🌟 どんな見た目?

ニキビが治った後に、茶色や黒っぽい色の斑点が残る状態です。色の濃さは、薄い茶色から濃い黒に近い色まで幅広く、肌の色が自体が変わったような印象を受けます。シミと見た目が似ているため、「ニキビ跡なのかシミなのかわからない」と感じる方も少なくありません。

💬 原因とメカニズム

この状態は「炎症後色素沈着(PIH:Post-inflammatory Hyperpigmentation)」と呼ばれます。ニキビの炎症が刺激となり、肌内部でメラニン(黒色色素)を作るメラノサイトが過剰に活性化します。過剰に作られたメラニンが皮膚の表皮層に蓄積することで、茶色や黒っぽい色として見えるようになります。

メラニンはもともと紫外線から皮膚を守るために作られる物質ですが、炎症を受けた皮膚では過剰反応が起こりやすいのです。また、紫外線を受けることでメラニンの産生がさらに促進されるため、紫外線対策を怠ると色素沈着が濃くなりやすいという特徴があります。

✅ 見分け方のポイント

炎症後色素沈着の特徴は、皮膚の色が均一に変化していることです。触ると表面は平らで、凸凹はありません。また、色が茶色〜黒に近い色調であり、赤みはほとんどないことが多いです。

先ほどの炎症後紅斑(赤みのニキビ跡)との見分け方として、指で押したときに色が変わるかどうかを確認する方法があります。色素沈着(メラニンによるもの)の場合は、押しても色は変わりません。赤みのニキビ跡のように退色しない点が大きな違いです。

なお、ニキビ跡の色素沈着は顔の中でも額・頬・あご・鼻周りなどニキビができやすい部位に出やすく、境界がやや不明瞭なことも特徴のひとつです。

📝 肌の色味による違い

一般的に、肌の色が黒っぽい(メラニンが多い)方ほど炎症後色素沈着が生じやすく、色も濃くなる傾向があります。日本人の肌はメラニンを産生しやすい特性があるため、ニキビ跡に色素沈着が残りやすいといわれています。

💪 5. 白いニキビ跡(色素脱失)の特徴と見分け方

🔸 どんな見た目?

皮膚が白っぽく脱色したように見える状態です。白い斑点として残ることが多く、周囲の肌と比べて明らかに色が薄くなっています。日本人の場合、ニキビ跡として白いタイプになることは少ないですが、まれに見られます。

⚡ 原因とメカニズム

炎症によってメラノサイト(メラニン産生細胞)が傷ついたり壊れたりすることで、その部位だけメラニンが作られなくなり、白く見える状態です。「炎症後色素脱失」とも呼ばれます。炎症後色素沈着がメラニンの過剰産生によるものとすると、色素脱失はその逆でメラニンの産生不足・停止によるものです。

🌟 見分け方のポイント

白いニキビ跡は表面が平らで触っても凸凹はなく、ただ色だけが白くなっている状態です。似た見た目の疾患として「白斑(尋常性白斑)」がありますが、白斑はニキビとは関係なく全身に広がることがある自己免疫疾患です。ニキビができた場所と一致する形で白い部分が出現した場合は、炎症後色素脱失の可能性が高いと考えられます。

色素脱失は他のニキビ跡のタイプよりも改善が難しく、長期的なアプローチが必要になることが多いため、気になる場合は早めに皮膚科やクリニックに相談することをおすすめします。

🎯 6. クレーター状のニキビ跡(陥凹性瘢痕)の特徴と見分け方

💬 どんな見た目?

皮膚がへこんだように見えるタイプのニキビ跡です。「クレーター」や「凹み」などと表現されることが多く、視覚的にも触覚的にも肌表面の凸凹として感じられます。ニキビ跡の中でも特に目立ちやすく、悩まれる方が多いタイプです。

✅ 陥凹性瘢痕の3つのサブタイプ

陥凹性瘢痕はさらに形状によって3つのタイプに分けられます。

アイスピック型(Ice pick scars):名前の通り、鋭利なアイスピックで刺したような狭くて深い孔状のへこみです。直径は1〜2mm程度と小さいですが、深さがあり、毛穴に関連した形のことが多いです。陥凹性瘢痕の中で最も多く、改善が難しいタイプのひとつです。

ボックス型(Boxcar scars):底が平らで壁が垂直にそびえ立つような四角いへこみです。水痘(みずぼうそう)跡に似た形状で、浅いものから深いものまであります。直径は1.5〜4mm程度で、頬や側頭部によく見られます。

ローリング型(Rolling scars):波状のなだらかな起伏が連続するようなへこみです。皮膚の下の繊維化によって真皮層が牽引されることで生じます。へこみの境界が不明瞭でなだらかなため、横から光が当たったときに影ができて目立ちます。

📝 原因とメカニズム

ニキビの炎症が真皮層にまで達し、コラーゲン繊維や脂肪組織が破壊されることで、皮膚を支える構造が失われ、へこみが生じます。強い炎症を繰り返したり、ニキビをつぶすなどの物理的な刺激を加えたりすることで発生リスクが高まります。また、炎症が収まった後にコラーゲンが正常に再生されないことも原因のひとつです。

🔸 見分け方のポイント

陥凹性瘢痕は触れると凹んでいることが明確にわかります。光を斜めから当てると影ができて見えやすくなります。形状(アイスピック型・ボックス型・ローリング型)の見分け方は、へこみの深さと縁の形によって判断できます。縁が急峻で垂直ならボックス型、狭く深い孔状ならアイスピック型、なだらかな波状なら ローリング型と考えられます。

なお、陥凹性瘢痕は真皮層の構造変化によるため、時間が経っても自然には改善しにくいのが特徴です。セルフケアのみでの改善には限界があるため、クリニックでの施術を検討することが有効なケースが多くあります。

💡 7. 盛り上がったニキビ跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)の特徴と見分け方

⚡ どんな見た目?

皮膚が盛り上がったり、硬くなったりするタイプのニキビ跡です。見た目の盛り上がり方や範囲によって、「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と「ケロイド」に分けられます。

🌟 肥厚性瘢痕とケロイドの違い

肥厚性瘢痕は、傷やニキビの範囲内で皮膚が盛り上がる状態です。赤みを帯びていることが多く、時間が経つとともに徐々に平らになっていく傾向があります。痒みや痛みを伴うことがあります。

ケロイドは、もともとの傷やニキビの範囲を超えて盛り上がりが広がっていく状態です。体質的にケロイドになりやすい「ケロイド体質」の方に起こりやすく、放置すると広がり続けることがあります。肥厚性瘢痕よりも色が濃く(赤紫色や褐色)、硬く、かゆみや痛みが強いことが多いです。

ニキビ跡においては、顔よりも背中や胸などの体幹部にできるニキビでケロイドになりやすい傾向があります。

💬 原因とメカニズム

皮膚が傷ついた際に修復のためにコラーゲンが産生されますが、このコラーゲンが過剰に作られてしまうことで盛り上がりが生じます。なぜ過剰産生が起こるかについては遺伝的な体質の関与が大きく、ケロイドは特に体質的な要素が強いとされています。

✅ 見分け方のポイント

盛り上がりが元のニキビの範囲内に収まっているかどうかが、肥厚性瘢痕とケロイドを見分けるひとつの目安です。また、ケロイドは長期間経っても改善しないどころか広がっていく傾向があります。自己判断が難しいため、盛り上がりが広がっている場合や痒み・痛みが強い場合は早めに皮膚科を受診することが重要です。

📌 8. 複数のタイプが混在するケースについて

実際の肌では、ひとつのタイプのニキビ跡だけではなく、複数のタイプが混在していることが非常に多くあります。たとえば、頬には赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)と茶色い色素沈着(炎症後色素沈着)の両方がある、あるいは色素沈着とクレーター(陥凹性瘢痕)が重なっているといったケースは珍しくありません。

また、同じ部位に炎症後紅斑(赤みが残る段階)から炎症後色素沈着(時間の経過とともに茶色みに変わる段階)へと変化していくこともあります。これはメラニンの産生が遅れて出てくるためで、「赤みが消えたと思ったら今度は茶色くなった」という経験をされる方がいるのはこのためです。

複数のタイプが混在している場合は、それぞれのタイプに対して適切なアプローチを組み合わせる必要があります。自分の肌状態を正確に把握するためには、皮膚科やクリニックでの専門的な診断を受けることが最も確実です。

✨ 9. ニキビ跡ができやすい人の特徴

ニキビができてもほとんど跡が残らない人もいれば、少しのニキビでも跡になりやすい人もいます。この違いには、いくつかの要因が関係しています。

📝 炎症が強かったり長引いたりするニキビ

赤くなって膿んでいるような炎症性ニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)は、真皮層にまでダメージが及びやすく、跡が残るリスクが高くなります。白ニキビ・黒ニキビのような非炎症性ニキビに比べると、炎症を伴うものの方がニキビ跡になりやすいといえます。

🔸 ニキビを触ったりつぶしたりする習慣がある

ニキビを手でつぶすと、膿や細菌が皮膚のより深い部分に広がり、炎症が悪化します。また、皮膚組織を物理的に傷つけることになるため、コラーゲンの損傷や過剰産生が起こりやすくなります。手で触る・ピンセットでつぶすといった行為は、ニキビ跡を作る大きなリスク要因のひとつです。

⚡ 紫外線ダメージを受けやすい環境にある

紫外線はメラニンの産生を促進するため、炎症中や炎症後の肌が紫外線を浴びると、色素沈着が強くなりやすいです。日焼け止めを使用していない、または屋外での活動が多い場合は、色素沈着のニキビ跡が残りやすくなります。

🌟 肌の再生力や体質の違い

肌のターンオーバー(新陳代謝)が遅い方は、ニキビ跡が回復しにくい傾向があります。加齢によってターンオーバーは遅くなるため、10代のうちにできたニキビ跡より、20代・30代以降にできたニキビ跡の方が改善に時間がかかりやすいとされています。また、遺伝的にケロイド体質の方は盛り上がりのある瘢痕ができやすくなります。

💬 ニキビを繰り返している

同じ部位に何度もニキビができると、そのたびに皮膚組織がダメージを受け、修復が追いつかなくなります。繰り返すことで陥凹性瘢痕(クレーター)が深くなったり、色素沈着が蓄積されたりすることがあります。ニキビそのものを適切に治療し、再発を防ぐことがニキビ跡の予防にもつながります。

🔍 10. ニキビ跡を悪化させないために知っておくべきこと

ニキビ跡は、その後のケアや生活習慣によって悪化することもあれば、ある程度自然に改善することもあります。日常生活の中で心がけておきたいポイントをまとめます。

✅ 紫外線対策を徹底する

ニキビ跡が残っている部位は、特に紫外線の影響を受けやすい状態にあります。紫外線によってメラニンの産生が促され、色素沈着が濃くなったり長引いたりします。日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線を遮断することが重要です。曇りの日にも紫外線は降り注ぐため、天気に関わらず対策を続けることが大切です。

📝 ニキビや跡に触れる刺激を避ける

炎症中のニキビはもちろん、ニキビ跡が残っている部位も過度な摩擦や刺激を避けるべきです。洗顔の際に強くこすったり、ファンデーションで厚く覆ったりすることも刺激になります。優しく洗い、しっかり保湿することが肌の回復を助けます。

🔸 肌のターンオーバーを整える生活習慣

睡眠不足・栄養不足・ストレスはターンオーバーを乱す主な要因です。特に皮膚の再生には成長ホルモンが関与しており、十分な睡眠が欠かせません。バランスの取れた食事(特にビタミンC・ビタミンE・亜鉛などはニキビ跡の改善を助ける栄養素とされています)と規則正しい生活が肌の回復をサポートします。

⚡ ニキビを適切に治療する

ニキビ跡を作らないためには、ニキビができた時点で早めに適切な治療を行うことが最善策です。市販の薬での対処が難しい場合や、何度もニキビが繰り返す場合は、皮膚科で処方薬(抗生物質や過酸化ベンゾイルなど)による治療を受けることを検討してください。炎症を早期に抑えることが、ニキビ跡の形成リスクを下げます。

🌟 セルフケアに限界を感じたら専門家に相談を

市販の美容液やクリームなどのスキンケアで改善できるニキビ跡には限界があります。特に陥凹性瘢痕(クレーター)や肥厚性瘢痕・ケロイドは、皮膚の深い部分の構造変化によるものであり、外からの保湿・美白ケアのみでは改善が難しいのが現実です。このような場合は、皮膚科やクリニックで専門的な施術(レーザー治療・ケミカルピーリング・マイクロニードルなど)を検討することが有効です。

アイシークリニック東京院では、ニキビ跡の状態を丁寧に診察したうえで、それぞれのタイプに適した治療法をご提案しています。「どのタイプのニキビ跡なのかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「ニキビは治ったはずなのに肌が気になる」というお悩みでご来院される方が多く、実際に診察してみると赤みと色素沈着、さらにクレーターが混在しているケースが少なくありません。ニキビ跡はタイプによってアプローチがまったく異なるため、自己判断でのケアに限界を感じる前に、まず正確な診断を受けることがとても大切です。最近の傾向として、早い段階からご相談いただいた方ほど改善の選択肢が広がりやすいため、「たかがニキビ跡」と放置せず、どうぞお気軽にご相談ください。」

💪 よくある質問

ニキビ跡の赤みと色素沈着はどうやって見分ければいいですか?

指で患部を軽く押してみることで見分けられます。押したときに赤みが白く退色する場合は炎症後紅斑(赤みのニキビ跡)、押しても色が変わらない場合はメラニンによる炎症後色素沈着(茶色いニキビ跡)の可能性が高いです。また、赤みは比較的早く改善しやすい一方、色素沈着は改善に時間がかかる傾向があります。

クレーター状のニキビ跡にはどんな種類がありますか?

クレーター状のニキビ跡(陥凹性瘢痕)は3つのタイプに分けられます。①狭くて深い孔状の「アイスピック型」、②底が平らで縁が垂直な「ボックス型」、③なだらかな波状の起伏が続く「ローリング型」です。それぞれ形状と深さが異なり、改善のアプローチも変わります。陥凹性瘢痕は真皮層の構造変化によるため、セルフケアだけでは改善が難しいケースが多いです。

ニキビ跡ができやすい人にはどんな特徴がありますか?

主に以下のような特徴が挙げられます。①赤ニキビや黄ニキビなど炎症の強いニキビができやすい、②ニキビを手でつぶす習慣がある、③紫外線対策をしていない、④肌のターンオーバーが遅い(加齢や生活習慣の乱れなど)、⑤同じ部位にニキビを繰り返す。これらの要因が重なるほどニキビ跡が残るリスクが高まるため、早期治療と生活習慣の見直しが重要です。

ニキビ跡を悪化させないために日常でできることはありますか?

主に4つのポイントが大切です。①曇りの日も含めて毎日日焼け止めを使用し紫外線対策を徹底する、②ニキビや跡を触ったり強くこすったりしない、③十分な睡眠・バランスの取れた食事(ビタミンC・E・亜鉛など)で肌のターンオーバーを整える、④ニキビができた際は早めに適切な治療を受けて炎症を長引かせない、の4点が基本となります。

ニキビ跡はセルフケアで改善できますか?クリニックへの相談が必要なのはどんな場合ですか?

赤みや軽度の色素沈着はスキンケアや紫外線対策でゆっくり改善する場合がありますが、クレーター(陥凹性瘢痕)や盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)は真皮層の構造変化によるため、外からの保湿・美白ケアのみでの改善は困難です。また、複数のタイプが混在している場合も自己判断が難しいため、アイシークリニックのような専門クリニックへの相談をおすすめします。早期に相談するほど改善の選択肢が広がります。

🎯 まとめ

ニキビ跡には大きく5つの種類があり、それぞれに異なる原因・特徴・見分け方があります。赤みのニキビ跡(炎症後紅斑)は指で押すと退色し、表面が平らなのが特徴です。茶色い色素沈着(炎症後色素沈着)は押しても色が変わらず、メラニンの過剰産生によるものです。白いニキビ跡(色素脱失)はメラノサイトが傷つくことで生じる比較的まれなタイプです。クレーター状のへこみ(陥凹性瘢痕)は形状によってアイスピック型・ボックス型・ローリング型に分かれ、真皮層の構造変化によるものです。盛り上がりのあるニキビ跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)はコラーゲンの過剰産生が原因で、ケロイドは元の範囲を超えて広がる点が異なります。

多くの場合、これらのタイプが混在していることもあり、自己判断が難しいケースもあります。大切なのは、自分のニキビ跡がどのタイプに属するのかを正確に把握し、それに合ったアプローチを選ぶことです。日常のスキンケアで改善できるものもあれば、クリニックでの専門的な治療が必要なものもあります。「なかなか改善しない」「どうしたらいいかわからない」と感じたときは、ひとりで悩まず、ぜひ専門家に相談することをおすすめします。ニキビ跡は適切なケアと治療によって改善できる可能性があります。自分の肌の状態をしっかりと理解することが、回復への近道となるでしょう。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ(尋常性痤瘡)の炎症メカニズム、アクネ菌(Cutibacterium acnes)の関与、炎症後色素沈着・瘢痕形成のメカニズムに関する医学的根拠として参照
  • 日本形成外科学会 – 瘢痕(はんこん)・ケロイド・肥厚性瘢痕の定義、分類、発生メカニズム、コラーゲン過剰産生との関連に関する専門的解説として参照
  • PubMed – 炎症後色素沈着(PIH)・炎症後紅斑(PIE)・陥凹性瘢痕(アイスピック型・ボックス型・ローリング型)の分類および病態に関する国際的な医学文献として参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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