よくある質問(FAQ)
アイシークリニック東京院は、シミ・くすみ・肝斑などの美肌治療を専門とするクリニックです。このページでは、患者様からよくいただくご質問とその回答をまとめています。日本形成外科学会専門医の指導のもと正確な医療情報をお届けします。
目次
- シミに関するご質問
- 肝斑に関するご質問
- そばかす・ADMに関するご質問
- 治療方法・費用に関するご質問
- アイシークリニック東京院に関するご質問
シミに関するご質問
シミ(色素斑)には様々な種類があり、原因や治療法が異なります。正しい診断に基づいた適切な治療が重要です。
シミには主に以下の種類があります。老人性色素斑(日光性色素斑)は紫外線が原因の最も一般的なシミです。肝斑は頬骨付近に左右対称にできる薄茶色のシミで、ホルモンバランスが関係します。そばかす(雀卵斑)は遺伝的要因で幼少期からできる小さな斑点です。ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は真皮にできる青みがかったシミです。種類によって治療法が異なります。
シミの主な原因は紫外線です。紫外線を浴びるとメラノサイト(色素細胞)がメラニンを生成し、これが蓄積してシミになります。その他、加齢によるターンオーバーの低下、ホルモンバランスの乱れ(妊娠、ピル服用など)、炎症後の色素沈着(ニキビ跡、傷跡など)、摩擦による刺激なども原因となります。
シミの種類によって異なります。炎症後色素沈着(ニキビ跡などのシミ)は、ターンオーバーにより数ヶ月〜1年程度で自然に薄くなることがあります。しかし、老人性色素斑や肝斑、ADMなどは自然に消えることはほとんどなく、むしろ時間とともに濃くなったり増えたりする傾向があります。気になるシミは早めに専門医に相談することをお勧めします。
シミ取りは主に美容皮膚科で行います。一般皮膚科では保険適用のシミ治療(扁平母斑、太田母斑など一部のシミ)を行いますが、老人性色素斑や肝斑などの一般的なシミは自費診療となるため、レーザー機器が充実した美容皮膚科が適しています。ただし、シミに見えて実は皮膚がんという場合もあるため、まずは診断を受けることが大切です。
シミ取りレーザー後に一時的にシミが濃くなる「戻りジミ」(炎症後色素沈着、PIH)が起こることがあります。これはレーザーの刺激でメラニンが一時的に増える反応で、日本人を含むアジア人に起こりやすい現象です。通常3〜6ヶ月で自然に薄くなります。術後の紫外線対策と摩擦を避けることで予防・軽減できます。
シミの種類と濃さによって必要な治療回数は異なります。薄い老人性色素斑は1回のレーザー治療で取れることが多いですが、濃いシミや深い位置にあるシミ(ADMなど)は3〜5回以上の治療が必要な場合があります。肝斑はレーザートーニングを5〜10回程度繰り返す治療が一般的です。カウンセリング時に目安の回数をお伝えします。
シミとほくろは見た目が似ていることがありますが、医学的には異なるものです。シミ(色素斑)はメラニン色素が皮膚に沈着したもので、基本的に平坦です。ほくろ(色素性母斑)はメラノサイト(色素細胞)自体が増殖したもので、盛り上がることもあります。ほくろは悪性化のリスクがあるため、急に変化した場合は専門医の診察を受けてください。
シミ予防で最も重要なのは紫外線対策です。日焼け止め(SPF30以上、PA+++以上)を毎日塗り、帽子や日傘を活用してください。曇りの日や室内でも紫外線は届くため、年間を通じた対策が必要です。また、ビタミンCやトラネキサム酸などの美白成分を含むスキンケア、十分な睡眠、バランスの良い食事も肌の健康維持に効果的です。
肝斑に関するご質問
肝斑は30〜40代の女性に多く見られるシミで、通常のシミとは異なる治療アプローチが必要です。
肝斑(かんぱん)は、頬骨の上や額、鼻の下などに左右対称にできる薄茶色のシミです。30〜40代の女性に多く発症し、妊娠やピルの服用をきっかけに現れることからホルモンバランスが関係していると考えられています。境界がぼんやりしていて、広範囲にもやもやと広がるのが特徴です。通常のシミ取りレーザーでは悪化することがあるため、専門的な診断と治療が必要です。
肝斑と普通のシミ(老人性色素斑)の主な違いは、肝斑は左右対称に広がること、境界がぼんやりしていること、頬骨や額など特定の部位にできやすいことです。老人性色素斑は境界がはっきりしていて、左右非対称にポツポツとできます。ただし、肝斑と老人性色素斑が混在していることも多く、正確な診断には専門医の診察が必要です。
肝斑には通常のシミ取りレーザー(Qスイッチレーザーなど)を使用すると悪化するリスクがあります。しかし、レーザートーニング(低出力のレーザーを繰り返し照射する方法)は肝斑治療に効果があります。また、トラネキサム酸の内服薬や外用薬、ビタミンCなどを併用した複合的な治療が一般的です。治療には正確な診断と適切なレーザー設定が重要です。
肝斑は体質やホルモンバランスが関係するため、完治というよりはコントロールするという考え方が一般的です。治療によって薄くなっても、紫外線や摩擦、ホルモン変化などをきっかけに再発することがあります。しかし、継続的なケアと生活習慣の改善で、良好な状態を維持することは可能です。閉経後に自然と薄くなるケースも多いです。
トラネキサム酸は肝斑治療に効果があることが医学的に認められています。メラニンの生成を抑制する作用があり、内服薬として1日750〜1500mgを数ヶ月間服用するのが一般的な治療法です。外用薬として塗布することもあります。レーザートーニングや美白化粧品と併用することで、より高い効果が期待できます。服用前に医師の診察を受けてください。
肝斑を悪化させる主な要因は、紫外線、摩擦、ホルモン変化です。紫外線対策を怠ると悪化します。また、洗顔やマッサージでの過度な摩擦、タオルでゴシゴシ拭く行為も刺激となります。ピルの服用や妊娠でホルモンバランスが変化すると濃くなることがあります。ストレスや睡眠不足も間接的に影響するため、生活習慣の見直しも大切です。
そばかす・ADMに関するご質問
そばかすやADMは一般的なシミとは原因や治療法が異なります。それぞれの特徴についてご説明します。
そばかす(雀卵斑)はレーザー治療やIPL(光治療)で薄くすることができます。そばかすは表皮にメラニンが沈着した状態なので、メラニンに反応するレーザーが効果的です。ただし、そばかすは遺伝的な体質が関係するため、治療後も紫外線を浴びると再発することがあります。継続的な紫外線対策が重要です。
そばかすとシミ(老人性色素斑)の主な違いは、発症時期と形状です。そばかすは遺伝的要因で幼少期から現れ、直径1〜5mm程度の小さな斑点が鼻を中心に散在します。シミは加齢や紫外線の蓄積で20代以降に現れ、比較的大きく境界がはっきりしています。そばかすは思春期に濃くなり、加齢とともに薄くなる傾向があります。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、真皮(皮膚の深い層)にメラノサイトが増殖してできるシミの一種です。頬や額、鼻に灰色〜青褐色の色素斑として現れ、20代以降に発症します。表皮にできる通常のシミより深い位置にあるため、一般的な美白化粧品では効果がなく、Qスイッチレーザーなどの深部まで届くレーザー治療が必要です。
ADMと肝斑は見た目が似ていることがありますが、ADMは灰色〜青褐色で小さな点状に分布することが多く、肝斑は茶色でぼんやりと広がります。ADMは頬の外側に多く、肝斑は頬骨の上に広がります。両者が混在していることも多く、治療法が異なるため、専門医による正確な診断が重要です。当院ではダーモスコピーなどを用いて診断します。
ADMの治療は通常3〜5回以上のレーザー照射が必要です。ADMは真皮にあるため、1回の治療で完全に取り除くことは難しく、複数回に分けて段階的に薄くしていきます。治療間隔は2〜3ヶ月程度で、完了までに1年以上かかることもあります。治療後は一時的に濃くなることがありますが、徐々に薄くなっていきます。
治療方法・費用に関するご質問
当院で提供しているシミ治療の方法と費用についてご説明します。
シミ治療の主な方法には、Qスイッチレーザー(濃いシミを1回で除去)、ピコレーザー(短いパルスで色素を細かく破壊)、レーザートーニング(低出力で肝斑や肌全体を改善)、IPL/フォトフェイシャル(広範囲の薄いシミやくすみ改善)、ケミカルピーリング(ターンオーバー促進)、外用薬(ハイドロキノン、トレチノイン)、内服薬(トラネキサム酸、ビタミンC)などがあります。シミの種類に応じて最適な治療法を選択します。
シミ取りレーザーの費用はシミの大きさと数によって異なります。Qスイッチレーザーやピコレーザーによるスポット照射は、5mm以下で5,000〜10,000円程度、10mm以下で10,000〜20,000円程度が目安です。レーザートーニングやIPLは顔全体で1回15,000〜30,000円程度で、複数回の治療が必要です。詳しい費用はカウンセリング時にお伝えします。
一般的なシミ(老人性色素斑、肝斑、そばかすなど)の治療は美容目的となるため、健康保険は適用されず自費診療となります。ただし、扁平母斑、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着など一部のシミは保険適用でレーザー治療が受けられます。診察時に保険適用の可否を判断しご説明いたします。
ピコレーザーとQスイッチレーザーの主な違いはパルス幅(照射時間)です。ピコレーザーはピコ秒(1兆分の1秒)、Qスイッチレーザーはナノ秒(10億分の1秒)で照射します。ピコレーザーはより短いパルスでメラニンを細かく粉砕するため、周囲組織へのダメージが少なく、ダウンタイムも短い傾向があります。ただし、シミの種類によってはQスイッチレーザーが適している場合もあります。
フォトフェイシャル(IPL)とレーザーは光の性質が異なります。レーザーは単一波長の光でピンポイントにメラニンを破壊するため、濃いシミに効果的です。IPLは複数波長の光を広範囲に照射するため、薄いシミ、くすみ、赤み、毛穴など複数の肌悩みに同時にアプローチできます。肌全体のトーンアップにはIPL、濃いシミ除去にはレーザーが適しています。
ダウンタイムは治療法によって異なります。Qスイッチレーザーやピコスポット照射後は、照射部位にかさぶたができ1〜2週間で自然に剥がれます。その間はテープ保護が必要です。レーザートーニングやIPLはダウンタイムがほとんどなく、直後からメイク可能です。いずれも治療後は紫外線対策が重要で、日焼け止めの使用を徹底してください。
ハイドロキノンはメラニンの生成を抑制する美白成分で、「肌の漂白剤」とも呼ばれます。シミの予防と薄いシミの改善に効果があり、レーザー治療の前後に併用することで効果を高めることができます。市販品より高濃度の医療用ハイドロキノン(4%以上)は医師の処方が必要です。使用中は紫外線に敏感になるため、日焼け止めの併用が必須です。
アイシークリニック東京院に関するご質問
当院へのアクセスや診療体制についてご案内します。
アイシークリニック東京院の診療時間は10:00〜19:00です(休診時間14:00〜15:00、最終受付18:30)。土日も診療しており、平日お忙しい方もご来院いただけます。年末年始など一部休診日がありますので、詳しくはお電話またはウェブサイトでご確認ください。
アイシークリニック東京院は、東京駅八重洲口から徒歩3分の場所にあります。住所は東京都中央区日本橋3丁目6−2 日本橋フロント 3Fです。東京駅八重洲中央口を出て、外堀通りを日本橋方面に進んだ場所にあります。地下鉄日本橋駅からも徒歩5分でアクセス可能です。
当院は予約制となっております。お電話(0120-000-702)またはウェブサイトからご予約ください。予約なしでもご来院いただけますが、予約の方を優先してご案内するため、お待ちいただく場合があります。初めての方はカウンセリングのお時間を設けておりますので、事前予約をお勧めします。
アイシークリニック東京院では、シミ・肝斑・くすみ・そばかすなどの美肌治療を専門としています。Qスイッチレーザー、ピコレーザー、レーザートーニング、IPL(フォトフェイシャル)など各種レーザー治療に対応しています。また、形成外科専門医による粉瘤や脂肪腫などの日帰り手術も行っています。
はい、カウンセリングのみのご来院も歓迎しております。お肌の状態を診察し、シミの種類を正確に診断した上で、最適な治療法と費用をご説明いたします。複数の治療法の比較や、治療計画のご相談も可能です。当日の治療を強制することはありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
監修医師
このページの内容は、アイシークリニック東京院の日本形成外科学会認定形成外科専門医の指導のもと監修医師が監修しています。シミ・肝斑・美肌治療について、正確で信頼性の高い医療情報の提供に努めています。
参考文献
- 日本皮膚科学会
- 日本形成外科学会
- 日本レーザー医学会
- Solar Lentigo – StatPearls – NCBI Bookshelf
- Melasma – StatPearls – NCBI Bookshelf
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務