ワキガ(腋臭症)は、多くの方が人知れず悩みを抱えているデリケートな問題です。特に日本では、欧米と比較してワキガの発生頻度が約10%と少ないことから、症状を持つ方が周囲との違いを強く意識してしまう傾向にあります。通勤電車やオフィス、大切な商談の場面など、日常生活のさまざまなシーンで臭いを気にされている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、従来の手術に代わる新しいワキガ治療法として注目されている「ビューホット(ViewHOT)」について、その仕組みや効果、治療の流れ、注意点などを詳しく解説します。東京駅に隣接する八重洲・日本橋エリアは、近年大規模な再開発が進み、医療施設へのアクセスも格段に向上しています。お仕事の合間やお買い物のついでに治療を受けられる環境が整いつつあるこのエリアで、ワキガの悩みを解消する第一歩を踏み出してみませんか。

🔍 第1章|ワキガ(腋臭症)とは何か
📋 ワキガの定義と特徴
ワキガは医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」または「アポクリン臭汗症」と呼ばれる状態を指します。脇の下から発せられる独特の刺激臭が特徴で、その臭いは一般的な汗の臭いとは明らかに異なります。
ワキガ特有の臭いは、硫黄臭やスパイシー臭、脂肪酸臭という3種類の臭いで構成されており、これらのバランスによって、硫黄や鉛筆の芯、あるいは生乾きの雑巾のような臭いとして感じられることがあります。
日本皮膚科学会によると、臭いの程度は以下のように分類されています。
- レベル1:鼻を脇に直接近づけないと臭わない程度
- レベル2:近づくと臭う程度
- レベル3:1メートル以内で臭う程度
- レベル4:1メートル以上離れていても臭う程度
- レベル5:部屋に入っただけで臭う程度
一般的にレベル3以上の場合に治療が検討されることが多いとされています。
⚙️ ワキガが発生するメカニズム
人間の皮膚には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗腺が存在します。エクリン汗腺は全身に分布し、主に体温調節のために水分を含んだサラサラとした汗を分泌します。この汗は約99%が水分で、残りのほとんどが塩分であり、基本的に無臭です。
一方、アポクリン汗腺は脇の下、耳の中(外耳道)、乳輪、陰部、肛門周囲など、体の限られた部位にのみ存在します。アポクリン汗腺から分泌される汗には、タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分などの成分が含まれており、やや粘り気があって乳白色をしています。
この汗自体は無臭ですが、皮膚表面に存在する常在菌(主に表皮ブドウ球菌)によって汗に含まれる脂肪酸が分解されると、独特の臭いを発生させます。具体的には、「3メチル2へキセノイン酸」という物質が臭いの原因として知られています。
ワキガ体質の方は、このアポクリン汗腺の数が多い、一つ一つの汗腺が大きい、あるいは汗腺の働きが活発であるという特徴を持っています。
🧬 遺伝とワキガの関係
ワキガは遺伝的要因が非常に大きく関与する体質です。日本医科大学の研究によると、アポクリン汗腺の分泌物の質には「ABCC11遺伝子」が関与しているとされており、ワキガは常染色体優性遺伝の形で受け継がれます。
具体的な遺伝確率としては、以下のようになります:
- 両親のどちらかがワキガの場合:子どもに遺伝する確率が約50%
- 両親ともにワキガの場合:約80%の確率で子どももワキガになる
また、ワキガ体質の方は耳垢が湿っている「湿性耳垢(アメ耳)」であることが多く、腋臭症患者の約98%が湿性耳垢を持つという報告もあります。逆に、湿性耳垢の方の約80%にワキガが認められるとされています。
この遺伝的背景から、日本人(新モンゴロイド)は世界的に見てワキガの発生頻度が低い民族とされています。欧米では約70〜100%の人がワキガ体質であるのに対し、日本人でワキガ体質の割合は約10〜16%程度にすぎません。
📈 ワキガが発症しやすい時期
アポクリン汗腺は性ホルモンの影響を強く受けるため、ワキガの症状は思春期(10〜15歳頃)に発症することが多いとされています。
- 女性:初潮を迎える前後の時期
- 男性:約18歳頃が平均的な発症年齢
第二次性徴によりアポクリン汗腺が発達し、活動が活発になることで臭いが顕在化します。また、女性の場合は月経周期や妊娠、出産、更年期など、ホルモンバランスが大きく変動する時期にワキガの症状が強くなることがあります。
🔬 第2章|ワキガの診断方法
✅ セルフチェックの方法
ワキガかどうかを確認する一つの方法として、以下のような項目をチェックすることができます。複数の項目に該当する場合は、ワキガの可能性が高いと考えられます。
- 耳垢が湿っている(溶けたキャラメルのような状態)
- 衣類の脇部分に黄色いシミができやすい
- 両親または片親がワキガ体質である
- 脇毛の量が多い、または脇毛に白い粉状のものが付着する
- 他人から臭いを指摘されたことがある
- 脇汗をよくかく
ただし、これらはあくまで参考であり、正確な診断は医療機関で受けることが重要です。
🏥 医療機関での診断
医療機関での診断は、問診と客観的な検査を組み合わせて行われます。
問診では、以下の項目を確認します:
- 症状が現れ始めた時期
- 家族歴の有無
- 日常生活への影響度
- これまでの対処法
客観的な検査としては「ガーゼテスト」が広く用いられています。これは、脇の下に清潔なガーゼを5〜15分程度挟んでもらい、そのガーゼの臭いを医師や医療スタッフが嗅いで評価する方法です。この「昭和大方式のガーゼテスト」では、臭いの強さを5段階で判定します。
また、耳垢の状態確認や、衣類の脇部分の黄ばみの有無なども診断の参考にされます。
⚕️ 第3章|従来のワキガ治療法
💊 保存的治療(手術以外の方法)
ワキガの治療法は、大きく分けて保存的治療(非手術的治療)と手術的治療に分類されます。
保存的治療としては、以下のような方法があります:
- 制汗剤・デオドラント製品:最も手軽に試せる方法。殺菌作用や制汗作用のある薬剤を脇に塗布
- ボトックス注射:エクリン汗腺からの発汗を抑制。効果の持続期間は3〜6ヶ月程度
- 脱毛治療:脇毛があると汗や皮脂が付着しやすく細菌の繁殖が促進されるため
ボトックス注射は、重度の原発性腋窩多汗症には保険適用となる場合もあります。軽度のワキガであれば、これらの保存的治療で十分な効果を得られることもあります。
🔪 手術的治療(剪除法)
剪除法(せんじょほう)は、脇の皮膚を切開し、アポクリン汗腺を目視で確認しながら除去する方法です。皮弁法とも呼ばれ、現在、ワキガ治療において保険適用が認められている唯一の手術方法です。
この手術では、脇の下のしわに沿って3〜5センチメートル程度切開し、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を一つ一つハサミで切除していきます。術者が直接目で確認しながら汗腺を除去するため、高い治療効果が期待でき、一般的にアポクリン汗腺の80〜90%を除去できます。
しかしながら、剪除法には以下の課題があります:
- 術後約1〜2週間の脇の圧迫固定が必要
- 腕を水平より上に挙げることが制限される
- 入浴制限により日常生活に相当の支障
- 脇に傷跡が残る可能性
- 血腫、感染、皮膚壊死、神経損傷によるしびれなどのリスク
⚡ 第4章|ビューホット(ViewHOT)とは
📱 ビューホットの概要と開発背景
ビューホットは、韓国のshenb社が開発した「切らないワキガ・多汗症治療」のための医療機器です。正式名称は「ViewHOT」といい、フラクショナルRF(高周波)技術を応用したマイクロニードルRF治療器に分類されます。日本では2014年頃から導入が始まり、手術以外のワキガ治療法として注目を集めています。
ビューホットは、従来の外科手術のデメリットである以下の問題を解決することを目指して開発されました:
- 「傷跡」
- 「長期のダウンタイム」
- 「圧迫固定の必要性」
🔬 ビューホットの治療原理
ビューホットの治療原理は、極細の針(30ゲージニードル)を皮膚に刺入し、その針先から高周波(RF)エネルギーを照射することで汗腺を熱破壊するというものです。
専用のハンドピースには、36本の極細針が配置されたカートリッジが装着されています。この針を皮膚に刺入すると、針先のみから高周波が出力され、汗腺に直接熱エネルギーを伝えます。高周波によって発生した熱(最高78℃)が汗腺組織を凝縮・破壊し、その機能を停止させます。
重要な特徴として、照射の深度を0.1ミリメートル単位で調整できる点があります。
- エクリン汗腺:比較的浅い層(皮膚表面から約1〜2ミリメートル)
- アポクリン汗腺:より深い層(約2〜5ミリメートル)
患者一人ひとりの皮膚の厚さや汗腺の分布に合わせて、4〜6段階の深度で照射を行います。これにより、両方の汗腺に対して効果的にアプローチすることが可能です。
また、ハンドピースの先端には「クーリングプレート」と呼ばれる冷却装置が搭載されており、照射中も皮膚表面を冷却し続けます。これにより、表皮への熱ダメージや火傷のリスクを最小限に抑えながら治療を行うことができます。
📊 治療効果と臨床成績
ビューホットの治療効果については、いくつかの臨床データが報告されています。
- 171名に対する臨床試験:1回の治療後1ヶ月時点で95.9%の改善率(メトラス株式会社資料)
- Gクリニックでの集計(235例):6〜12ヶ月のフォローアップにおいて、2回以上の治療を要した患者はわずか3.1%(7例)
大多数の患者は1回の治療で効果を実感できるとされていますが、ガーゼテストでグレード4(部屋に入っただけで臭いがわかる)といった重症例では、2回以上の治療が必要になることもあります。
一般的な効果の目安として、1回の施術で以下の破壊率が期待できます:
- アポクリン汗腺:約70%
- エクリン汗腺:約50%
一度破壊された汗腺は基本的に再生しないため、効果は半永久的に持続します。ただし、成長期の方の場合は、残存する汗腺が発達して再発する可能性があることに注意が必要です。
📋 第5章|ビューホット治療の流れ
🗣️ カウンセリングと診察
ビューホット治療を受ける前に、まず医師によるカウンセリングと診察が行われます。
カウンセリングでは、以下の項目を確認します:
- 臭いや汗に関する悩み
- これまでの対処法
- 生活への影響度
- ワキガ治療の選択肢についての説明
診察では、臭いの程度を確認するためのガーゼテストが行われることがあります。ガーゼを脇に15〜30分程度挟み、そのガーゼの臭いを医師が確認して重症度を判定します。この結果に基づいて、照射の設定(深度や出力)を決定します。
📅 治療当日の流れ
治療当日は、概ね以下のような流れで進みます。
- マーキング:治療効果を高めるため、脇の有毛部よりやや広い範囲にマーキング
- 局所麻酔:注射による麻酔で、照射中の痛みをほとんど感じなくなる
- ビューホット照射:臭いの強さや汗の量に応じて設定を調整し、深度を段階的に変えながら治療
- 冷却・処置:皮膚へのダメージを軽減するために15〜20分ほど冷却し、軟膏を塗布してガーゼで保護
両脇の治療で約30〜40分程度です。痛みに不安がある方には、笑気鎮静や静脈麻酔を併用するクリニックもあります。
🏠 術後の経過とケア
ビューホット治療後の経過は、一般的に以下のような流れをたどります。
治療直後〜数日:
- 治療直後:針を刺した部位に赤みが見られる(正常な反応)
- 治療当日:患部を濡らさないよう注意
- 翌日から:シャワー・軽いスポーツ可能
- 2〜3日:軽い腫れや痛み、激しいスポーツは控える
治療後1週間〜3ヶ月:
- 約1週間:針の刺入部のかさぶたが自然に取れる
- 1〜3ヶ月:色素沈着が徐々に薄くなる
- 約3ヶ月:治療効果が安定
治療効果の安定には約3ヶ月程度かかります。この期間は破壊された汗腺の周辺で炎症反応が続いているため、一時的に臭いや汗が気になることがあります。効果の判定は、この期間を過ぎてから行うことが推奨されます。
⚖️ 第6章|ビューホットのメリットとデメリット
✅ ビューホットのメリット
ビューホット治療には、以下のようなメリットがあります。
- 傷跡が残りにくい:皮膚を切開しないため、極細の針による針跡は時間とともにほぼ消失
- ダウンタイムが短い:圧迫固定不要で、治療翌日からシャワー可能
- 治療時間が短い:両脇で30〜40分程度
- 脇以外の部位も治療可能:乳輪(チチガ)、陰部(すそワキガ)、手のひら、足の裏など
- 他の治療後でも施術可能:過去に手術やミラドライで効果不十分だった方への追加治療も可能
❌ ビューホットのデメリットと注意点
一方で、ビューホット治療にはいくつかのデメリットや注意点もあります。
- 保険適用外:30万円前後の自由診療(剪除法は約5万円)
- 医療機器としての認可なし:厚生労働省や米国FDA、韓国のいずれからも認可を受けていない
- 重度ワキガでは複数回治療が必要:特にガーゼテストでグレード4以上の場合
- 治療効果に個人差:すべての方に同じ効果が得られるわけではない
- 成長期の方は再発リスク:11〜30歳の方は残存汗腺が発達する可能性
⚠️ 考えられる副作用・合併症
ビューホット治療は比較的安全性の高い治療とされていますが、以下のような副作用・合併症が起こる可能性があります。
- 一時的な赤み・腫れ:ほぼすべての方に見られる反応、数日〜数週間で改善
- 色素沈着:針の刺入部に一時的、通常3ヶ月程度で消失
- 内出血:まれに起こるが1〜2週間で吸収
- 火傷のリスク:クーリングプレートで最小限に抑制されているが、ゼロではない
- 腕のしびれ:脇の下を走る腕神経叢への熱刺激により一時的、通常1週間程度で改善
🔄 第7章|ビューホットとミラドライの比較
📡 ミラドライとは
ミラドライは、ビューホットと並んで「切らないワキガ・多汗症治療」として知られる治療機器です。米国のMiramar Labs社が開発し、マイクロ波(電磁波)を利用して汗腺を破壊します。
ミラドライの特徴は、皮膚を切開せず、また針も刺さずに、皮膚の上からマイクロ波を照射するだけで治療できる点です。マイクロ波は水分に反応して熱を発するため、汗腺に集中的にエネルギーを与えることができます。
ミラドライは日本の厚生労働省から薬事承認を取得しており(原発性腋窩多汗症に対する治療機器として)、また米国FDAからも認可を受けています。これにより、効果と安全性が公的に認められている治療法といえます。
⚔️ 両者の比較
ビューホットとミラドライには、それぞれ特徴があります。
| 項目 | ビューホット | ミラドライ |
|---|---|---|
| 治療原理 | 極細針+高周波 | マイクロ波照射 |
| アプローチ | 局所的・ピンポイント | 広範囲・満遍なく |
| 治療可能部位 | 脇・乳輪・陰部・手足 | 基本的に脇のみ |
| 認可状況 | なし | 厚労省・FDA認可 |
| ダウンタイム | 軽度の腫れ | 1〜2週間程度の腫れ |
| 費用 | 30万円前後 | 30万円前後 |
🤔 どちらを選ぶべきか
治療法の選択は、ご自身の症状や希望に合わせて行うことが重要です。
ビューホットが適している方:
- ワキガ(臭い)が主な悩みの方
- 脇以外の部位(乳輪、陰部など)も治療したい方
- ダウンタイムを最小限にしたい方
ミラドライが適している方:
- 多汗症(汗の量)が主な悩みの方
- 公的認可を受けた治療を希望される方
- 針を刺すことに抵抗がある方
いずれの治療法を選ぶ場合も、経験豊富な医師のいるクリニックで十分なカウンセリングを受けることが大切です。
🗼 第8章|八重洲・日本橋エリアの特徴とアクセス
🏗️ 進化する八重洲・日本橋エリア
東京駅八重洲口に面する八重洲エリアと、その隣接地域である日本橋は、現在大規模な再開発が進行している東京でも注目のエリアです。八重洲・日本橋・京橋の3エリアを合わせて「YNK(Yaesu・Nihonbashi・Kyobashi)」と呼ばれることもあり、伝統と最先端が融合するビジネス・商業の一大拠点として発展を続けています。
主要な開発プロジェクト:
- 東京ミッドタウン八重洲が2023年にグランドオープン
- 「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」の2026年竣工予定
- 首都高速道路の日本橋区間地下化事業進行中
- 2040年頃には日本橋川沿いの水辺景観が復活予定
🚅 交通アクセスの優位性
八重洲・日本橋エリアの最大の強みは、その交通アクセスの良さにあります。
JR東京駅アクセス:
- 東海道新幹線
- 東北・上越・北陸新幹線
- JR各線
- 八重洲口から徒歩圏内
- 地下街を通れば雨の日でも濡れずに移動可能
地下鉄アクセス:
- 東京メトロ日本橋駅(銀座線・東西線)
- 三越前駅(銀座線・半蔵門線)
- 京橋駅(銀座線)
- すべて徒歩圏内
バスターミナル東京八重洲の開業により、地方都市や国際空港を結ぶ高速バスのアクセスも格段に向上しました。
🏥 通院のしやすさ
このような交通利便性の高さは、医療機関への通院においても大きなメリットとなります。
ワキガ治療は、以下のような複数回の通院が必要になることがあります:
- カウンセリング
- 治療当日
- 経過観察
八重洲・日本橋エリアであれば、お仕事帰りや出張の合間、お買い物のついでなど、さまざまなシーンで無理なく通院することができます。
また、治療後は激しい運動を控える必要がありますが、日常生活はすぐに再開できるため、治療を受けてそのまま帰宅したり、軽い仕事に復帰したりすることも可能です。東京駅周辺には飲食店やカフェも豊富にあるため、治療前後の待ち時間を快適に過ごすこともできます。
💡 第9章|ワキガ治療を受ける前に知っておきたいこと
🏥 クリニック選びのポイント
ビューホット治療の成功は、医師の技術と経験に大きく左右されます。機器を使う治療であっても、照射の深度や出力の設定、照射範囲の判断など、術者の技量によって結果は異なります。
クリニックを選ぶ際には、以下のような点を確認することをお勧めします。
- 治療実績が豊富:ビューホット治療の症例数が多いクリニック
- カウンセリングが丁寧:メリットだけでなくデメリットやリスクも説明
- アフターフォロー体制:治療後の相談窓口や経過観察の体制
- 費用の明確な説明:治療費の総額、分割払い、再治療の費用
🚫 治療を受けられない場合
以下のような方は、ビューホット治療を受けられない場合があります。
- 妊娠中または授乳中の方
- ペースメーカーなど体内に金属を埋め込んでいる方
- 治療部位に炎症や感染がある方
- 重度の心疾患がある方
- ケロイド体質の方
これらに該当する方は、カウンセリング時に必ず申告してください。
💰 治療費用の目安
ビューホット治療は自由診療のため、費用はクリニックによって異なります。一般的な費用の目安は以下の通りです。
- 両脇:25〜35万円程度
- 乳輪(チチガ):15〜25万円程度
- 陰部(すそワキガ):25〜40万円程度
複数部位を同時に治療する場合はセット料金が設定されていることもあります。また、2回目以降の治療には割引が適用されるクリニックもあります。
費用については、カウンセリング時に詳細を確認し、納得したうえで治療を受けることが大切です。

❓ 第10章|よくある質問(Q&A)
A1. 治療前に局所麻酔を行うため、ビューホット照射中の痛みはほとんどありません。麻酔の注射時に多少の痛みを感じることはありますが、これも通常は耐えられる程度です。痛みに不安がある方には、笑気鎮静や静脈麻酔を併用するクリニックもあります。
A2. 多くの方が1回の治療で効果を実感しています。臨床データでは、95%以上の改善率が報告されています。ただし、重症度や個人差により、2回以上の治療が必要になることもあります。
A3. 一度破壊された汗腺は基本的に再生しないため、効果は半永久的に持続するとされています。ただし、成長期の方では残存する汗腺が発達して再発する可能性があります。
A4. 圧迫固定は不要で、翌日からシャワーが可能です。激しいスポーツは2〜3日控えることが推奨されますが、デスクワークなどの軽い仕事は治療当日〜翌日から可能です。
A5. 脱毛を目的とした治療ではありませんが、高周波の熱により毛根にもダメージが及ぶため、脇毛が減少することがあります。ただし、完全な脱毛効果は期待できません。
A6. 保護者同伴であれば、お子様でも治療を受けることができます。ワキガの症状は思春期に顕著になることが多く、学校で
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
ワキガは体質的な特徴であり、決して恥ずかしいことではありません。遺伝的要因が大きく、本人に責任はありません。適切な診断と治療により改善できますので、一人で悩まずに専門医にご相談ください。近年は切らない治療法も充実しており、患者様の生活スタイルに合わせた治療選択が可能です。