毛穴の開きやニキビ跡、肌のハリ不足など、セルフケアではなかなか改善しにくい肌トラブルに悩んでいる方は少なくありません。そんな方におすすめなのが、美容皮膚科で受けられるダーマペン治療です。ダーマペンは、極細の針で肌に微細な穴を開け、肌本来の自然治癒力を活かして肌質を改善する美肌治療として、近年大きな注目を集めています。
東京駅八重洲口から徒歩圏内の八重洲・日本橋エリアは、複数の路線が乗り入れる交通至便な立地であり、仕事帰りや休日の通院にも便利です。再開発が進む八重洲エリアには、美容クリニックも多く集まっており、ダーマペン治療の選択肢も豊富にあります。
本記事では、ダーマペンの仕組みや効果、施術の流れ、ダウンタイム、クリニック選びのポイントなどを詳しく解説します。八重洲・日本橋エリアでダーマペン治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次
- 八重洲・日本橋エリアの特徴とアクセス
- ダーマペンとは
- ダーマペン4の仕組みと特徴
- ダーマペンで改善が期待できる肌悩み
- ダーマペンの施術の流れ
- ダウンタイムと術後の注意点
- ダーマペンの組み合わせ治療
- クリニック選びで失敗しないためのポイント
- ダーマペンが向いている人・向いていない人
- 八重洲・日本橋でダーマペンを受けるメリット
- よくある質問
- まとめ
1. 八重洲・日本橋エリアの特徴とアクセス
八重洲・日本橋エリアとは
八重洲・日本橋エリアは、東京駅の東側に広がる中央区の一角を指します。江戸時代から商業の中心地として栄えてきた日本橋と、東京駅の玄関口である八重洲は、ビジネス街と商業施設が融合した活気あるエリアです。
近年は大規模な再開発が進行しており、2023年には「東京ミッドタウン八重洲」がグランドオープンしました。地上45階建ての八重洲セントラルタワーを中心に、ショッピング施設やオフィス、ホテル、バスターミナルなどが集まる複合施設として、多くの人々が訪れています。
抜群のアクセス環境
八重洲・日本橋エリアへのアクセスは非常に良好です。主な最寄り駅と路線は以下のとおりです。
JR東京駅(八重洲口)からは徒歩すぐの立地で、JR各線(山手線、京浜東北線、中央線、東海道線、横須賀線など)や新幹線(東海道新幹線、東北新幹線、北陸新幹線など)が利用できます。東京メトロ丸ノ内線の東京駅からも地下直結でアクセス可能です。
また、東京メトロ銀座線・東西線および都営浅草線の日本橋駅からは徒歩6分程度、東京メトロ銀座線の京橋駅からは徒歩3分程度と、複数の路線からアクセスできます。
羽田空港からは京浜東北線または東京モノレールで約23分、成田空港からは成田エクスプレスで約53分と、空港からのアクセスも便利です。
このような交通至便な立地は、定期的な通院が必要なダーマペン治療において大きなメリットとなります。
2. ダーマペンとは
ダーマペンの概要
ダーマペンとは、ペン型の専用機器を使用して肌に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を引き出すことで肌質を改善する美肌治療です。正式にはマイクロニードル療法またはコラーゲン誘導療法と呼ばれ、アメリカFDA(米国食品医薬品局)から承認を受けた医療機器として、世界60カ国以上で使用されています。
ダーマペンの歴史は、マイクロニードル療法として2000年頃から始まりました。2011年にオーストラリアのDermapenWorld社から初代ダーマペンが発売され、その後改良が重ねられて現在は最新型のダーマペン4が主流となっています。
ダーマペンの基本原理
ダーマペンは、髪の毛よりも細い極細針を使用して肌に微細な穴を開けます。肌に傷ができると、その傷を修復しようとする自然治癒力(創傷治癒反応)が働きます。この過程で、真皮層にある線維芽細胞が活性化し、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。
創傷治癒の過程では、成長因子の増殖や血管再生が起こり、古くなった組織は分解されて新しい組織に置き換わります。この仕組みを応用することで、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわなど、さまざまな肌トラブルの改善を目指すことができます。
研究によると、1か月ごとに計4回施術した後では、コラーゲンやエラスチンが約400%増加したという報告もあり、継続的な治療による肌質改善効果が期待できます。
3. ダーマペン4の仕組みと特徴
ダーマペン4の基本スペック
現在、多くの美容クリニックで使用されているダーマペン4は、従来機種から大幅に進化した最新モデルです。先端には16本の超極細針が搭載されており、1秒間に最大120回の高速振動により、毎秒約1,920個の微細な穴を開けることができます。
従来のダーマペン3と比較すると、針の本数は12本から16本に増加し、針の深度は最大2.5mmから3.0mmへと拡大されました。これにより、より効率的かつ幅広い肌悩みへのアプローチが可能となっています。
針の深度調整機能
ダーマペン4の大きな特徴のひとつが、針の深度を0.1mm単位で細かく調整できる点です。針の深度は0.2mmから3.0mmまで設定可能で、肌の状態や治療目的、施術部位に応じて最適な深さを選択できます。
肌の構造は、表皮層、真皮層、皮下組織と層状に分かれています。例えば、シミや肝斑など表皮層のトラブルには0.2mm程度の浅い深度、ニキビ跡や毛穴の開き、肌のハリ改善など真皮層へのアプローチには0.8mm程度、傷跡など皮下組織のお悩みには1.5mm以上の深度が目安となります。
顔の部位によっても皮膚の厚みは異なるため、経験豊富な施術者が部位ごとに適切な深度を調整することで、より効果的な治療が可能となります。
オートマチックバイブレーション機能
ダーマペン4には、オートマチックバイブレーションという機能が搭載されています。この機能により、施術中の痛みや不快感を従来機種より軽減することができます。針が高速で振動しながら均等に穴を開けるため、手動のダーマローラーに比べて効果にムラが出にくく、過治療になるリスクも低減されています。
ドラッグデリバリー機能
ダーマペンによって開けられた微細な穴は、美容成分を肌の奥深くまで浸透させる優れた経路となります。通常のスキンケアでは表皮のバリア機能によって有効成分の浸透が阻まれますが、ダーマペンで穴を開けた状態であれば、成長因子やヒアルロン酸、ビタミンCなどの美容成分を真皮層まで直接届けることが可能です。
この特性を活かして、施術中にさまざまな薬剤や美容液を塗布することで、肌悩みに応じた相乗効果を得ることができます。
4. ダーマペンで改善が期待できる肌悩み
毛穴の開き・黒ずみ
毛穴の開きは、遺伝的要因や加齢、過剰な皮脂分泌などさまざまな原因で生じます。一度開いた毛穴は自然に小さくなることは難しく、多くの方が悩みを抱えています。
ダーマペンには皮脂の分泌を正常化し、過剰な皮脂分泌を抑制する効果があります。また、コラーゲンやエラスチンの生成を活性化させることで、毛穴周辺の肌にハリが出て、毛穴が引き締まる効果が期待できます。毛穴の引き締めには3回から6回程度の施術が目安となります。
ニキビ跡・クレーター
ニキビの炎症が収まった後、傷ついた組織が十分に再生されずに肌表面に凹凸のある跡が残ることがあります。特にクレーター状の陥没したニキビ跡は自然回復が難しく、セルフケアでの改善は困難です。
ダーマペンは真皮層に働きかけてコラーゲンの産生を促進し、肌の再生過程でニキビ跡を押し上げることで、凹凸を目立ちにくくする効果が期待できます。クレーター状の深いニキビ跡の改善には5回から10回程度の施術が必要となることが多いです。
色素沈着・くすみ
ニキビや炎症によって引き起こされた色素沈着は、メラニン色素が皮膚の特定の部位に集中することで生じます。ダーマペンの針による刺激で皮膚の自己再生が促されると、古い皮膚細胞が剥がれ落ち、新しい皮膚細胞が生成されます。
このターンオーバーの正常化により、メラニンを含む古い角質が排出され、肌のトーンアップやくすみの改善効果が期待できます。ニキビ跡による色素沈着の治療には3回から6回程度の施術が目安です。
小じわ・たるみ
加齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力が失われて小じわやたるみが生じやすくなります。ダーマペンは真皮層にアプローチしてこれらの美肌成分の生成を促すため、肌の弾力や肌ツヤの改善効果が期待できます。
特に目元や口元の小じわ、額の横じわなどにも効果的です。ペン型の小型機器であるため、従来の治療法では難しかった目元の近くや小鼻など、細かい範囲もケアできることがダーマペンの利点です。
肌質改善・ハリツヤアップ
肌のキメが整い、ハリが出るといった肌質の変化は、1回の治療でも感じられることがあります。ダーマペンによって肌のターンオーバーが促進されると、肌全体の新陳代謝が活発になり、なめらかでツヤのある肌へと導かれます。
継続的な施術により、美肌効果はおよそ半年程度持続することが多いとされています。美肌を維持するためには、効果が安定した後も1か月半から2か月に1回程度のメンテナンスがおすすめです。
傷跡・妊娠線
ケガや手術による傷跡、妊娠線(ストレッチマーク)などにもダーマペンは効果的です。皮膚の深い層までアプローチすることで、瘢痕組織の再構築を促し、傷跡を目立ちにくくする効果が期待できます。ただし、目に見える効果を実感するまでには複数回の施術が必要となります。
毛孔性苔癬
腕や太ももなどにできるブツブツとした毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)にもダーマペンは有効です。毛穴に古い角質が詰まって生じるこの症状は、ターンオーバーを促進するダーマペンによって改善が期待できます。
5. ダーマペンの施術の流れ
カウンセリング・診察
施術前には、まず医師によるカウンセリングと診察が行われます。肌の状態や悩み、治療歴、アレルギーの有無などを詳しく確認し、ダーマペンの適応があるかどうかを判断します。
カウンセリングでは、期待できる効果や必要な施術回数、ダウンタイムの目安、費用などについても詳しく説明を受けることができます。不明点や不安な点があれば、この段階でしっかり確認しておきましょう。
洗顔・クレンジング
施術当日は、パウダールームでメイクや皮脂汚れを落とします。クリニックによっては洗顔料が用意されていることが多いです。肌を清潔な状態にしてから施術に臨みます。
麻酔クリームの塗布
ダーマペンは針を使用する施術のため、痛みを軽減するために表面麻酔(麻酔クリーム)を塗布するのが一般的です。麻酔クリームを塗布してから20分から30分程度置くことで、施術中の痛みをかなり和らげることができます。
麻酔が効いている状態であれば、針が短い場合は痛みはほとんど感じません。針が長くなるにつれて多少のチクチク感を感じることがありますが、我慢できないほどの痛みではないという声が多いです。
ダーマペン施術
麻酔が効いたら、いよいよダーマペンによる施術です。施術者が肌の状態を確認しながら、針の深さや速度を調整して丁寧に施術を行います。顔全体の施術時間は10分から15分程度が目安です。
施術中は、お悩みに応じた薬剤やヒアルロン酸などの美容液を塗布しながら施術を進めます。縦横斜めの方向から複数回施術することで、均一な効果を目指します。
アフターケア・クーリング
施術終了後は、冷却パックや鎮静パックなどでクーリングを行います。炎症を抑え、赤みや腫れを緩和する成分が含まれたパックを使用することで、ダウンタイムを短縮する効果が期待できます。
施術後のケアについて注意事項の説明を受けたら終了です。施術当日は12時間程度、洗顔やメイクを控えることが推奨されています。
6. ダウンタイムと術後の注意点
ダウンタイムの期間と症状
ダーマペンのダウンタイムは、使用する針の深度によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度です。長くても2週間ほどで症状が落ち着くケースがほとんどです。
施術直後から翌日にかけては、肌に赤みや腫れ、ヒリヒリ感が生じます。これは針による傷を治すために血流量が一時的に増えることで起こる正常な反応です。赤みは軽度の日焼けのような状態で、翌日からはメイクでカバーすることが可能です。
施術後2日目から3日目頃には、赤みや腫れが徐々に引いていきます。この時期に乾燥やかゆみを感じることがありますが、肌が回復している証拠ですので、掻いたり擦ったりしないよう注意が必要です。
施術後4日目から7日目頃には、肌のターンオーバーによって皮むけが生じることがあります。無理に剥がすと色素沈着の原因となるため、自然に剥がれるのを待ちましょう。
針の深度別のダウンタイムの目安は以下のとおりです。浅い針(0.2mmから0.5mm程度)を使用した場合は2日から3日程度、中程度の針(0.5mmから1.0mm程度)では3日から5日程度、深い針(1.0mm以上)では4日から7日程度のダウンタイムが想定されます。
術後に起こりうる症状
ダーマペン施術後に起こりうる主な症状としては、赤み、腫れ、ヒリヒリ感、かゆみ、乾燥、皮むけ、点状出血(内出血)などが挙げられます。
点状出血は顔にぷつぷつと赤い点が現れる症状ですが、たいていは数日から1週間程度でおさまります。体温が上がり血行が良くなると内出血が悪化する可能性があるため、ダウンタイム中は血行を促すような行動は避けましょう。
術後の過ごし方と注意点
ダーマペン施術後の肌は非常にデリケートな状態です。以下の点に注意して過ごすことで、トラブルを防ぎ、ダウンタイムを短くすることができます。
保湿ケアの徹底が重要です。術後の肌は乾燥しやすくなっているため、アルコールフリーや敏感肌用のスキンケア製品を使用して、いつも以上に保湿を心がけましょう。洗顔の後はできるだけすぐに保湿を行い、肌をこすらないよう優しくパッティングするのがポイントです。
紫外線対策も欠かせません。ダウンタイム中に日焼けすると、色素沈着の原因になることがあります。施術翌日以降は日焼け止めを塗り、帽子や日傘なども活用してしっかりと紫外線対策を行いましょう。夏場以外でも日焼け止めの使用を習慣化することが大切です。
体温を上げる行動は控えてください。サウナや長風呂、激しい運動、過度な飲酒などは血行を促進し、赤みや腫れを悪化させる可能性があります。ダウンタイムの症状がおさまるまでは、これらの行動は避けましょう。
肌への刺激を最小限に抑えることも重要です。皮むけが気になっても薄皮を無理に剥いたり、かさぶたを剥がしたりしないようにしましょう。色素沈着や傷跡の原因となり、ダウンタイムが長引いてしまう恐れがあります。
施術当日は洗顔とメイクを控え、翌日以降もできるだけ薄いメイクを心がけましょう。ファンデーションや汚れが穴に入ると刺激になる可能性があるため、擦らずにすむナチュラルメイクがおすすめです。
7. ダーマペンの組み合わせ治療
ヴェルベットスキン
ヴェルベットスキンは、ダーマペン4とマッサージピール(コラーゲンピール)を組み合わせた人気の施術です。ダーマペンで肌に微細な穴を開けた直後にマッサージピールの薬剤「PRX-T33」を塗布することで、有効成分を真皮層まで効率的に届けることができます。
PRX-T33の主成分は、TCA(トリクロロ酢酸)33%、過酸化水素水、コウジ酸5%です。TCAはコラーゲンの新生を促進する成分で、一般的なTCAピーリングでは3%から4%程度が使用されますが、PRX-T33では特殊な配合により高濃度でありながら皮膚剥離が少なく、真皮層へ効果的に作用します。
ヴェルベットスキンの効果としては、肌のハリ・ツヤアップ、毛穴の縮小、くすみ改善、美白効果などが期待できます。ダーマペン単体よりも相乗効果により高い効果を実感しやすく、1回の施術でも効果を感じられることが多いです。
ウーバーピール
ウーバーピールは、ダーマペン専用に開発された低刺激ピーリング剤です。マンデル酸、乳酸、コウジ酸、ピルビン酸、ヒアルロン酸など10種類以上の成分が配合されたオールインワン型の薬剤で、肌再生や抗炎症、抗ニキビ、美白などの複合的な効果が期待できます。
ヴェルベットスキンよりも痛みが少なく、表皮をターゲットとした浅い深度での施術に適しています。肌のターンオーバーを整えてメラニン色素の生成を抑え、シミや色素沈着、ニキビ肌、ニキビ跡、肌荒れの改善に効果的です。
成長因子(グロースファクター)導入
ダーマペンで開けた穴から、成長因子を含む美容液を導入する施術も人気があります。成長因子は身体の細胞が成長するために必要なタンパク質で、新しい皮膚を生成し肌の再生を促す働きがあります。
ヒト幹細胞培養液やEGF(上皮細胞成長因子)、FGF(線維芽細胞成長因子)などの成長因子を導入することで、コラーゲンの産生がさらに促進され、より高いエイジングケア効果が期待できます。
PRP療法(自己血サイトカインリッチ療法)
PRP療法は、患者自身の血液から血小板を採取し、ダーマペンで穴を開けた肌に注入する施術です。血小板には成長因子を放出する性質があるため、傷の治りや皮膚組織の修復を早め、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの生成を促します。
自分自身の血液を使用するため、アレルギー反応のリスクが低く、より自然な若返り効果が期待できます。ニキビ跡やクレーター、深いしわなどに効果的です。
8. クリニック選びで失敗しないためのポイント
最新機種のダーマペン4を導入しているか
ダーマペンは改良を重ねて進化してきた機器であり、最新型のダーマペン4とそれ以前の機種では性能に差があります。ダーマペン4は針の本数が多く、深度調整も細かく行えるため、負担が少なく効果も実感しやすいとされています。
クリニックを選ぶ際は、最新のダーマペン4を導入しているかどうかを確認しましょう。公式ホームページに使用機器が記載されていない場合は、カウンセリング時に確認することをおすすめします。
施術実績と経験豊富な医師・スタッフがいるか
ダーマペンは針を使用する施術であるため、施術者の技術力が結果に大きく影響します。針の深度調整や施術スピード、部位ごとの対応など、経験豊富な施術者ほど一人ひとりの肌状態に合わせた適切な施術が可能です。
クリニックの公式サイトで症例写真や治療実績を確認したり、口コミサイトでの評判を調べたりして、施術実績の豊富なクリニックを選びましょう。
丁寧なカウンセリングを行っているか
ダーマペンが適応となる肌悩みや肌状態かどうかは、医師による適切な診断が必要です。カウンセリングでは、肌の状態をしっかり確認し、期待できる効果や必要な施術回数、ダウンタイム、リスクなどについて丁寧に説明してくれるクリニックを選びましょう。
不明点や不安な点を気軽に質問でき、納得いくまで説明してもらえる雰囲気かどうかも重要なポイントです。
麻酔やアフターケアが充実しているか
ダーマペン施術の痛みを軽減するためには麻酔クリームの使用が一般的ですが、クリニックによって麻酔の有無や料金が異なります。麻酔代が施術料金に含まれているか、別途料金がかかるかを事前に確認しておきましょう。
また、施術後のアフターケアとして鎮静パックや保湿ケアを行っているクリニックもあります。アフターケアの内容や、万が一トラブルが生じた際のフォロー体制についても確認しておくと安心です。
オプションメニューが豊富か
ダーマペンはさまざまな薬剤と組み合わせることで、肌悩みに応じた効果を高めることができます。ヴェルベットスキンやウーバーピール、成長因子導入など、オプションメニューが豊富なクリニックであれば、自分の悩みに合った施術の提案を受けやすくなります。
料金体系が明確か
美容医療は自由診療のため、クリニックによって料金が異なります。施術料金だけでなく、麻酔代やアフターケア代、薬剤代などが別途かかる場合があるため、総額でいくらになるかを事前に確認しておきましょう。
追加料金の有無や、複数回コースの割引制度なども含めて、料金体系が明確なクリニックを選ぶことが大切です。
通いやすい立地か
ダーマペンは複数回の施術が必要なケースが多いため、通いやすい立地のクリニックを選ぶことも重要です。自宅や職場からのアクセス、診療時間、予約の取りやすさなども考慮して、無理なく通えるクリニックを選びましょう。
9. ダーマペンが向いている人・向いていない人
ダーマペンが向いている人
ダーマペンは、以下のような方におすすめです。
毛穴の開きやニキビ跡、クレーター肌に悩んでいる方は、ダーマペンによる効果を実感しやすいでしょう。セルフケアでは改善が難しい肌トラブルに対して、医療機関での治療として効果が期待できます。
肌のハリやツヤをアップさせたい方、くすみを改善して肌を明るくしたい方にも向いています。ダーマペンによるコラーゲン生成促進効果で、肌質全体の改善を目指すことができます。
痛みに敏感な方でも、麻酔クリームを使用することで比較的痛みを抑えて施術を受けられます。レーザー治療などと比較してダウンタイムが短めなため、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えたい方にもおすすめです。
複数回の通院が可能な方にも向いています。ダーマペンは1回でも効果を感じられることがありますが、しっかりとした効果を得るためには複数回の施術が必要です。計画的に通院できる方に適しています。
ダーマペンが向いていない人・受けられない人
以下に該当する方は、ダーマペンの施術を受けられない、または慎重に検討する必要があります。
妊娠中・授乳中の方は施術を避けることが推奨されています。ホルモンバランスの変化により肌が敏感になっており、施術が母体や赤ちゃんに影響を与える可能性がゼロではないためです。
金属アレルギーや麻酔アレルギーのある方は施術を受けられません。ダーマペンの針に反応する可能性や、麻酔クリームによるアレルギー反応のリスクがあります。
ケロイド体質の方も施術を避けるべきです。傷跡が盛り上がりやすい体質の場合、ダーマペンによる刺激でケロイドが生じる可能性があります。
施術部位に炎症や傷がある方、ニキビがひどく炎症している方は、症状が悪化するリスクがあるため施術できません。まずは炎症を治療してから施術を検討しましょう。
ヘルペス、イボ、酒さなどの皮膚疾患がある方も、悪化のリスクがあるため注意が必要です。皮膚科での適切な治療を受けてから、ダーマペンの適応を医師に相談してください。
肝斑がある方は慎重な判断が必要です。肝斑は刺激に敏感で、ダーマペンによって色が濃くなってしまう可能性があります。肝斑の部位を避けて施術を行うか、別の治療法を検討することになります。
過度な日焼けで赤みやヒリつきが残っている方も、施術を控えた方がよいでしょう。肌のバリア機能が低下している状態での施術は、トラブルの原因となります。
ダウンタイムが取れない方や、1回で劇的な効果を期待する方には向いていません。ダーマペンは複数回の施術で徐々に効果を実感する治療法であり、ダウンタイムもある程度必要です。
10. 八重洲・日本橋でダーマペンを受けるメリット
交通アクセスの良さ
八重洲・日本橋エリアは、JR東京駅や東京メトロ各線から徒歩圏内という抜群のアクセス環境を誇ります。新幹線や空港リムジンバスも利用しやすいため、遠方からの通院にも便利です。
ダーマペンは複数回の施術が必要な治療法であるため、通院のしやすさは非常に重要なポイントです。仕事帰りや休日のショッピングついでに立ち寄れる立地は、継続的な治療を続けるうえで大きなメリットとなります。
多様なクリニックの選択肢
東京駅周辺は美容クリニックが集まるエリアのひとつであり、ダーマペン治療を提供するクリニックも多く存在します。複数のクリニックを比較検討し、自分に合ったクリニックを選べる環境が整っています。
各クリニックによって得意分野や料金体系、使用する薬剤などが異なるため、自分の肌悩みや予算に合わせて最適なクリニックを選ぶことができます。
再開発による快適な環境
八重洲エリアでは大規模な再開発が進行しており、東京ミッドタウン八重洲をはじめとする新しい施設が続々とオープンしています。クリニックへの通院ついでに、ショッピングやグルメを楽しむことも可能です。
また、地下街や地下通路が整備されているため、雨の日でも快適にクリニックまでアクセスできます。無料巡回バス「メトロリンク日本橋」なども運行しており、移動の選択肢も豊富です。

11. よくある質問
1回の施術でも、肌のキメが整いハリが出るといった肌質の変化を感じられる方は多いです。ただし、ニキビ跡やクレーター、深い毛穴の開きなどの改善には複数回の施術が必要となります。一般的には3回から6回程度の施術で効果を実感しやすくなり、深刻な症状には5回から10回程度の施術が必要なこともあります。
麻酔クリームを塗布した状態であれば、強い痛みはほとんどありません。針が浅い場合は痛みをほぼ感じず、針が深くなるにつれて軽いチクチク感やピリピリ感を感じる程度です。痛みの感じ方には個人差がありますが、我慢できないほどの痛みではないという声が多いです。
施術後いつからメイクができますか
一般的には施術翌日(施術後12時間から24時間経過後)からメイクが可能です。ただし、ダウンタイム中の肌はデリケートな状態のため、できるだけ薄いメイクを心がけ、肌に負担の少ない化粧品を使用することをおすすめします。
施術間隔はどのくらい空けるべきですか
肌のターンオーバーサイクルに合わせて、3週間から4週間程度の間隔を空けて次回の施術を行うのが一般的です。短いスパンで施術を受けると肌に負担がかかりすぎるため、医師の指示に従って適切な間隔を守りましょう。
効果はいつから実感できますか
ダーマペンの効果が現れ始めるのは、施術後1週間から2週間程度とされています。ダウンタイムが落ち着いた頃から、肌のハリやキメの改善を感じ始める方が多いです。コラーゲンは施術後も徐々に生成されるため、約1か月後に効果がより明確になってきます。
効果はどのくらい持続しますか
個人差はありますが、肌のキメやハリ改善の効果はおよそ半年程度持続することが多いとされています。効果を長続きさせるためには、数か月ごとの定期的なメンテナンスがおすすめです。ニキビ跡やクレーターの改善については、一度改善すれば元に戻ることは少ないですが、新たなニキビができると再度治療が必要になる場合があります。
12. まとめ
ダーマペンは、極細の針で肌に微細な穴を開け、肌本来の自然治癒力を活かして肌質を改善する美肌治療です。毛穴の開きやニキビ跡、肌のハリ不足など、セルフケアでは改善が難しい肌トラブルに対して効果が期待できます。
最新のダーマペン4は、16本の超極細針と細かな深度調整機能により、幅広い肌悩みに対応できるようになりました。ヴェルベットスキンやウーバーピールなどの組み合わせ治療により、さらに高い効果を目指すことも可能です。
八重洲・日本橋エリアは、東京駅から徒歩圏内という抜群のアクセス環境と、再開発による快適な環境が整った、美容クリニックへの通院に最適なエリアです。複数回の通院が必要なダーマペン治療において、通いやすさは継続的な治療を成功させる重要な要素となります。
クリニック選びでは、最新機種の導入状況、施術実績、カウンセリングの丁寧さ、麻酔やアフターケアの充実度、料金体系の明確さなどを確認し、自分に合ったクリニックを見つけることが大切です。
ダーマペンは医療行為であるため、必ず医療機関で医師の診察を受け、適応があるかどうかを判断してもらいましょう。セルフダーマペンは感染症などのリスクがあるため、避けることを強くおすすめします。
肌の悩みを改善し、理想の美肌を手に入れたい方は、八重洲・日本橋エリアの美容クリニックでダーマペン治療を検討してみてはいかがでしょうか。
参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務