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何度通っても治らない…そのイボ、原因があります。

皮膚科で「イボ」の治療として真っ先に勧められるのが液体窒素による冷凍凝固療法です。しかし「何度も通っているのにイボが消えない」「一度治ったと思ったのに再発した」という悩みを持つ方は少なくありません。

液体窒素治療は標準的な治療法ですが、すべてのイボに同じように効果が出るわけではありません。イボの種類・体質・治療の進め方によって結果が大きく異なります。

💡 この記事を読まないと…

  • 📌 なぜ治らないのか原因がわからないまま、何年も同じ治療を繰り返すことになるかもしれません
  • 📌 自分に合った治療法を選べず、イボがどんどん広がってしまうリスクも
  • 📌 再発のループから抜け出せず、時間もお金もムダにしてしまう可能性があります

✅ この記事でわかること:

  • 🔸 液体窒素で治らない本当の原因
  • 🔸 治らないイボに共通するパターンと見分け方
  • 🔸 CO2レーザー・免疫療法など液体窒素以外の選択肢
  • 🔸 再発を防ぐためにできること

🚨 こんな方はすぐ読んでください!

液体窒素を3ヶ月以上続けても改善しない、またはイボが増え続けているという方は、治療法を見直すタイミングかもしれません。

💬 読んでいる方からよくある声

「もう10回以上通ってるのに、なんでうちのイボだけ治らないの…😢」

「先生に聞いても『もう少し続けましょう』しか言われない。他に方法はないの?」

その悩み、この記事が解決のヒントになります。


目次

  1. そもそもイボとは何か?液体窒素が使われる理由
  2. 液体窒素治療の仕組みと一般的な治療回数
  3. イボが液体窒素で治らない主な原因
  4. 治らないイボに共通するパターンと見分け方
  5. 液体窒素以外の治療法の選択肢
  6. 再発を防ぐためにできること
  7. クリニック選びのポイント
  8. まとめ

この記事のポイント

液体窒素でイボが治らない主な原因は免疫低下・冷凍不足・HPVの型・自家感染であり、改善しない場合はCO2レーザーや免疫療法など複数の代替治療を専門医と組み合わせて検討することが根治への近道となる。

💡 そもそもイボとは何か?液体窒素が使われる理由

イボとひとことで言っても、皮膚科の世界では大きくいくつかの種類に分けられます。最もよく見られるのはヒトパピローマウイルス(HPV)が感染することで生じる「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」と呼ばれるタイプです。HPVは100種類以上の型が存在し、どの型が感染しているかによってイボの性質や治療に対する反応が変わってきます。

尋常性疣贅のほかにも、足の裏にできる「足底疣贅(そくていゆうぜい)」、顔や手の甲に平たく生じる「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」、皮膚の老化によってできる「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」、そして性器周辺に生じる「尖圭コンジローマ」なども広い意味で「イボ」として扱われることがあります。これらはそれぞれ原因や性質が異なるため、治療の方針や効果も自ずと変わってきます。

液体窒素治療がよく使われる理由のひとつは、外科的なメスを使わずに皮膚の変性した組織を破壊できる点にあります。液体窒素はマイナス196度という非常に低い温度を持ち、これを患部に当てることで細胞を凍結させ壊死させます。感染したウイルスを含む細胞ごと破壊することを目的としており、保険適用で受けられるため費用的な負担も比較的軽いという利点があります。

また、機材さえあれば多くの皮膚科クリニックで施術が可能であること、処置時間が短いことも、液体窒素が広く選ばれる背景にあります。ただし、治療効果には個人差があり、特定の条件下では非常に治りにくいケースもあるという点を理解しておくことが重要です。

Q. 液体窒素治療の仕組みと効果の個人差の理由は?

液体窒素はマイナス196度の冷却でイボの細胞を凍結・壊死させる治療法です。2週間に1回程度の間隔で施術し、数回から10回程度で改善が見られるケースが多いですが、イボの種類・深さ・免疫状態によって効果に大きな個人差が生じます。

📌 液体窒素治療の仕組みと一般的な治療回数

液体窒素による冷凍凝固療法は、綿棒や専用のスプレーノズルを使って液体窒素をイボの表面に当て、患部を急激に冷却することで細胞を破壊する治療法です。処置を行うと患部は一時的に白く変色し、その後数日以内に水ぶくれや血豆が形成されることがあります。それらが乾燥・脱落することで、イボの組織が取り除かれていくのが典型的な経過です。

治療は通常、2週間に1回程度の間隔で繰り返し行われます。一般的には数回から10回程度の施術で改善が見られることが多いとされていますが、これはあくまでも目安であり、実際にはイボの種類・大きさ・深さ・発生部位・患者の免疫状態などによって大きく異なります。

処置中は冷凍する際にピリピリとした痛みや灼熱感を感じることがあります。特に足裏など感覚が敏感な部位では痛みが強く出ることもあります。処置後も数日間、歩行時の痛みや患部の腫れが続くことがあります。

また、液体窒素の効果はイボを直接凍結・壊死させるだけでなく、局所的に免疫反応を引き起こすことで身体がウイルスを認識し、自己免疫によってイボを排除する効果も期待されています。この免疫的な側面が、なぜ同じ治療でも効果に大きな個人差が出るのかを説明する一因にもなっています。

Q. イボが液体窒素で治らない主な原因は何ですか?

液体窒素でイボが治らない主な原因は、免疫力の低下、冷凍の深さが不十分、HPVの型による治療抵抗性、自家感染の繰り返し、治療間隔が不適切であることなどです。また、たこやうおのめなどイボ以外の皮膚疾患を誤ってイボと判断している場合も、改善しない原因となります。

✨ イボが液体窒素で治らない主な原因

液体窒素を繰り返し行っているにもかかわらずイボが治らない場合、いくつかの原因が考えられます。以下に主なものを詳しく解説します。

✅ 免疫力の低下

イボの原因であるHPVは、健康な免疫機能を持つ人であれば時間をかけて自然に排除されることも少なくありません。しかし、免疫力が低下していると、ウイルスに対する抵抗力が弱まり、液体窒素でダメージを与えてもウイルスが残存しやすくなります。

特に、ステロイド薬や免疫抑制剤を長期使用している方、臓器移植後の方、HIV感染者の方などは免疫機能が低下した状態であることが多く、通常のイボ治療では思うような結果が得られにくい傾向があります。また、過度のストレスや慢性的な睡眠不足、栄養不足なども免疫機能の低下につながるとされています。

📝 冷凍が不十分・不均一

液体窒素の効果はイボ全体を確実に冷凍できているかどうかに大きく依存します。イボが深部まで根を張っている場合や、厚みがある場合には表面を処置しただけでは根の部分まで届かないことがあります。また、施術する医師の技術や経験によっても冷凍の深さや均一性に差が生じることがあります。

特に足裏のイボ(足底疣贅)は角質層が厚く、液体窒素が深部まで浸透しにくいという特性があります。足底疣贅を治療する際には、事前にサリチル酸などで角質を柔らかくする前処置が有効とされていますが、この工程が不十分だと治療効果が半減することがあります。

🔸 HPVの型によって治りにくいものがある

HPVにはさまざまな型があり、すべてが同じように液体窒素に反応するわけではありません。一部の型は特に治療に対する抵抗性が高く、何度冷凍してもなかなか消退しないものがあります。また、扁平疣贅の原因となる型(HPV3型・10型など)は液体窒素による刺激で逆に広がりやすいとされており、通常とは異なるアプローチが必要なこともあります。

⚡ イボの数が多い・広範囲に広がっている

複数のイボが広範囲に存在する場合、すべての病変を処置しきれないことがあります。処置されていない小さなイボや、皮膚の表面上は目立たないが実際にはウイルスが潜んでいる部位から再感染が起きることで、治ったと思っても繰り返し発症するという状況になりがちです。

🌟 自己感染(自家感染)の繰り返し

イボを爪でひっかいたり、カミソリで傷つけたりすることで、ウイルスが周囲に広がる「自家感染」が起きることがあります。これにより、治療で一部のイボを除去しても次々と新しいイボが生じてしまうという悪循環に陥ることがあります。日常生活の中でのセルフケアや行動習慣がイボの拡大と治療効果に大きく影響することを理解しておくことが大切です。

💬 治療間隔が適切でない

液体窒素治療は一定の間隔で継続的に行うことが重要です。治療の間隔が長すぎると、壊死しなかった細胞が回復してしまい、せっかくの治療効果が薄れてしまいます。逆に間隔が短すぎると、前回の処置による皮膚の回復が不十分な状態で再度冷凍することになり、皮膚への負担が大きくなりすぎることもあります。一般的には2〜3週間に1回程度が推奨されることが多いですが、担当医の指示に従うことが最も重要です。

✅ イボではない別の皮膚疾患が含まれている

患者さん自身が「イボ」だと思っている皮膚の変化が、実は別の疾患であることもあります。例えば、胼胝(たこ)や鶏眼(うおのめ)はイボと間違われやすい代表的な皮膚疾患です。これらはウイルス性ではないため、液体窒素をいくら当てても改善しません。また、稀なケースでは皮膚がんが「イボ」として処置されていることもあり、正確な診断がいかに重要かがわかります。

🔍 治らないイボに共通するパターンと見分け方

液体窒素治療を受けていても改善が見られないイボには、いくつかの共通したパターンがあります。以下のような状況に当てはまる場合は、治療方針の見直しを検討すべきサインかもしれません。

まず、「6ヶ月以上液体窒素を継続しているが明らかな改善がない」という場合です。通常、効果のある治療であれば数回から十数回の施術で変化が見られるはずです。半年以上継続しても変化がない場合は、治療法自体を見直す必要性が高いといえます。

次に、「治療後に一時的に小さくなるが、すぐに元に戻る」というパターンです。これは液体窒素によるダメージでイボが一時的に縮小するものの、根の部分のウイルスが排除しきれていないために再び増殖しているケースです。より深部まで冷凍する処置や、別の治療との組み合わせが有効なことがあります。

また、「治療部位の周囲に新しいイボが次々と出てくる」という状況も注意が必要です。これは自家感染やウイルスの拡散が進んでいる可能性があり、免疫力の低下やケアの方法に問題がある場合があります。

さらに、「痛みが強くて十分に冷凍できていない」という場合もあります。特に足裏のイボは痛みが強いため、必要な深さまで冷凍することが難しくなることがあります。このような場合、局所麻酔を使用してより確実な処置を行うことを検討してもよいでしょう。

これらのパターンに気づいたら、担当医に「治療の効果が実感できていない」「別の治療法を検討したい」とはっきり伝えることが大切です。医師との率直なコミュニケーションが、より適切な治療につながります。

Q. 液体窒素以外のイボ治療にはどんな選択肢がありますか?

液体窒素以外のイボ治療として、サリチル酸外用との併用、モノクロロ酢酸療法、ヨクイニン内服療法、CO2レーザー、電気焼灼術、局所免疫療法、イミキモドクリームなどがあります。アイシークリニックでは患者さんの状態に応じてこれらを組み合わせた治療法をご提案しています。

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💪 液体窒素以外の治療法の選択肢

液体窒素で治らない場合、他にどのような治療法があるのかを知っておくことは、次のステップを考えるうえで非常に重要です。以下に代表的な選択肢を解説します。

📝 サリチル酸外用療法との併用

サリチル酸は角質を溶解する働きを持つ薬剤で、イボの表面の角質を柔らかくすることで液体窒素の効果を高める目的で使われます。液体窒素単独では効果が限定的な場合でも、サリチル酸製剤(スピール膏など)と組み合わせることで改善が見られることがあります。自宅でのケアとして毎日貼付し、通院時に液体窒素処置を行うという方法が一般的です。

🔸 モノクロロ酢酸(MCA)療法

モノクロロ酢酸はイボに直接塗布することで化学的に組織を破壊する薬剤です。液体窒素に比べて痛みが少ない場合があり、特に小児や痛みに敏感な患者さんに用いられることがあります。液体窒素との交互使用で相乗効果が期待できることもあります。

⚡ ヨクイニン内服療法

ヨクイニン(薏苡仁)は漢方薬の一種で、免疫を高めてウイルス性のイボに対する抵抗力を引き出す効果が期待されています。特に小児のイボや、体全体に広がったイボに対して外用療法と組み合わせて使われることがあります。効果が現れるまでに時間がかかることが多いですが、副作用が少ない点が特徴です。

🌟 CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)

CO2レーザーはイボの組織を蒸散・焼灼することで物理的に除去する治療法です。液体窒素では対応しにくい深部まで根を張ったイボや、大きなイボに対して有効とされています。治療後の傷跡が残る可能性があること、局所麻酔が必要であること、保険適用外になる場合があることが注意点です。

💬 電気焼灼術(電気メス)

電気メスを使ってイボの組織を焼き切る方法です。外科的な処置であるため局所麻酔が必要ですが、確実にイボを除去できる点が利点です。再発のリスクもゼロではないため、術後の経過観察が重要です。

✅ 局所免疫療法(DNCB・スクアレン酸法)

局所免疫療法は、化学物質を使って皮膚に意図的にアレルギー反応を起こさせ、免疫細胞を活性化することでウイルス性のイボを排除しようとする治療法です。液体窒素に反応しない難治性のイボに対して効果が期待されますが、実施できるクリニックが限られており、副作用として強い皮膚炎が生じることがあるため専門医のもとで行われます。

📝 5-フルオロウラシル(5-FU)外用

5-FUは抗がん剤の一種ですが、外用薬として皮膚科領域でも使われることがあります。細胞の増殖を抑制する働きにより、イボの縮小や消退を促すとされています。日本では保険適用外で使用されることが多く、クリニックによって取り扱いが異なります。

🔸 イミキモドクリーム(ベセルナクリーム)

イミキモドは免疫応答修飾薬で、皮膚の免疫系を活性化することでウイルスに感染した細胞を排除する働きを持ちます。日本では尖圭コンジローマへの保険適用がありますが、難治性の尋常性疣贅に対してオフラベル(適応外)で使用されることもあります。週に数回の自己塗布が必要で、皮膚炎などの副作用に注意が必要です。

⚡ 光線力学的療法(PDT)

光感受性物質(ALA:アミノレブリン酸)をイボに塗布し、特定の波長の光を当てることで選択的に異常細胞を破壊する治療法です。欧米では難治性のウイルス性疣贅に対して使用されることがあり、痛みの少なさや周囲の正常皮膚へのダメージが少ない点が注目されています。日本国内ではまだ普及が限定的ですが、一部の専門施設で実施されています。

🎯 再発を防ぐためにできること

イボの治療と並行して、再発や感染拡大を防ぐための日常的なケアや生活習慣の改善も重要です。以下のポイントを意識することで、治療効果を高め、再感染のリスクを下げることができます。

🌟 イボを触らない・傷つけない

イボを爪でひっかいたり、素手で触ったりすることは自家感染の大きなリスクです。特に処置後のイボが水ぶくれになっている状態のときはウイルスが外に出やすいため、絶対に手で触れないようにしましょう。やむを得ず触れる場合は手袋を使い、その後しっかり手を洗うことが大切です。

💬 カミソリや爪切りを共有しない

イボのある部位に使用したカミソリや爪切りは家族との共用を避けましょう。これらの器具を通じてHPVが他の人に感染したり、身体の別の部位に広がったりする可能性があります。専用の道具として管理することを推奨します。

✅ 足裏のイボの場合は感染経路に注意する

足底疣贅の感染は、プールサイドや銭湯などの公共の場での素足での歩行によって起きることが多いとされています。治療中は特に素足での公共浴場の利用を避けるか、サンダルや防水ソックスを使用するなどの工夫をしましょう。また、家族間での感染拡大を防ぐため、バスマットや足拭きタオルも個別に使用することを心がけてください。

📝 免疫力を高める生活習慣を整える

睡眠不足や過度なストレス、偏った食事、運動不足は免疫機能の低下につながります。ウイルス性のイボを治療するには身体の免疫力が重要な役割を果たすため、規則正しい生活リズム、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけることが治療の補助的な役割を果たします。

🔸 処置後のケアを怠らない

液体窒素処置後に生じた水ぶくれや痂皮(かさぶた)は、清潔に保ち、無理に剥がさないことが重要です。自己判断で処置したり市販の薬を塗ったりすることは、感染や悪化のリスクがあります。処置後のケアについては担当医の指示に従いましょう。

⚡ 治療を途中でやめない

イボが一見消えたように見えても、皮膚の深部にウイルスが残っている可能性があります。担当医が「治療終了」と判断するまで通院を継続することが、再発防止の観点から非常に重要です。痛みがつらい・時間がないなどの理由で途中で通院をやめてしまうと、再びイボが大きくなってしまうことがよくあります。

Q. イボの再発を防ぐための日常生活での注意点は?

イボの再発防止には、患部を爪で触ったり傷つけたりしないこと、カミソリや爪切りを家族と共有しないこと、公共浴場での素足歩行を避けることが重要です。加えて、十分な睡眠・バランスのよい食事・適度な運動で免疫力を高め、処置後は担当医の指示に従ったケアを徹底することが治療効果を高めます。

💡 クリニック選びのポイント

イボの治療において、どのクリニックで治療を受けるかも重要な要素のひとつです。液体窒素で治らないと感じている場合は、専門的な知識と複数の治療選択肢を持つクリニックへの受診を検討することをおすすめします。

🌟 皮膚科専門医が在籍しているか

イボの診断と治療には皮膚科の専門知識が不可欠です。皮膚科専門医が在籍しているクリニックであれば、イボの種類を正確に診断し、最適な治療法を選択することができます。特に、液体窒素で効果が出ないケースでは、その原因を正確に分析し、代替治療を提案できる知識と経験が求められます。

💬 複数の治療法を提供しているか

液体窒素治療しか提供していないクリニックでは、難治性のイボに対応する選択肢が限られてしまいます。CO2レーザーや電気焼灼術、免疫療法など複数のアプローチを持つクリニックであれば、イボの状態に合わせた最適な治療を提案してもらいやすくなります。

✅ 治療方針について丁寧に説明してくれるか

治療が効果を上げていない場合に、その原因を説明してくれるか、代替治療の選択肢を提示してくれるかどうかも大切なポイントです。「また液体窒素で様子を見ましょう」とだけ繰り返すのではなく、現状の分析と今後の方針を患者に対してわかりやすく説明してくれる医師を選ぶことが、治療の質を高めることにつながります。

📝 自由診療と保険診療を組み合わせられるか

難治性のイボには保険適用外の治療が必要になることもあります。保険診療と自由診療(自費治療)を組み合わせて提案できるクリニックであれば、より幅広い対応が可能です。費用についても事前に明確な説明を求め、納得したうえで治療を進めることをお勧めします。

🔸 セカンドオピニオンを検討することも大切

長期間治療を受けても改善が見られない場合は、別のクリニックでセカンドオピニオンを求めることも選択肢のひとつです。別の医師の視点から診断・評価してもらうことで、これまで見落とされていた原因や新たな治療法の提案を受けられることがあります。セカンドオピニオンを求めることは決して失礼なことではなく、患者としての正当な権利です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、「何度通っても治らない」とお悩みを抱えてご来院される患者さんが少なくなく、丁寧に経過を伺うと、免疫力の低下や自家感染の繰り返しが背景にあるケースが多く見受けられます。液体窒素はあくまで標準的な第一選択肢であり、効果が限定的な場合にはサリチル酸との併用やCO2レーザー、免疫療法など、お一人おひとりの状態に合わせた治療の組み合わせをご提案することが、根治への近道と考えています。「治らないのは仕方ない」と諦めずに、ぜひ現在の治療状況を一度見直す機会としてご相談いただければと思います。」

📌 よくある質問

液体窒素治療は何回くらいで効果が出ますか?

一般的には2週間に1回の間隔で、数回から10回程度の施術で改善が見られることが多いとされています。ただし、イボの種類・大きさ・深さ・発生部位・免疫状態によって大きく異なります。6ヶ月以上継続しても明らかな改善がない場合は、治療法の見直しを検討することをおすすめします。

液体窒素でイボが治らない主な原因は何ですか?

主な原因として、免疫力の低下、冷凍が不十分・不均一であること、HPVの型による治療抵抗性、自家感染の繰り返し、治療間隔が適切でないことなどが挙げられます。また、イボと思っていた皮膚変化が、実はたこやうおのめなど別の疾患である場合も改善しない原因になります。

液体窒素以外にどのような治療法がありますか?

サリチル酸外用療法との併用、モノクロロ酢酸療法、ヨクイニン内服療法、CO2レーザー、電気焼灼術、局所免疫療法、5-フルオロウラシル外用、イミキモドクリームなど複数の選択肢があります。当院では患者さんの状態に合わせ、これらを組み合わせた治療をご提案しています。

イボの再発を防ぐために日常生活でできることはありますか?

イボを触ったり傷つけたりしない、カミソリや爪切りを家族と共有しない、公共浴場では素足歩行を避けるといった感染予防が重要です。また、十分な睡眠・バランスのよい食事・適度な運動で免疫力を高めることも治療効果を高めるうえで欠かせません。処置後は担当医の指示に従ったケアを徹底しましょう。

長期間治らない場合、別のクリニックへの相談は必要ですか?

長期間治療を続けても改善が見られない場合は、セカンドオピニオンを検討することも大切です。別の医師の視点から新たな原因や治療法を提案してもらえる可能性があります。当院でも「何度通っても治らない」とお悩みの方のご相談を受け付けており、複数の治療法を組み合わせた対応が可能です。

✨ まとめ

イボの治療において、液体窒素による冷凍凝固療法は最もよく使われる標準的な方法ですが、すべてのイボに対して同じように効果が現れるわけではありません。治らない場合には、免疫力の低下、冷凍の不十分さ、HPVの型の特性、自家感染の繰り返しなど、さまざまな原因が絡み合っていることが多いです。

長期間治療を続けても改善が見られない場合は、治療法を見直す必要があります。サリチル酸との併用、CO2レーザー、免疫療法など、液体窒素以外の選択肢も数多く存在しています。どの治療法が自分に適しているかは、イボの種類・状態・体質・生活環境などを総合的に判断したうえで、専門医と相談しながら決めることが重要です。

また、治療と並行して日常生活の中での感染予防策を徹底し、免疫力を高める生活習慣を整えることも、治療効果を上げるうえで欠かせない要素です。イボは放置すると広がりやすく、周囲への感染リスクも高まるため、早めに専門医に相談し、適切な治療を継続することが根治への近道となります。

アイシークリニック東京院では、皮膚の専門的な知識をもとに患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療法をご提案しています。「液体窒素を繰り返しているのに治らない」「イボがなかなか消えない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会による尋常性疣贅(ウイルス性イボ)の診療ガイドライン。液体窒素冷凍凝固療法の適応・治療回数・効果、サリチル酸・ヨクイニン・免疫療法など各種治療法のエビデンスと推奨度に関する記載を参照。
  • 国立感染症研究所 – ヒトパピローマウイルス(HPV)の型・感染経路・免疫応答に関する基礎的情報。HPVの型による病態の違いや自然消退のメカニズム、免疫機能との関係についての記載を参照。
  • PubMed – 難治性ウイルス性疣贅に対する各種治療法(冷凍凝固療法・イミキモド・5-FU・PDT・局所免疫療法など)の有効性・再発率に関する国際的な臨床研究論文群を参照。

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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