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「ワキガの臭いを食事で改善できないだろうか」「食べ物によってワキガの臭いが強くなることはあるのだろうか」このような疑問を抱えている方は少なくありません。ワキガ(腋臭症)は体質的な要因が大きいものの、食事の内容によって臭いの強さが変化することがわかっています。本記事では、ワキガと食事の関係について詳しく解説し、臭いを抑えるために積極的に摂りたい食べ物や、避けるべき食品について医師の視点からお伝えします。食生活の改善は、ワキガ対策の一環として取り組みやすい方法ですので、ぜひ参考にしてください。


目次

  1. ワキガと食事の関係|なぜ食べ物で臭いが変わるのか
  2. ワキガの臭いを抑える食べ物・栄養素
  3. ワキガの臭いを強くする避けるべき食品
  4. ワキガ改善のための食生活ポイント
  5. 食事以外のワキガ対策
  6. 食事改善だけでは限界がある場合の治療法
  7. よくある質問

この記事のポイント

ワキガの臭いは食事で完治はできないが、抗酸化食品・発酵食品・食物繊維を積極的に摂り、動物性脂肪・アルコール・香辛料を控えることで臭いの軽減が可能。重度の場合は医療機関での治療が必要。

🎯 ワキガと食事の関係|なぜ食べ物で臭いが変わるのか

ワキガの臭いは、アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれる成分が、皮膚の常在菌によって分解されることで発生します。この汗には、タンパク質や脂質、アンモニアなどの成分が含まれており、これらが細菌によって分解される際に独特の臭いを生み出します。食事の内容は、この汗の成分に影響を与えるため、結果として臭いの強さにも変化が現れるのです。

🦠 アポクリン汗腺と食事の関係

アポクリン汗腺は脇の下、耳の中、乳輪、陰部などに存在し、主にタンパク質や脂質を含む汗を分泌します。この汗腺の活動は、食事から摂取する栄養素の影響を受けることが研究で示されています。特に、動物性タンパク質や脂質を多く摂取すると、アポクリン汗腺から分泌される汗の成分が変化し、臭いが強くなる傾向があります。

また、食事に含まれる硫黄化合物やアンモニアの前駆体となる成分も、体臭に影響を与えます。これらの成分は汗や皮脂と一緒に体外に排出され、皮膚表面で細菌に分解されることで臭いの原因となります。

👴 腸内環境と体臭の関係

腸内環境もまた、体臭に大きな影響を与える要因の一つです。腸内で悪玉菌が増殖すると、タンパク質の分解過程でアンモニアや硫化水素、インドールなどの悪臭成分が生成されます。これらの成分は腸管から吸収されて血液中に入り、汗や呼気として体外に排出されることで体臭の原因となります。

一方、腸内環境が整っていると、これらの悪臭成分の生成が抑えられるため、体臭の軽減につながります。食物繊維や発酵食品を積極的に摂取することで、腸内の善玉菌を増やし、体臭を抑制する効果が期待できます。

🔸 食事改善でどの程度効果が期待できるか

食事の改善によってワキガの臭いを完全になくすことは難しいですが、臭いの強さを軽減することは十分に可能です。特に軽度から中程度のワキガの場合、食生活の見直しによって日常生活で気になる臭いのレベルを下げることができます。

ただし、ワキガの根本的な原因はアポクリン汗腺の数や活動性にあり、これは遺伝的に決まっている部分が大きいです。そのため、重度のワキガの場合は、食事改善だけでなく、医療機関での治療も検討することをおすすめします。ワキガの原因や遺伝との関係については「ワキガの原因は遺伝?遺伝する確率や体質の特徴、治療法を医師が解説」で詳しく解説しています。

Q. ワキガの臭いを抑えるために積極的に摂るべき食品は?

ワキガの臭い対策には、抗酸化作用のあるビタミンC(レモン・ブロッコリー)やビタミンE(アーモンド・アボカド)を含む食品、腸内環境を整える発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌)、食物繊維が豊富な海藻類や玄米が効果的です。これらを継続的に摂取することで臭いの軽減が期待できます。

📋 ワキガの臭いを抑える食べ物・栄養素

ワキガの臭いを抑えるためには、特定の食べ物や栄養素を積極的に摂取することが効果的です。ここでは、科学的な根拠に基づいて、臭い対策に役立つ食品をご紹介します。

💧 抗酸化作用のある食品

抗酸化作用のある食品は、体内の酸化ストレスを軽減し、体臭の原因となる脂質の酸化を防ぐ効果があります。脂質が酸化すると過酸化脂質となり、これが皮脂と混ざることで不快な臭いの原因となります。抗酸化物質を多く含む食品を摂取することで、この酸化プロセスを抑制できます。

ビタミンCを多く含む食品として、レモン、オレンジ、キウイ、イチゴ、ブロッコリー、パプリカなどがあります。ビタミンCは強力な抗酸化作用を持ち、体内のフリーラジカルを中和する働きがあります。

ビタミンEを多く含む食品には、アーモンド、ひまわりの種、アボカド、かぼちゃ、ほうれん草などがあります。ビタミンEは脂溶性の抗酸化物質であり、細胞膜を酸化から守る役割を果たします。

ポリフェノールを含む食品としては、緑茶、赤ワイン、ブルーベリー、ダークチョコレート、大豆製品などが挙げられます。ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、体臭の原因となる物質の生成を抑える効果があります。

✨ アルカリ性食品

アルカリ性食品を摂取することで、体内の酸性度を調整し、体臭を軽減する効果が期待できます。体が酸性に傾くと、汗に含まれる乳酸やアンモニアの濃度が上昇し、臭いが強くなる傾向があります。

アルカリ性食品の代表例として、野菜類全般、果物、海藻類、きのこ類、大豆製品などがあります。特に緑黄色野菜は、ビタミンやミネラルが豊富で、体内環境を整える効果が高いです。

梅干しは酸味が強いため酸性食品と思われがちですが、実際には体内でアルカリ性に変わります。クエン酸を多く含む梅干しは、疲労回復効果とともに体臭抑制にも役立ちます。

📌 食物繊維が豊富な食品

食物繊維は腸内環境を整え、悪臭成分の生成を抑制する効果があります。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、どちらも腸内の善玉菌のエサとなって腸内フローラのバランスを改善します。

水溶性食物繊維を多く含む食品には、オートミール、大麦、りんご、バナナ、こんにゃく、海藻類などがあります。水溶性食物繊維は腸内で発酵され、短鎖脂肪酸を産生することで腸内環境を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑制します。

不溶性食物繊維を多く含む食品としては、玄米、全粒粉パン、根菜類、豆類、きのこ類などがあります。不溶性食物繊維は便のかさを増やし、腸内の老廃物を効率よく排出する働きがあります。

💫 ▶️ 発酵食品

発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、腸内環境を改善し、体臭の原因となる物質の生成を抑える効果があります。腸内の善玉菌が優勢になると、タンパク質の腐敗による悪臭成分の生成が抑制されます。

おすすめの発酵食品として、ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ、ぬか漬け、甘酒などがあります。これらの食品を毎日の食事に取り入れることで、継続的に腸内環境を整えることができます。

特に納豆は、納豆菌による発酵作用に加えて、食物繊維やビタミンK2も豊富に含んでおり、体臭対策に効果的な食品です。ただし、納豆自体に独特の臭いがあるため、食べ過ぎには注意が必要です。

🔹 緑茶・ハーブティー

緑茶に含まれるカテキンには、強力な抗酸化作用と抗菌作用があります。カテキンは皮膚表面の細菌の増殖を抑制し、臭いの発生を抑える効果があります。また、緑茶にはクロロフィル(葉緑素)も含まれており、これが体内で消臭作用を発揮します。

ペパーミントティーやカモミールティーなどのハーブティーも、体臭対策に効果的です。これらのハーブには、消化を促進し、腸内環境を整える作用があります。また、リラックス効果によってストレス性の発汗を抑えることも期待できます。

📍 めかぶ・もずくなどの海藻類

めかぶやもずくに含まれるフコイダンは、腸内環境を整える効果があり、体臭対策に役立ちます。また、海藻類に含まれるアルギン酸は、腸内で有害物質を吸着して体外に排出する働きがあります。

わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類も、ミネラルや食物繊維が豊富で、体内環境を整えるのに効果的です。これらの食品は低カロリーでありながら栄養価が高いため、日常的に摂取することをおすすめします。

Q. ワキガの臭いを悪化させる食品にはどんなものがある?

ワキガの臭いを強くする食品として、牛・豚の脂身やバター・揚げ物などの動物性脂肪、アルコール、唐辛子・カレー粉などの香辛料、にんにく・玉ねぎに含まれる硫黄化合物、添加物の多い加工食品が挙げられます。これらは発汗量の増加や汗の成分変化を引き起こすため、摂取量を控えることが推奨されます。

💊 ワキガの臭いを強くする避けるべき食品

ワキガの臭いを悪化させる可能性のある食品を知り、摂取量を控えることも重要な対策です。ここでは、注意が必要な食品について詳しく解説します。

💫 動物性脂肪の多い食品

動物性脂肪を多く含む食品は、ワキガの臭いを強くする原因となります。脂肪を多く摂取すると、皮脂腺やアポクリン汗腺から分泌される脂質の量が増加し、これが皮膚表面で酸化・分解されることで臭いが強くなります。

特に注意が必要な食品として、牛肉や豚肉の脂身の多い部位、バター、生クリーム、チーズなどの乳製品、揚げ物全般、ファストフードなどがあります。これらの食品を頻繁に摂取している場合は、摂取量を減らすことで臭いの軽減が期待できます。

ただし、脂質は体に必要な栄養素でもあるため、完全に排除するのではなく、魚油やオリーブオイルなどの良質な脂質に置き換えることをおすすめします。オメガ3脂肪酸を多く含む青魚は、炎症を抑える効果もあり、体臭対策に有効です。

🦠 にんにく・玉ねぎなどの香味野菜

にんにく、玉ねぎ、ニラ、らっきょうなどのネギ類に含まれる硫黄化合物(アリシン)は、体内で代謝された後、汗や呼気として排出されます。これが独特の臭いの原因となり、ワキガの臭いをさらに強くする可能性があります。

これらの食品には、抗菌作用や血液サラサラ効果など健康上のメリットもあるため、完全に避ける必要はありません。しかし、大量に摂取すると臭いが強くなるため、特に人と会う予定がある日の前日や当日は控えめにすることをおすすめします。

👴 アルコール類

アルコールを摂取すると、肝臓で分解される過程でアセトアルデヒドという物質が生成されます。このアセトアルデヒドは血液中に入り、汗や呼気として体外に排出されることで、独特の臭いの原因となります。

また、アルコールには血管を拡張させる作用があり、発汗量が増加します。汗の量が増えると、それだけ臭いの原因となる成分も多く分泌されるため、ワキガの臭いが強くなる傾向があります。

さらに、アルコールは利尿作用があるため、体内の水分が不足しがちになります。水分不足は汗の濃度を高め、臭いを強くする原因となります。お酒を飲む際は、同時に十分な水分を摂取することが大切です。

🔸 香辛料・スパイス

唐辛子、コショウ、カレー粉などの香辛料やスパイスは、体温を上昇させ、発汗を促進する作用があります。発汗量が増えると、アポクリン汗腺からの分泌も活発になり、ワキガの臭いが強くなる可能性があります。

特に辛い食べ物は、交感神経を刺激して汗腺の活動を活発にします。また、カレーやクミンなどのスパイスに含まれる成分は、汗と一緒に体外に排出され、独特の体臭の原因となることがあります。

香辛料を完全に避ける必要はありませんが、ワキガが気になる方は、辛い料理の頻度や量を調整することをおすすめします。

💧 加工食品・ジャンクフード

加工食品やジャンクフードには、添加物、保存料、人工甘味料、トランス脂肪酸などが多く含まれています。これらの成分は腸内環境を悪化させ、体臭の原因となる有害物質の生成を促進する可能性があります。

インスタント食品、スナック菓子、ファストフード、冷凍食品などを頻繁に摂取している場合は、新鮮な野菜や果物、手作りの料理に置き換えていくことで、体臭の改善が期待できます。

また、加工食品は塩分が高いことが多く、これも体臭に影響を与えます。塩分の過剰摂取は汗の成分を変化させ、臭いを強くする原因となることがあります。

✨ カフェインを含む飲料

コーヒー、紅茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは、交感神経を刺激してアポクリン汗腺の活動を活発にします。カフェインによる発汗促進は、ストレス時の汗と同様の成分を含むことが多く、臭いの原因となりやすいです。

また、カフェインには利尿作用があるため、体内の水分バランスが崩れやすくなります。水分不足は汗の濃度を高め、臭いを強くする原因となります。

カフェインを完全に避ける必要はありませんが、1日のカフェイン摂取量を適度に抑え、同時に十分な水分を摂取することが大切です。緑茶にもカフェインは含まれていますが、カテキンの抗酸化作用による体臭抑制効果も期待できるため、適量であれば問題ありません。

Q. 食事改善でワキガは完治できる?効果が出るまでの期間は?

食事改善だけでワキガを完治させることは難しく、ワキガの根本原因はアポクリン汗腺の数や活動性という遺伝的要因によるためです。ただし、臭いの軽減は十分に可能で、効果を実感するには腸内環境の改善に最低2〜3週間、体質が安定するまでには1〜2ヶ月の継続が必要です。

🏥 ワキガ改善のための食生活ポイント

ワキガの臭いを食事で改善するためには、特定の食品を摂取するだけでなく、食生活全体を見直すことが重要です。ここでは、実践しやすい食生活のポイントをご紹介します。

📌 バランスの良い和食中心の食事

日本の伝統的な和食は、ワキガ対策に最適な食事スタイルです。和食は野菜、魚、大豆製品、海藻類を中心とした構成で、動物性脂肪の摂取が比較的少ないのが特徴です。

一汁三菜を基本とした和食は、さまざまな食材からバランスよく栄養を摂取できます。味噌汁には発酵食品である味噌を使い、具材として海藻や野菜を入れることで、腸内環境を整える効果が期待できます。

玄米や雑穀米を主食にすると、食物繊維やビタミンB群を効率よく摂取できます。白米に比べて消化吸収がゆっくりなため、血糖値の急激な上昇を防ぎ、代謝を安定させる効果もあります。

🦠 ▶️ 十分な水分摂取

水分を十分に摂取することは、体臭対策において非常に重要です。水分が不足すると、汗の濃度が高くなり、臭いが強くなる傾向があります。また、水分不足は便秘の原因にもなり、腸内環境の悪化につながります。

1日に1.5〜2リットルの水を目安に摂取することをおすすめします。一度に大量に飲むのではなく、こまめに少量ずつ飲むことで、体内の水分バランスを保つことができます。

水以外にも、緑茶やハーブティー、野菜スープなども水分補給に効果的です。ただし、糖分の多い清涼飲料水やカフェインの多い飲料は控えめにしましょう。

🔹 規則正しい食事時間

規則正しい時間に食事を摂ることで、消化器官のリズムが整い、腸内環境が改善されます。不規則な食事は自律神経のバランスを崩し、発汗パターンにも影響を与える可能性があります。

朝食を抜くと、昼食や夕食で過食になりやすく、消化器官に負担がかかります。また、夜遅い時間の食事は消化不良の原因となり、腸内環境の悪化につながります。

できるだけ毎日同じ時間帯に3食を摂り、夕食は就寝の3時間前までに済ませることを心がけましょう。

📍 よく噛んでゆっくり食べる

食事をよく噛んでゆっくり食べることで、消化吸収が良くなり、腸内環境の改善につながります。早食いは消化不良の原因となり、腸内で食物が腐敗して悪臭成分が生成されやすくなります。

一口につき30回程度を目安によく噛むことで、唾液の分泌が促進され、消化酵素の働きが活発になります。また、満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎの防止にもつながります。

💫 食事改善の継続性

食事による体臭の改善は、即効性があるものではありません。腸内環境が改善され、体質が変化するまでには、最低でも2〜3週間、できれば1〜2ヶ月程度の継続が必要です。

急激な食生活の変化はストレスになり、長続きしない原因となります。まずは1つか2つの習慣から始め、徐々に改善していくことをおすすめします。例えば、「毎日納豆を食べる」「野菜を1日1皿増やす」など、具体的で達成しやすい目標を設定しましょう。

Q. 食事改善で効果が出ない重度のワキガにはどんな治療法がある?

食事改善や日常ケアで効果が不十分な重度のワキガには、医療機関での治療が選択肢となります。主な治療法は、効果が4〜6ヶ月持続するボトックス注射、アポクリン汗腺を直接除去し保険適用の可能性もある剪除法、皮膚を切開せずマイクロ波で汗腺を破壊するミラドライの3種類があります。

⚠️ 食事以外のワキガ対策

食事改善と併せて、日常生活でできるワキガ対策を実践することで、より効果的に臭いを抑えることができます。

🦠 適切な入浴・清潔習慣

脇の下を清潔に保つことは、ワキガ対策の基本です。毎日の入浴で脇の下をしっかりと洗い、汗や皮脂、細菌を取り除くことが重要です。ただし、強くこすりすぎると皮膚を傷つけ、かえって細菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。

入浴後は脇の下をしっかりと乾燥させることも大切です。湿った状態が続くと細菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となります。

👴 制汗剤・デオドラント製品の活用

制汗剤やデオドラント製品を適切に使用することで、発汗や臭いを抑える効果が期待できます。制汗成分としては塩化アルミニウムが効果的であり、デオドラント成分としては殺菌作用のあるものを選ぶと良いでしょう。

使用するタイミングは、清潔な肌に塗布することが重要です。入浴後や朝のシャワー後など、汗をかく前に塗ることで効果を発揮します。

🔸 通気性の良い衣類の選択

通気性の良い衣類を選ぶことで、脇の下の蒸れを防ぎ、細菌の繁殖を抑えることができます。綿や麻などの天然素材は吸湿性・通気性に優れており、汗をかいても蒸れにくいのが特徴です。

合成繊維の中でも、吸湿速乾機能のあるスポーツウェア素材は、汗を素早く吸収・蒸発させるため、臭い対策に効果的です。

💧 ストレス管理

ストレスや緊張は、アポクリン汗腺を刺激して発汗を促進します。ストレス性の汗は、エクリン汗腺からの汗よりも脂質やタンパク質を多く含むため、臭いが強くなる傾向があります。

適度な運動、十分な睡眠、リラクゼーション法の実践など、自分に合ったストレス解消法を見つけることが大切です。

✨ 脇毛の処理

脇毛があると、汗や皮脂が毛に付着して細菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となります。脇毛を処理することで、清潔を保ちやすくなり、制汗剤やデオドラント製品の効果も高まります。

ただし、カミソリでの処理は肌を傷つける可能性があるため、肌に合った方法を選ぶことが大切です。

🔍 食事改善だけでは限界がある場合の治療法

食事改善や日常的なケアを続けても、ワキガの臭いが改善しない場合は、医療機関での治療を検討することをおすすめします。ワキガの根本的な治療法には、いくつかの選択肢があります。

📌 ボトックス注射

ボトックス注射は、ボツリヌストキシンを脇の下に注入することで、汗腺の働きを一時的に抑制する治療法です。発汗量を減らすことで、臭いの軽減が期待できます。効果の持続期間は4〜6ヶ月程度で、定期的な施術が必要です。

👴 ▶️ 剪除法(せんじょほう)

剪除法は、脇の下の皮膚を切開してアポクリン汗腺を直接除去する手術法です。ワキガ治療の中で最も確実な方法とされており、一定の条件を満たせば保険が適用される場合があります。ワキガ治療の保険適用については「ワキガ治療の保険適用条件とは?費用や手術方法を医師が詳しく解説」で詳しく解説しています。

🔹 ミラドライ

ミラドライは、マイクロ波を照射してアポクリン汗腺を熱で破壊する治療法です。皮膚を切開する必要がなく、ダウンタイムが短いのが特徴です。1回の治療で高い効果が期待できますが、自由診療となるため費用は比較的高額です。

📍 治療法の選び方

ワキガの治療法は、症状の程度、生活スタイル、予算などを考慮して選択する必要があります。まずは専門の医療機関を受診し、医師と相談しながら最適な治療法を選ぶことをおすすめします。ワキガの治療法について詳しく比較したい方は「ワキガ治療法を徹底比較|手術・注射・レーザーの効果と費用を解説」もご参照ください。

また、ワキガ手術の費用について知りたい方は「ワキガ手術の費用相場は?保険適用の条件や治療法別の料金を解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太医師(当院治療責任者)より

「ワキガでお悩みの患者様から、食事で改善できないかというご相談をいただくことが増えています。実際、食生活の乱れがワキガの臭いを強くしているケースは少なくありません。特に肉類や脂っこい食事を好む方、野菜不足の方は、食事改善によって臭いが軽減することがあります。しかし、アポクリン汗腺の数が多い方や活動が活発な方の場合、食事改善だけでは十分な効果が得られないこともあります。当院でも、まずは食事を含めた生活習慣の改善をお勧めし、それでも改善しない場合に手術などの治療を提案しています。セルフチェックでワキガかどうか確認したい方は、まず当院にご相談いただければ、適切なアドバイスをさせていただきます。」

📝 よくある質問

ワキガは食事だけで完治しますか?

ワキガの根本的な原因はアポクリン汗腺の数や活動性にあり、これは遺伝的に決まっている部分が大きいため、食事だけで完治させることは難しいです。しかし、食事改善によって臭いの強さを軽減することは可能です。特に軽度から中程度のワキガの場合は、食生活の見直しで日常生活で気になる臭いのレベルを下げることができます。重度の場合は、医療機関での治療と併せて食事改善を行うことをおすすめします。

食事改善の効果はどのくらいで実感できますか?

食事改善による体臭への効果は、個人差がありますが、一般的には2〜4週間程度で変化を感じ始める方が多いです。腸内環境の改善には最低でも2〜3週間かかり、体質が安定するまでには1〜2ヶ月程度の継続が必要です。即効性は期待できませんが、継続することで徐々に効果を実感できるようになります。

にんにくや玉ねぎは完全に避けるべきですか?

にんにくや玉ねぎには健康上のメリットもあるため、完全に避ける必要はありません。ただし、大量に摂取すると体臭が強くなる可能性があります。人と会う予定がある日の前日や当日は控えめにし、それ以外の日は適量を摂取するなど、状況に応じて調整することをおすすめします。

ワキガに効果的なサプリメントはありますか?

クロロフィル(葉緑素)、乳酸菌、ビタミンC、ビタミンEなどを含むサプリメントが体臭対策に効果的とされています。しかし、サプリメントはあくまで食事の補助として捉え、まずは普段の食事からこれらの栄養素を摂取することを心がけましょう。サプリメントを使用する場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

お肉を食べるとワキガが悪化しますか?

肉類、特に脂身の多い部位を大量に摂取すると、ワキガの臭いが強くなる傾向があります。動物性脂肪は皮脂の分泌を増加させ、アポクリン汗腺からの分泌物の成分にも影響を与えます。ただし、タンパク質は体に必要な栄養素なので、完全に避けるのではなく、脂身の少ない部位を選んだり、魚や大豆製品でタンパク質を補ったりすることをおすすめします。

自分がワキガかどうかを確認する方法はありますか?

ワキガのセルフチェック方法として、耳垢が湿っているかどうか、衣類の脇部分に黄色いシミがつくかどうか、家族にワキガの人がいるかどうかなどを確認する方法があります。また、脇の下に白いガーゼを当てて臭いを確認する方法もあります。ただし、自己判断は難しいため、気になる場合は医療機関を受診して専門家の診断を受けることをおすすめします。


参考文献

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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