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Vビームでどのくらい改善できるのか、何回通えばいいのかわからなくて、一歩踏み出せていませんか?
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📌 Vビームの仕組みと症状別の治療回数の目安がわかる
📌 効果を最大化するためのポイントが身につく
📌 自分がVビームに向いているかどうか判断できる
目次
- Vビームとはどんなレーザー治療か
- Vビームで期待できる効果
- Vビームの効果が出るまでの回数の目安
- 症状別に見る治療回数の違い
- Vビームの効果を高めるためのポイント
- Vビームの施術の流れと所要時間
- Vビーム治療後のダウンタイムと注意点
- Vビームが向いている人・向いていない人
- 他のレーザー治療との違い
- まとめ
💡 この記事のポイント
Vビームは赤みや血管病変に特化したパルス色素レーザーで、症状により3〜10回以上の施術が必要。紫外線対策や保湿など日常ケアも効果を左右するため、専門医による個別の治療計画が重要。
💡 Vビームとはどんなレーザー治療か
Vビームは、パルス色素レーザー(PDL:Pulsed Dye Laser)と呼ばれる種類のレーザー機器の一つです。「V-Beam」という名称はキャンデラ社が開発した機器のブランド名であり、現在は「Vビーム プリマ」という改良バージョンも広く使われています。
Vビームの最大の特徴は、波長585nmまたは595nmという特定の光を照射する点にあります。この波長帯は、血液中のヘモグロビン(赤血球に含まれる赤い色素成分)に選択的に吸収される性質を持っています。つまり、皮膚の表面にはほとんどダメージを与えず、赤みや血管性の病変に関係する組織だけにエネルギーを届けることができるレーザーです。
さらに、Vビームには「DCD(動的冷却装置)」と呼ばれる冷却システムが搭載されており、レーザー照射の直前に超低温のガスを皮膚に吹き付けることで、表皮の温度上昇を防ぎながらターゲットとなる血管だけに働きかけることができます。このため、皮膚へのダメージを最小限に抑えた安全性の高い治療として知られています。
また、パルス幅(レーザーを照射する時間の長さ)を細かく調整できることも、Vビームの優れた点の一つです。照射するエネルギーの強さだけでなく、パルス幅を変えることで、毛細血管拡張症のような細い血管から、より太い血管まで幅広い病変に対応できます。これにより、顔の赤みや血管病変に対して、症状に合わせたオーダーメイドに近い治療設定が可能になっています。
Q. Vビームはどのような仕組みで赤みを治療するレーザーですか?
Vビームは波長585nmまたは595nmのパルス色素レーザーで、血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される性質を持ちます。皮膚表面にダメージを与えず血管だけにエネルギーを届け、冷却装置(DCD)により安全性を高めた治療です。
📌 Vビームで期待できる効果
Vビームは、主に赤みや血管に関連した皮膚の悩みに対して高い効果を発揮します。ここでは、Vビームが特に有効とされる症状・悩みについて詳しく説明します。
✅ 毛細血管拡張症(赤ら顔)
頬や鼻の周辺に細い血管が透けて見える状態、いわゆる「毛細血管拡張症」はVビームが最も得意とする適応の一つです。拡張した毛細血管のヘモグロビンにレーザーが吸収されることで、血管壁が凝固・収縮し、血管の拡張が改善されます。赤みが目立ちにくくなり、顔全体のトーンが均一に近づく効果が期待できます。
📝 赤いニキビ・ニキビ跡
炎症を起こしている赤いニキビや、ニキビが治癒した後に残る赤みのある色素沈着(炎症後紅斑)にも、Vビームは有効です。ニキビの炎症には血管の拡張が関係しており、Vビームがその血管に働きかけることで炎症の鎮静化を助けます。また、赤いニキビ跡は毛細血管の増生が原因の一つであるため、血管を収縮させることで赤みを薄くする効果があります。
🔸 酒さ(ロザセア)
顔面の持続的な赤みや紅潮を特徴とする「酒さ(ロザセア)」は、毛細血管の慢性的な拡張や炎症が絡み合った症状です。完治が難しい疾患ではありますが、Vビームを定期的に繰り返すことで赤みを和らげ、症状をコントロールしやすくする効果が期待されます。
⚡ 単純性血管腫・苺状血管腫
生まれつきの赤いあざである「単純性血管腫(ポートワイン母斑)」や、乳幼児に多い「苺状血管腫(いちご状血管腫)」に対してもVビームは保険適用が認められています。特に苺状血管腫は早期に治療を始めることで自然退縮を促進できるとされており、小児皮膚科領域でも重要な治療選択肢です。
🌟 肥厚性瘢痕・ケロイド
傷跡が赤く盛り上がった「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」にも、Vビームは保険適用での治療が行われています。これらの瘢痕組織には血管が多く含まれており、Vビームがその血管に作用することで赤みを軽減し、瘢痕の硬さや盛り上がりを和らげる効果が期待できます。
💬 その他の効果
上記のほかにも、蜘蛛の巣状静脈瘤(クモの巣静脈瘤)、老人性血管腫(赤いほくろのようなもの)、赤みを伴う肌荒れ、乾癬の赤みなどにも一定の効果があるとされています。また、Vビームには血管へのアプローチだけでなく、コラーゲン産生を刺激する作用もあるため、くすみの改善や肌のハリを高める効果もあわせて期待されることがあります。
✨ Vビームの効果が出るまでの回数の目安
Vビームは1回の施術でも一定の効果を感じられることがありますが、満足のいく改善を得るためには複数回の施術を継続することが一般的です。ここでは、効果が出るまでの回数の目安と、その理由についてお伝えします。
✅ 一般的な目安は3〜6回
多くの症状において、Vビームの治療は3〜6回程度の施術で一定の効果を実感できるケースが多いとされています。施術の間隔は症状や使用する出力設定によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回程度のペースで行われます。
皮膚の血管系の変化はすぐには現れず、施術後に身体の自然な修復プロセスを経て徐々に改善されていきます。レーザーで凝固・収縮した血管が体内に吸収されたり、赤みが薄れていったりするには数週間から1〜2ヶ月の時間が必要です。そのため、回数を重ねながら経過を確認していくことが大切です。
📝 1回目から変化を感じられることもある
軽度の赤みや毛細血管拡張の場合、1回目の施術後から赤みの軽減を感じる方もいます。ただし、施術直後はレーザー照射による一時的な赤みや紫斑(内出血のような変色)が出ることがあり、その後数日〜数週間で治まりながら改善が現れてくることが多いです。
効果の実感は個人差が大きく、1回目から著明な改善を感じる方もいれば、3〜4回を経て初めて効果を実感する方もいます。症状の程度や肌質、体の代謝能力なども影響するため、担当医師と定期的にコミュニケーションをとりながら治療を進めることが重要です。
🔸 維持のための継続も重要
一定の改善が得られた後も、体質的に毛細血管が拡張しやすい方や、酒さのように慢性的な経過をたどる疾患では、定期的なメンテナンス治療が推奨されることがあります。数ヶ月〜半年に一度の施術で現在の状態を維持するというアプローチも、長期的な視点では有効な方法です。
Q. Vビームの治療は症状によって必要な回数が違いますか?
症状により必要な回数は異なります。赤ら顔・毛細血管拡張症は3〜5回、赤いニキビ跡は3〜6回、酒さは5〜10回以上、単純性血管腫は5〜15回以上が目安です。個人差も大きいため、医師と相談しながら治療計画を立てることが重要です。
🔍 症状別に見る治療回数の違い
Vビームが適応となる症状によって、必要な治療回数の目安は大きく異なります。以下に症状ごとの大まかな目安をまとめます。ただし、これらはあくまで一般的な目安であり、個人差があることをご理解ください。
⚡ 赤ら顔・毛細血管拡張症:3〜5回程度
軽度から中等度の赤ら顔であれば、3〜5回の施術で目に見える改善が期待できます。頬や鼻の毛細血管が拡張している場合、1〜2回で一部の血管が消退することがありますが、より広い範囲や複数の血管が関与している場合は複数回の治療が必要です。施術間隔は1〜2ヶ月程度が一般的です。
🌟 赤いニキビ跡・炎症後紅斑:3〜6回程度
ニキビ跡の赤みは、炎症後に増生した毛細血管が原因とされています。3〜6回の施術で徐々に赤みが薄れていく方が多いですが、ニキビ跡の深さや範囲、色の濃さによっても変わります。同時にピコレーザーや他の美肌レーザーと組み合わせることで、凹凸や色素沈着も合わせてケアするアプローチが取られることもあります。
💬 酒さ(ロザセア):5〜10回程度
酒さは慢性疾患であるため、他の症状と比べて治療回数が多くなる傾向があります。5〜10回以上の施術を行いながら症状をコントロールしていくことが一般的で、定期的なメンテナンスが継続的に必要になるケースも多いです。施術後の紫外線対策や生活習慣の改善も重要なポイントです。
✅ 単純性血管腫(ポートワイン母斑):5〜15回以上
生まれつきの赤いあざである単純性血管腫は、比較的多くの治療回数が必要な症状です。病変の深さ、範囲、色の濃さによって大きく異なりますが、5〜15回あるいはそれ以上の施術が必要になることがあります。保険適用での治療が可能で、3ヶ月に1回程度の間隔で継続的に行われます。顔の中心部より側面の方が反応しやすい傾向があります。
📝 苺状血管腫:3〜7回程度
乳幼児に見られる苺状血管腫は、多くの場合7歳頃までに自然退縮しますが、Vビームによる早期介入は退縮を促進し、跡が残るリスクを軽減するとされています。病変の大きさや増殖速度によりますが、3〜7回程度の治療が行われることが多く、保険適用となります。
🔸 肥厚性瘢痕・ケロイド:5〜10回以上
瘢痕やケロイドは、赤みの軽減だけでなく硬さや盛り上がりの改善も目標となるため、比較的多くの回数が必要です。他の治療法(圧迫療法、ステロイド注射など)と組み合わせながら5〜10回以上の施術を継続することが多く、保険適用での治療が可能です。
⚡ 老人性血管腫:1〜3回程度
体や顔に現れる赤い点状の老人性血管腫(赤いほくろ)は、比較的少ない回数での治療が可能です。小さなものであれば1〜2回、大きめのものでも2〜3回程度で消退することが多いとされています。
💪 Vビームの効果を高めるためのポイント
Vビームの効果をより高く、より長く保つためには、施術を受けるだけでなく日常生活でのセルフケアも重要です。ここでは、治療効果を最大限に引き出すために意識したいポイントをご紹介します。
🌟 紫外線対策を徹底する
Vビームの治療後は皮膚が敏感になっており、紫外線の影響を受けやすい状態になっています。日焼けをしてしまうと炎症が悪化したり、色素沈着のリスクが高まったりすることがあるため、日焼け止めの使用や日傘・帽子での遮光が非常に大切です。治療期間中だけでなく、日頃からの紫外線対策が赤みの予防にもつながります。
💬 施術間隔を守る
Vビームの効果は施術直後にすべて現れるのではなく、施術後数週間〜1〜2ヶ月かけて徐々に現れてきます。適切な間隔を空けずに頻回に施術を行っても効果が高まるわけではなく、むしろ皮膚への負担が増す可能性があります。医師の指示する間隔をきちんと守って継続することが大切です。
✅ 保湿ケアを継続する
乾燥した肌は外部刺激に対してより敏感になり、赤みや炎症が起こりやすくなります。施術後はもちろん、日常的に丁寧な保湿ケアを行うことで、肌のバリア機能を維持し治療効果を高めることにつながります。低刺激の保湿剤を選び、肌を清潔に保つことを習慣づけましょう。
📝 刺激を避ける
アルコールの摂取、激しい運動、サウナや熱いお風呂など、血管を拡張させる行動は施術後しばらくの間は避けることが推奨されています。これらは一時的に赤みを悪化させたり、治療の効果を損なったりする可能性があります。特に施術当日から数日間は注意が必要です。
🔸 規則正しい生活習慣を整える
睡眠不足やストレスは自律神経のバランスを乱し、血管の反応性を高めることが知られています。十分な睡眠を確保し、ストレスを適切に管理することは、Vビームの効果を助けるだけでなく、赤みそのものを悪化させにくくする意味でも重要です。辛い食べ物や熱い飲み物が赤みを誘発する場合もあるため、食生活の見直しも一つの対策です。
Q. Vビームの施術後にはどんなダウンタイムがありますか?
施術後は赤みや熱感が数時間続くほか、紫色の斑点(紫斑)が1〜2週間程度残る場合があります。目元・鼻周辺では2〜3日むくみが出ることも。最新のVビームプリマでは紫斑が出にくい設定も選択でき、スケジュールに合わせた対応が可能です。

🎯 Vビームの施術の流れと所要時間
初めてVビームを受ける方にとって、当日の流れや施術時間は気になるところです。ここでは一般的な施術の流れをご説明します。
⚡ カウンセリング・診察
初回は必ず医師によるカウンセリング・診察が行われます。気になる症状の場所や程度、これまでの治療歴、アレルギー歴、内服薬の有無などを確認し、Vビームが適応かどうかを判断します。適応と判断された場合は、治療の目標や必要な回数、費用、リスクなどについて詳しく説明を受けます。
🌟 洗顔・クレンジング
施術前にメイクや汚れを落とします。清潔な状態でレーザーを照射することが大切です。クリニックによっては施術前に日焼け具合をチェックし、過度に日焼けしている場合は施術を延期することがあります。
💬 麻酔クリームの塗布(必要に応じて)
Vビームの照射時にはパチパチとした弾かれるような感覚があります。痛みに敏感な方や広い範囲を治療する場合は、局所麻酔クリームを塗布して30〜60分ほど待つ時間が設けられることがあります。麻酔クリームを使用しない場合はこの待ち時間は不要です。
✅ レーザー照射
治療部位にレーザーを照射します。照射中は保護用のアイカバーやゴーグルを着用します。照射時間は治療範囲によって異なりますが、顔全体で5〜20分程度が目安です。スポット治療(一部の血管のみ)であればさらに短時間で終わることもあります。
📝 冷却・クーリング
照射後は熱感が残ることがあるため、冷却ジェルやアイスパックなどで皮膚を冷やします。赤みや腫れが落ち着いたことを確認してから、外出の準備をします。
🔸 アフターケアの説明
施術後のケア方法や注意事項について説明があります。保湿方法、日焼け止めの使用、入浴や運動の制限などについて確認し、次回の予約を取って終了となります。
施術全体の所要時間は、カウンセリングや麻酔クリームの待ち時間を含めると初回は1〜2時間程度かかることが多く、2回目以降は30分〜1時間程度が目安です。
💡 Vビーム治療後のダウンタイムと注意点

Vビームは皮膚への負担が比較的少ない治療ですが、施術後には一定のダウンタイムが生じることがあります。事前に知っておくことで、仕事やプライベートのスケジュールを調整しやすくなります。
⚡ 紫斑(内出血)
Vビームの特徴的な副反応として、施術後に紫色の斑点(紫斑)が現れることがあります。これはレーザーが血管を破壊した際に微細な出血が起こり、皮膚の下に滲み出たものです。内出血のように見えますが、体に害はなく1〜2週間程度で自然に消退します。ただし、人と会う機会が多い方は、ダウンタイム中の見た目が気になる場合があるため、スケジュールに合わせて施術日を選ぶことが大切です。
なお、最新のVビーム プリマでは、パルス幅を長く設定することで紫斑が出にくい照射方法も選択でき、ダウンタイムを短縮した治療が可能になっています。ただし、紫斑が出る設定の方が効果が高いとされる場合もあるため、担当医師と相談の上で最適な設定を決めることになります。
🌟 赤みや熱感
施術直後から数時間は、治療部位に赤みや熱感が現れることがあります。多くの場合は当日〜翌日には落ち着きますが、広範囲を治療した場合はより長く続くことがあります。冷却を行うことで症状が和らぎます。
💬 腫れ・むくみ
特に目の周辺や鼻周囲を治療した場合、翌朝にむくみや腫れが生じることがあります。通常は2〜3日以内に改善しますが、気になる場合は冷やすか、医師に相談してください。
✅ 色素沈着
まれに、施術後に茶色い色素沈着が残ることがあります。これは照射による炎症後の色素沈着(PIH:炎症後色素沈着)で、特に色黒の肌タイプや施術後に紫外線に当たってしまった場合に起きやすい傾向があります。日焼け止めをしっかり使用することで予防できます。もし色素沈着が生じた場合でも、適切なケアを続けることで数ヶ月以内に改善することがほとんどです。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、顔の赤みや毛細血管の透けにお悩みの患者様から多くのご相談をいただいており、症状の種類や程度に合わせてVビームの治療計画を丁寧にご提案しています。Vビームはヘモグロビンに選択的に作用する安全性の高いレーザーですが、満足のいく効果を得るためには適切な施術間隔を守りながら継続することが重要で、日常的な紫外線対策や保湿ケアも治療効果を左右する大切なポイントです。一人ひとりの肌の状態や生活スタイルに寄り添いながら、無理なく続けられる治療計画を一緒に考えていきますので、赤みのお悩みはどうぞお気軽にご相談ください。」
Q. Vビームの治療効果を高めるために日常生活で気をつけることは?
治療効果を高めるには、紫外線対策の徹底・適切な施術間隔の遵守・日常的な保湿ケアが重要です。また施術後はアルコール・サウナ・激しい運動など血管を拡張させる行動を避け、十分な睡眠とストレス管理など規則正しい生活習慣を整えることも効果を左右します。
📌 よくある質問
症状にもよりますが、多くの場合3〜6回程度の施術で一定の効果を実感できます。赤ら顔や毛細血管拡張症は3〜5回、酒さは5〜10回以上必要なケースも多いです。ただし個人差が大きいため、担当医師と相談しながら治療計画を立てることが重要です。
施術後は赤みや熱感が数時間続くことがあるほか、紫色の斑点(紫斑)が1〜2週間程度残る場合があります。目元や鼻周囲では2〜3日むくみが出ることも。最新の「Vビーム プリマ」では紫斑が出にくい設定も選択可能です。事前にスケジュールを調整しておくと安心です。
単純性血管腫(ポートワイン母斑)、苺状血管腫、肥厚性瘢痕・ケロイドなどは保険適用での治療が認められています。一方、赤ら顔や赤いニキビ跡など美容目的の治療は自由診療となります。保険適用かどうかは症状によって異なるため、まずは医師の診察を受けてご確認ください。
日焼けをしている方、妊娠中・授乳中の方、光線過敏症の方、抗凝固薬を服用している方などは施術が難しい場合や注意が必要です。また肌の色が濃い方は設定を慎重に調整する必要があります。いずれも自己判断せず、カウンセリングで医師に状態を確認してもらうことが大切です。
施術当日は激しい運動・サウナ・長時間の入浴は避けてください。洗顔は優しく行い、翌日からは日焼け止めでしっかり紫外線対策を行うことが重要です。また保湿ケアを日常的に続けることで肌のバリア機能が維持され、治療効果の向上にもつながります。アイシークリニックでは施術後のケア方法も丁寧にご説明しています。
📝 施術後の注意事項まとめ
施術当日は激しい運動・サウナ・長時間の入浴を避けることが推奨されます。洗顔は優しく行い、強くこするのは控えましょう。日焼け止めは翌日から使用可能なことが多いですが、クリニックの指示に従ってください。メイクについても当日は避け、翌日から可能なケースが一般的ですが、紫斑が出ている場合はコンシーラーなどで目立たなくすることができます。
✨ Vビームが向いている人・向いていない人
Vビームはすべての方に適した治療というわけではありません。治療を検討する際には、自分がVビームに適しているかどうかを事前に確認することが大切です。
🔸 Vビームが向いている人
顔の広範囲に赤みがある方、毛細血管が透けて見える方、赤いニキビ跡が長期間残っている方、酒さで赤みを繰り返している方、赤いあざや血管腫がある方、傷跡の赤みや硬さを改善したい方などはVビームの適応となる可能性が高く、治療の恩恵を受けやすい傾向があります。
⚡ Vビームが向いていない人・注意が必要な人
一方で、以下のような方は施術が難しい場合や特別な注意が必要です。
日焼けをしている方は、施術により色素沈着が生じやすくなるため、十分に日焼けが落ち着いてから治療を行うのが一般的です。肌が黒い(フィッツパトリック分類でタイプVやVI)方は、メラニン色素もレーザーエネルギーを吸収してしまうため、適切な設定で慎重に行う必要があります。
妊娠中・授乳中の方は安全性が十分に確認されていないため、原則として施術を避けることが多いです。光線過敏症の方や、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用している方も、施術前に必ず医師に申告が必要です。ケロイド体質の方は、稀に施術によって傷跡が悪化するリスクがあるため慎重な判断が求められます。
いずれにしても、自己判断で諦めたり始めたりするのではなく、まずは医師によるカウンセリングを受けて、自分の状態に合った治療かどうかを確認することが最も重要です。
🔍 他のレーザー治療との違い
赤みや血管の治療には、Vビーム以外にもさまざまなレーザーや光治療があります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った治療法を選びやすくなります。
🌟 IPL(フォトフェイシャル)との違い
IPL(Intense Pulsed Light)は特定の波長ではなく幅広い波長帯の光を照射する治療法で、赤みだけでなくシミや色素斑、毛穴など複数の悩みに同時にアプローチできるのが特徴です。一方、Vビームは赤みや血管病変に特化した波長のレーザーであり、血管性の病変に対してはIPLよりも高い精度と効果が期待できます。赤みが主な悩みであればVビーム、赤みとシミを同時にケアしたいのであればIPLとの組み合わせなどを検討するとよいでしょう。
💬 Nd:YAGレーザーとの違い
1064nmのNd:YAGレーザーも血管病変に使用される治療法の一つですが、より深部の太い血管や下肢静脈瘤などに適しています。顔の細い毛細血管拡張症に対してはVビームの方が適している場合が多いとされています。
✅ ピコレーザーとの違い
ピコレーザーは主にシミや色素沈着、タトゥーの除去などに使われるレーザーで、メラニン色素をターゲットにしています。赤みや血管性の病変にはあまり効果が期待できないため、赤みが主な悩みであればVビームが適切な選択です。ただし、赤いニキビ跡に色素沈着が合わさっている場合は、VビームとピコレーザーやPRP療法などを組み合わせる総合的なアプローチが行われることもあります。
📝 炭酸ガスレーザー・エルビウムYAGレーザーとの違い
これらは主に皮膚の表面を削ることで作用するアブレーティブ(皮膚蒸散型)レーザーであり、毛穴や凹凸のある瘢痕の改善、いぼの除去などに使われます。赤みや血管病変への効果はVビームの方が優れており、目的が異なります。ケロイドや瘢痕の凹凸と赤みが共存している場合は、両方のレーザーを組み合わせて治療することもあります。
どの治療法が自分の悩みに最も適しているかは、皮膚科・美容皮膚科の専門医による診察を受けて判断してもらうことが何より確実です。
💪 まとめ
Vビームは、血液中のヘモグロビンに選択的に作用するパルス色素レーザーを用いた治療法で、赤ら顔・毛細血管拡張症・赤いニキビ跡・酒さ・血管腫・ケロイドなど、赤みや血管に関わる幅広い症状に有効です。1回の施術で一定の効果を感じられることもありますが、満足のいく改善のためには症状に応じて3〜10回以上の継続的な治療が必要となる場合が多く、施術間隔や生活習慣の管理も効果を高める上で重要なポイントです。
必要な回数は症状の種類・程度・肌タイプなど個人差が大きいため、自己判断で回数を決めるのではなく、専門の医師によるカウンセリングを受けて適切な治療計画を立てることが大切です。アイシークリニック東京院では、一人ひとりの肌の状態に合わせた診察・治療を行っております。赤みや血管の悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 酒さ(ロザセア)・血管腫・ケロイド・肥厚性瘢痕などVビームの適応疾患に関する診療ガイドラインおよび治療指針
- 日本形成外科学会 – 単純性血管腫・苺状血管腫・肥厚性瘢痕・ケロイドに対するレーザー治療の適応・保険診療に関する情報
- PubMed – パルス色素レーザー(PDL)によるロザセア・血管腫・毛細血管拡張症・瘢痕治療の有効性・治療回数・安全性に関する国際的な臨床研究文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務