
⚡ 皮膚のイボ、液体窒素で何回通えば治るの?そんな疑問、この記事で全部わかります。
💬 「痛いって聞いたけど大丈夫?」「保険でできるの?」「何ヶ月もかかるの?」——読まないまま治療を始めると、回数・費用・痛みで後悔するかもしれません。
この記事を読めば、治療回数の目安・痛みのリアル・治るまでの期間がまるごとわかります。初めての方でも安心して受診できるよう、具体的な情報をまとめました。
🗣️ こんな人に読んでほしい
✅ イボが気になってるけど病院に行くか迷っている
✅ 液体窒素治療が怖くて踏み出せない
✅ 何回・いくら・どのくらいで治るか知りたい
🚨 放置するとこうなる…
イボは自然に消えないことが多く、放置すると数が増えたり、他の部位にうつる可能性があります。早めの対処が大切です。
目次
- 📌 イボとはどんな皮膚疾患か
- 📌 液体窒素治療とはどのような治療法か
- 📌 液体窒素治療が必要な回数の目安
- 📌 イボの種類別・必要回数の違い
- 📌 治療の流れと1回あたりの処置内容
- 📌 痛みの程度と対処法
- 📌 治療後の経過と注意点
- 📌 液体窒素治療の効果が出にくいケース
- 📌 液体窒素以外の治療法との比較
- 📌 治療を受ける際に知っておきたいこと
- 📌 まとめ
💡 この記事のポイント
イボの液体窒素治療は保険適用で1〜2週間に1回、合計5〜15回程度の通院が目安ですが、足裏など皮膚が厚い部位は20回以上かかる場合もあり、イボの種類・大きさ・免疫状態により必要回数は大きく異なります。
💡 イボとはどんな皮膚疾患か
イボとは、皮膚の表面にできる小さな隆起物の総称です。医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症します。HPVには100種類以上の型があり、感染する型によってできるイボの種類や好発部位が異なります。
イボは感染症であるため、免疫力が低下しているときに発症しやすく、小さな傷口や乾燥した皮膚から侵入します。プールや公衆浴場などで感染することもあり、特に子どもや高齢者に多く見られます。また、自分の体の別の部位へ広がったり、家族間で移したりすることもあるため、早めの治療が重要です。
代表的なイボの種類として、足の裏や手のひらに多い「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」、顔や首などにできる扁平なタイプの「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」、老化現象として現れる「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」などがあります。それぞれ見た目や治療法が異なるため、まずは皮膚科で正確な診断を受けることが大切です。
Q. イボの液体窒素治療は何回通院が必要ですか?
イボの液体窒素治療は、1〜2週間に1回のペースで合計5〜15回程度の通院が一般的な目安です。ただし、足の裏のイボは皮膚が厚く根が深いため、20回以上かかるケースもあります。イボの種類・大きさ・部位・免疫状態によって必要な回数は大きく異なります。
📌 液体窒素治療とはどのような治療法か
液体窒素治療(冷凍療法)は、マイナス196度という極低温の液体窒素をイボに直接当てることで、ウイルスに感染した異常な細胞を凍結・壊死させる治療法です。正式には「冷凍凝固療法」と呼ばれ、皮膚科領域では古くから使われてきた実績のある治療法のひとつです。
治療の仕組みとしては、液体窒素を綿棒やスプレーガンでイボに当てることで、イボの組織が急速に冷却されます。細胞内の水分が凍結することで細胞が破壊され、その後溶解する過程で組織が壊死します。壊死した組織は数日から1〜2週間かけて自然と脱落し、健康な皮膚へと入れ替わっていきます。この過程を繰り返すことで、ウイルスに感染した組織を段階的に取り除いていくことができます。
液体窒素治療が広く使われている理由としては、保険適用で治療できること、特別な手術を必要としないこと、外来で短時間に処置できることなどが挙げられます。ただし、イボが完全に消えるまでには複数回の通院が必要であることを事前に理解しておく必要があります。
✨ 液体窒素治療が必要な回数の目安
液体窒素治療で一番気になるのが「何回通えばよいのか」という点です。一般的には、1〜2週間に1回のペースで通院し、合計5〜15回程度の治療が必要なケースが多いとされています。ただし、これはあくまでも目安であり、個人差や状況によって大きく異なります。
治療回数に影響する主な要因には、以下のようなものがあります。
まず、イボの大きさです。小さなイボであれば数回の治療で治ることもありますが、大きくなったイボや根が深いものは、それだけ多くの回数が必要になります。特に足の裏にできる足底疣贅は皮膚が厚く、イボが皮膚の深いところまで達していることが多いため、治療回数が増える傾向にあります。
次に、イボができている場所です。手のひらや足の裏など皮膚が厚い部位は、角質層が液体窒素の浸透を妨げるため、治りにくい傾向があります。逆に、顔や首など皮膚が薄い部位は比較的早く効果が出ることがあります。
また、イボの数も重要です。複数のイボが広範囲に広がっている場合、1回の処置で全部を治療できないこともあり、通院回数が増えます。さらに、患者さんの免疫状態も治癒速度に影響します。免疫力が高い方はウイルスに対する防御反応が強く、少ない回数で治ることがある一方、免疫力が低下している方は再発を繰り返すこともあります。
治療間隔については、一般的に1〜2週間おきが標準的です。あまり短い間隔で処置を繰り返すと皮膚への負担が大きくなるため、前回の処置による炎症や水ぶくれが落ち着いてから次の治療を行うのが基本です。
Q. イボの液体窒素治療後に水ぶくれができたらどうすればよいですか?
液体窒素治療後に水ぶくれができるのは正常な反応です。自分でつぶすと細菌感染のリスクが高まるため、無理につぶしてはいけません。水ぶくれは1〜数日で黒紫色に変色し、約1週間でかさぶたになって自然脱落します。かさぶたも無理に剥がさず、自然に取れるのを待つことが大切です。
🔍 イボの種類別・必要回数の違い
イボの種類によって治療に必要な回数の目安が異なります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
✅ 尋常性疣贅(手足・体にできる一般的なイボ)
最も多く見られるタイプのイボで、HPV2型や4型などが原因です。手の甲や指、足の甲などに表面がザラザラとした硬い隆起として現れます。小さなもので数回、大きなものや根が深いものでは10〜20回以上の治療が必要になることもあります。特に手の指に多発しているケースでは、根気よく通院を続けることが求められます。
📝 足底疣贅(足の裏のイボ)
足の裏にできるイボは、体重がかかるため皮膚の深い部分に向かって内側に成長する傾向があります。表面はタコや魚の目に似ていることが多く、見分けにくいことがあります。皮膚が厚い部位であるため液体窒素の効果が届きにくく、治療回数は他の部位と比べて多くなりがちです。平均的には10〜20回以上かかることも珍しくなく、場合によっては数ヶ月から半年以上の治療期間が必要になることもあります。タコや魚の目との鑑別を行い、正確にイボと診断された上で治療を続けることが重要です。
🔸 扁平疣贅(顔・手の甲にできる扁平なイボ)
HPV3型や10型などが原因で、顔や手の甲、腕などに薄茶色〜肌色の扁平な隆起として現れます。複数個が集まって広がることが多く、液体窒素治療が効果を発揮する場合もありますが、刺激によって逆に広がることがあるため、治療方針については医師と慎重に相談する必要があります。治療回数は症状によって異なりますが、一般的には5〜10回程度が目安とされています。
⚡ 尖圭コンジローマ
性器や肛門周囲にできるイボで、HPV6型や11型が原因です。液体窒素治療も行われますが、他の治療法(外用薬や電気焼灼など)と組み合わせることが多く、複数回の治療が必要です。また、性感染症であるため、パートナーへの感染確認も重要です。
🌟 老人性疣贅(脂漏性角化症)
こちらはウイルス性ではなく、加齢による皮膚細胞の変化が原因で生じるイボです。液体窒素治療も有効ですが、ウイルス性のイボと比べると治療反応が異なることがあります。保険適用になる場合とならない場合があるため、事前に確認が必要です。
💪 治療の流れと1回あたりの処置内容
液体窒素治療の実際の流れについて、初回から治癒までの過程を詳しく説明します。
初診時にはまず問診と皮膚の視診が行われます。イボの種類・数・大きさ・位置を確認し、液体窒素治療が適切かどうかを判断します。必要に応じてダーモスコープと呼ばれる拡大鏡を使って皮膚の状態を詳しく確認することもあります。診断が確定したら、治療の説明を受けた上で処置が始まります。
処置の方法は、主に綿棒法とスプレー法の2種類があります。綿棒法は液体窒素を含ませた綿棒をイボに直接当てる方法で、細かい部位の調整がしやすいという特徴があります。スプレー法は専用のスプレーガンで液体窒素を噴射する方法で、広い範囲を均一に冷却することができます。どちらの方法を使うかは医師の判断や施設の設備によって異なります。
処置時間は1ヶ所あたり数秒〜十数秒で、複数のイボがあっても1回の診察で処置が行われることが多いです。処置自体は数分以内に終わることがほとんどです。処置後は冷却された部位に赤みや腫れが生じ、数時間以内に水ぶくれができることがあります。
2回目以降の通院では、前回の処置部位の状態を確認した上で治療を継続するかどうかを判断します。壊死した組織が十分に脱落していない場合や、まだイボが残っている場合は再度処置を行います。逆に皮膚の状態が悪い場合(過度な炎症や感染など)は次回まで処置を見送ることもあります。

🎯 痛みの程度と対処法
液体窒素治療を受ける方が最も心配することのひとつが痛みです。処置の際には「チクチクする」「焼けるような感じ」と表現される刺激があります。痛みの程度は個人差がありますが、多くの場合は数秒間のみで、処置が終われば痛みは落ち着きます。
部位によっても痛みの感じ方が違います。足の裏や爪の周囲は神経が豊富で痛みを感じやすい部位であるため、他の部位より痛みが強く感じられることがあります。一方で、顔など皮膚が薄い部位は比較的痛みが少ないとされています。
処置中の痛みが強い場合は、医師に申告することで対応してもらえることがあります。たとえば、局所麻酔を使用することで痛みをほぼなくすことができます。子どもの場合は、麻酔テープ(ペンレステープ)を事前に貼ることで処置時の痛みを軽減する方法が用いられることもあります。処置時間を短くして1回の冷凍時間を調整するなど、痛みを最小限にするための工夫を行ってくれるクリニックもあります。
処置後にも数時間から翌日にかけて痛みや腫れが続くことがあります。特に水ぶくれができた場合は、その部位が引っ張られるような感覚や鈍い痛みを感じることがあります。市販の痛み止めを服用することで対処できる場合がほとんどですが、痛みがひどい場合や水ぶくれが非常に大きくなった場合は、次回の診察前でもクリニックに相談することをお勧めします。
Q. 足の裏のイボが液体窒素で治りにくいのはなぜですか?
足の裏(足底疣贅)のイボが液体窒素治療で治りにくい主な理由は、皮膚の角質層が厚く液体窒素の冷却効果が届きにくいためです。また体重による圧迫でイボが皮膚の深部に向かって成長する傾向があります。平均10〜20回以上の治療が必要で、数ヶ月から半年以上かかる場合もあります。
💡 治療後の経過と注意点
液体窒素治療を受けた後の経過は、処置から数日〜2週間をかけて段階的に進みます。治療後の標準的な経過と、日常生活での注意点について説明します。
処置直後から数時間以内に、処置部位が赤く腫れてきます。これは正常な反応です。数時間後には水ぶくれ(水疱)が形成されることがあります。水ぶくれは通常1〜数日で黒紫色に変色し、1週間程度で乾燥してかさぶたになります。その後、かさぶたが剥がれ落ち、新しい皮膚が再生されます。この一連の経過を繰り返すことで、段階的にイボが除去されていきます。
治療後に注意すべき点として、まず水ぶくれは自分でつぶさないことが重要です。水ぶくれの内部には組織液が含まれており、無理につぶすと細菌感染のリスクが高まります。また、かさぶたも無理に剥がさず、自然に取れるのを待ってください。
保湿については、処置部位が乾燥しすぎないよう適切なケアが大切です。医師の指示に従ってワセリンや処方された軟膏を塗布することで、治癒過程をサポートすることができます。
日光への露出も注意が必要です。治療後の皮膚は敏感になっており、紫外線の影響で色素沈着が生じやすくなります。特に顔や手など露出部位では、日焼け止めや帽子などで保護することをお勧めします。
また、プールや温泉などの公共の水場は、治療後の傷が完全に治癒するまでは避けることが望ましいです。傷口から細菌が侵入するリスクがあるほか、逆に感染を広げる可能性もあります。
治療部位に赤みや腫れが強く続く場合、化膿しているように見える場合、発熱が伴う場合などは、感染が起きている可能性があります。このような症状が出た場合は速やかにクリニックへ連絡してください。
📌 液体窒素治療の効果が出にくいケース
液体窒素治療は多くのイボに対して有効な治療法ですが、すべてのケースで同じように効果が出るわけではありません。治療が長引いたり、効果を感じにくかったりするケースについて解説します。
まず、根の深いイボや大きなイボは、何度治療しても完全に除去することが難しいことがあります。特に足の裏のイボは皮膚の厚さと体重による圧迫が加わるため、液体窒素が十分に浸透しにくく、治療に時間がかかることが多いです。
次に、免疫機能が低下している方(糖尿病・HIV感染・免疫抑制剤の使用など)は、ウイルスを体内から排除する力が弱いため、治療してもイボが再発・再増殖しやすい傾向があります。このような場合、液体窒素治療と並行して免疫機能の改善を図ることが必要になることもあります。
また、爪の下や爪周囲にできたイボ(爪囲疣贅)は、爪そのものが処置の障壁になるため、液体窒素だけでは効果が出にくいことがあります。このような場合は、液体窒素と他の治療法を組み合わせることが検討されます。
治療をきちんと受けているにもかかわらず効果が見られない場合は、他の治療法への切り替えや、追加の治療法を組み合わせることを医師と相談することをお勧めします。また、「イボだと思っていたが実はイボではなかった」というケースもあるため、改善が見られない場合は再度診断を確認することも重要です。
Q. イボの液体窒素治療で効果が出ない場合はどうすればよいですか?
液体窒素治療で効果が出にくいケースには、免疫機能の低下や爪周囲など特殊な部位のイボが挙げられます。その場合はレーザー治療・サリチル酸などの外用薬・電気焼灼法との組み合わせが検討されます。自己判断で治療を中断せず、担当医に相談することが重要です。アイシークリニックでも状況に応じた柔軟な治療計画をご提案しています。
✨ 液体窒素以外の治療法との比較
イボの治療法は液体窒素だけではありません。液体窒素治療との比較を通じて、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
💬 外用薬による治療
サリチル酸を含む角質溶解薬(市販薬を含む)をイボに塗ることで、角質を軟化・除去する方法です。液体窒素と組み合わせて使用することで効果が高まることが知られています。自宅でのケアができるという点では便利ですが、効果が出るまでに時間がかかることと、根が深いイボには効きにくいという面があります。
✅ レーザー治療
炭酸ガスレーザーや色素レーザーを用いてイボの組織を焼灼・蒸散させる方法です。液体窒素より少ない回数でイボを除去できることが多く、広範囲のイボや液体窒素で効果が出なかったイボに対して有効です。ただし、保険適用外となるケースが多く、費用が高くなる傾向があります。治療後に傷跡が残る可能性もあるため、特に顔への適用には慎重な判断が必要です。
📝 電気焼灼法(電気メス)
電気メスを使ってイボの組織を焼き取る方法です。比較的確実にイボを除去できますが、出血や傷跡が残りやすいという点があります。局所麻酔が必要なため、処置への負担がやや大きい治療法です。
🔸 切除手術
メスを使って皮膚ごとイボを切除する方法です。確実に除去できますが、切除した部位に縫合が必要で、傷跡が残りやすいというデメリットがあります。また、ウイルス性のイボの場合は切除してもウイルスが周囲に残ることがあり、再発するリスクがあります。通常、液体窒素などで効果が出ない難治例や、悪性腫瘍との鑑別が必要な場合などに検討されます。
⚡ 免疫療法
DPCPや接触過敏反応を利用してウイルスへの免疫反応を高める方法です。多発性のイボや液体窒素に抵抗性を示すイボに対して試みられることがあります。専門的な知識と技術が必要であり、実施できる施設は限られています。
このように、イボの治療にはさまざまな方法があります。液体窒素治療は第一選択として広く用いられていますが、効果が出にくい場合や患者さんの希望によっては、他の治療法への切り替えや組み合わせも検討されます。
🔍 治療を受ける際に知っておきたいこと
液体窒素治療をスムーズに受けるために、事前に理解しておきたい知識や心がけについてご紹介します。
🌟 治療の継続が最も重要

液体窒素治療は1〜2回で完治するものではなく、定期的な通院を繰り返すことで徐々に効果が現れます。途中で治療を中断してしまうと、残ったウイルスが再増殖してイボが復活することがあります。治療効果が感じられない時期があっても、医師の指示に従って治療を続けることが大切です。
💬 保険適用について
ウイルス性のイボ(尋常性疣贅・扁平疣贅・足底疣贅など)に対する液体窒素治療は、健康保険が適用されます。費用の目安は3割負担で1回数百〜千数百円程度ですが、施設や処置の内容によって異なります。一方、老人性疣贅(脂漏性角化症)など保険が適用されないケースや、美容目的の場合は自費診療になります。事前に保険適用になるかどうかを確認しておくとよいでしょう。
✅ 再発と予防
液体窒素治療でイボが消えた後も、ウイルスが体内に残っている場合は再発することがあります。再発を防ぐためには、皮膚を清潔・健康に保つことと免疫力の維持が重要です。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動によって免疫力を高めることが再発予防につながります。また、皮膚が乾燥すると微小な傷ができやすくなりウイルスが侵入しやすくなるため、日常的な保湿ケアも欠かさないようにしましょう。
📝 治療中に広がった・増えた場合
液体窒素治療を受けていても、その間にイボが他の部位に広がったり、新しいイボが増えたりすることがあります。これはウイルスが活動している状態であるため、治療を中断せず継続することが重要です。また、自分でイボを触ったり引っかいたりしてウイルスを広げてしまわないよう注意が必要です。処置後の水ぶくれも不用意に触らないようにしてください。
🔸 子どものイボ治療について
子どもは痛みへの恐怖から治療に協力してもらえないことがあります。麻酔テープの活用や、子どもの状態をよく見ながら進めてくれる小児科または皮膚科を選ぶことが大切です。また、子どもは免疫力が未発達なため、大人より多くの治療回数が必要になることがあります。一方で、成長とともに免疫が高まり、自然治癒することもあるため、治療方針については医師とよく相談してください。
⚡ クリニック選びのポイント
イボの液体窒素治療を受けるクリニックを選ぶ際には、皮膚科の専門医が在籍しているか、治療方針を丁寧に説明してくれるか、通いやすい立地かどうかなどを確認することが大切です。治療が長期にわたることも多いため、継続して通いやすい環境を選ぶことが治療の継続につながります。また、液体窒素以外の治療法も取り扱っているクリニックであれば、状況に応じた柔軟な対応が期待できます。
🌟 治療前に医師へ伝えるべきこと
初診時や治療開始前には、現在服用中の薬(特に免疫抑制剤・抗凝固薬など)、持病(糖尿病・免疫疾患など)、過去のイボ治療歴、妊娠中・授乳中かどうかといった情報を医師に伝えることが重要です。これらの情報は治療計画に影響することがあるため、忘れずに申告するようにしましょう。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、液体窒素治療を受ける患者様から「あと何回で治りますか?」というご質問をいただくことが非常に多く、治療回数への不安が通院継続の妨げになるケースも少なくありません。イボの種類や部位・免疫状態によって必要な回数は大きく異なりますが、特に足の裏のイボは皮膚が厚く根が深いため、焦らず時間をかけて取り組むことが完治への近道です。途中で効果を感じにくい時期があっても治療を中断せず、気になることがあればいつでもご相談いただきながら、一緒に丁寧に治療を進めていきましょう。」
💪 よくある質問
一般的には1〜2週間に1回のペースで、合計5〜15回程度の通院が目安です。ただし、イボの種類・大きさ・部位・免疫状態によって大きく異なります。足の裏のイボは皮膚が厚く根が深いため、20回以上かかるケースもあります。当院でも患者さんの状態に合わせて治療計画をご提案しています。
処置中は「チクチクする」「焼けるような感じ」があり、数秒間の痛みが生じます。足の裏や爪周囲は特に痛みを感じやすい部位です。痛みが不安な方は事前に医師へご相談ください。局所麻酔の使用や、お子さまには麻酔テープを貼るなど、痛みを軽減する対応も可能です。
水ぶくれは液体窒素治療後の正常な反応ですので、自分でつぶさないようにしてください。無理につぶすと細菌感染のリスクが高まります。通常1〜数日で黒紫色に変色し、約1週間でかさぶたになって自然に脱落します。かさぶたも無理に剥がさず、自然に取れるのを待ちましょう。
ウイルス性のイボ(尋常性疣贅・扁平疣贅・足底疣贅など)に対する液体窒素治療は健康保険が適用されます。3割負担の場合、1回あたり数百〜千数百円程度が目安です。ただし、老人性疣贅(脂漏性角化症)や美容目的の場合は自費診療となることがあるため、アイシークリニックへ事前にご確認ください。
免疫機能の低下や、根の深いイボ・爪周囲のイボなどは液体窒素だけでは効果が出にくいことがあります。その場合は、レーザー治療・外用薬・電気焼灼法などの治療法との組み合わせが検討されます。効果が感じられない場合でも自己判断で中断せず、まずは医師にご相談ください。当院でも状況に応じた柔軟な治療計画をご提案しています。
🎯 まとめ
イボの液体窒素治療は、保険適用で手軽に受けられる有効な治療法ですが、その効果は一度の処置で得られるものではなく、継続的な通院が必要です。治療に必要な回数の目安は一般的に5〜15回程度とされていますが、イボの種類・大きさ・部位・患者さんの免疫状態などによって大きく異なります。足の裏のイボのように皮膚が厚い部位では20回以上かかるケースもあり、焦らず治療を続けることが大切です。
治療中は1〜2週間ごとに通院し、処置後に生じる水ぶくれやかさぶたは自然に任せて丁寧にケアすることが回復を助けます。痛みが心配な方は、事前に医師に相談することで麻酔の使用なども検討してもらえます。
液体窒素で効果が出にくい場合は、他の治療法(レーザー・外用薬・電気焼灼など)との組み合わせも選択肢に入ります。イボに悩んでいる方は自己判断で放置せず、早めに皮膚科専門医のいるクリニックで診察を受けることをお勧めします。アイシークリニック東京院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画をご提案していますので、お気軽にご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 日本皮膚科学会が公表する尋常性疣贅(ウイルス性疣贅)の診療ガイドラインに基づき、液体窒素冷凍凝固療法の適応・治療回数・治療方針に関する情報を参照
- 厚生労働省 – 保険診療における皮膚科処置(冷凍凝固療法)の適用範囲・保険適用条件および患者向け医療情報に関する情報を参照
- 国立感染症研究所 – ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染経路・型の種類・疣贅(イボ)発症メカニズムおよび感染予防に関する基礎的な情報を参照
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務