皮膚の下に臭いにおいのするしこりができていて、「もしかして粉瘤?」と不安になっていませんか?
粉瘤は放置すると炎症・化膿・激しい痛みに発展します。自然には治りません。
この記事を読めば、東京で当日予約・当日切除できるクリニックの探し方から費用・保険適用まで、すべてわかります。
- 📌 皮膚の下にコリコリしたしこりがある
- 📌 押すと臭いにおいのある白い内容物が出てくる
- 📌 最近しこりが赤く腫れてきた・痛みがある
👆 1つでも当てはまる方は、早めの受診を強くおすすめします。
- ✅ 粉瘤を放置するとどうなるか(リスクを正しく知る)
- ✅ 当日予約・当日切除が東京で可能なのか
- ✅ 費用・保険適用のリアルな金額
- ✅ 後悔しないクリニック選びのポイント
目次
- 粉瘤(アテローム)とはどんな病気か
- 粉瘤を放置するとどうなる?
- 粉瘤の切除はどのように行われるか
- 東京で当日予約・当日切除は可能なのか
- 粉瘤切除にかかる費用と保険適用について
- 粉瘤切除後のケアと回復期間
- クリニックを選ぶときのポイント
- アイシークリニック東京院での粉瘤治療について
- まとめ
この記事のポイント
粉瘤は自然治癒しない良性腫瘍で、早期の外科的切除が推奨される。東京では当日予約・当日切除対応クリニックも存在し、炎症がない状態なら保険適用(3割負担で5,000円〜)の日帰り手術が可能。アイシークリニック東京院でも当日予約に対応している。

💡 粉瘤(アテローム)とはどんな病気か
粉瘤(ふんりゅう)は、医学的には「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」とも呼ばれ、皮膚の下に袋状の組織ができてその中に皮脂や古い角質が溜まっていく皮膚腫瘍です。一般的には「アテローム」とも呼ばれています。外見上は皮膚がふっくらと盛り上がっており、触ると中に何かが入っているような感覚があります。
粉瘤の特徴のひとつは、腫瘍の頂点付近に「開口部(コメド)」と呼ばれる小さな黒い点が見られることがある点です。この開口部から内容物が出てくることがあり、強い臭いを伴う白っぽいドロドロとした物質が排出されることもあります。これは皮脂や角質が変性したものです。
粉瘤は体のどこにでもできますが、特に顔(耳の周り、頬、額など)、首、背中、鼠径部などに多く見られます。大きさも数ミリ程度の小さなものから、数センチ以上になるものまでさまざまです。
粉瘤の原因はまだ完全には解明されていませんが、毛包(毛根を包む組織)や皮脂腺が何らかのきっかけで閉塞し、内部に成分が蓄積されていくことで形成されると考えられています。ニキビの跡や外傷、ウイルス感染(ヒトパピローマウイルスなど)が関係することもあると言われています。
粉瘤自体は良性であり、がんとは異なります。しかし、自然に消えることはほとんどなく、時間の経過とともに少しずつ大きくなっていく傾向があります。また、何かのきっかけで細菌に感染し、炎症を起こすことがあります。
Q. 粉瘤を放置するとどうなりますか?
粉瘤は自然に消えることはなく、放置すると内容物が蓄積されて少しずつ大きくなります。また、細菌が侵入して炎症を起こすと赤く腫れ上がり、強い痛みや膿を伴う状態になります。炎症後は手術が複雑になり傷跡も残りやすいため、早期受診が推奨されます。
📌 粉瘤を放置するとどうなる?
「痛みもないし、見た目も気にならないからそのままでいい」と考える方もいるかもしれませんが、粉瘤は放置することでさまざまなリスクが生じます。
✅ 炎症・感染を起こす可能性がある
粉瘤の中に溜まった内容物は細菌にとって繁殖しやすい環境です。何らかのきっかけで細菌が侵入すると、粉瘤が赤く腫れ上がり、強い痛みや熱感を伴う「炎症性粉瘤」の状態になります。炎症が進むと膿が溜まり、自然に破れることもあります。炎症が起きると手術も複雑になり、傷跡が残りやすくなるため、炎症を起こす前に治療することが望ましいと言われています。
📝 どんどん大きくなる
粉瘤は放置しても自然に消えることはなく、内容物が蓄積されるにつれて少しずつ大きくなっていきます。小さいうちに切除するほど手術の範囲が小さくて済み、傷跡も目立ちにくくなります。大きくなってから治療すると、切除範囲が広がり、縫合する傷も大きくなってしまいます。
🔸 生活への影響が出ることもある
背中や肩など、衣類が擦れる部位に粉瘤があると、日常生活の中で摩擦によって刺激を受け続け、炎症のリスクが高まります。また、顔や首など目立つ場所にある場合は外見上のコンプレックスになることもあります。
⚡ 稀に悪性化することもある
非常に稀なケースではありますが、粉瘤の袋の部分から皮膚がんが発生することがあると報告されています。頻度は低いものの、大きくなる・硬くなるなどの変化が見られる場合は、早めに皮膚科や形成外科を受診することが大切です。
✨ 粉瘤の切除はどのように行われるか
粉瘤の根本的な治療法は手術による切除です。薬で治すことはできず、内容物を絞り出すだけでは袋が残るため再発します。手術で袋ごと取り除くことが再発防止の基本となります。主な術式には以下のものがあります。

🌟 くり抜き法(へそ抜き法)
粉瘤の開口部(へそ)を中心に、直径3〜5ミリ程度の小さな穴を開け、そこから内容物を出してから袋を取り出す方法です。切開線が小さいため傷跡が目立ちにくく、縫合が不要なケースも多いため、回復が早いというメリットがあります。小〜中程度の粉瘤に適しており、炎症がない状態での施術が基本です。近年は多くのクリニックで採用されている術式です。
💬 通常切除法(紡錘形切除)
粉瘤の上の皮膚を紡錘形(楕円形)に切開し、袋ごと一塊として切除する方法です。袋を確実に取り除くことができるため再発リスクが低く、大きな粉瘤や炎症を繰り返した粉瘤にも対応できます。ただし、くり抜き法に比べると切開線が長くなるため、縫合した傷跡が残ります。
✅ 炎症性粉瘤への対応
炎症を起こして赤く腫れている状態の粉瘤は、まず切開して膿を排出し、炎症を落ち着かせることが優先されます。炎症が収まった後(通常数週間〜数カ月後)に改めて袋の切除を行います。炎症中に無理やり袋を切除しようとすると、出血が多くなったり傷口が汚染されたりするリスクがあるため、段階的な治療が基本とされています。
📝 手術の一般的な流れ
手術前にまず医師が粉瘤の状態を診察し、術式や費用についての説明を受けます。手術当日は患部を消毒した後、局所麻酔を注射します。麻酔が効いたことを確認してから切開・切除を行い、縫合して終了です。手術時間は粉瘤の大きさや状態にもよりますが、一般的に数十分程度で終わることが多いです。日帰りで行われることがほとんどで、手術後しばらく安静にした後はそのまま帰宅できます。
Q. 東京で粉瘤の当日予約・当日切除は可能ですか?
東京には当日予約・当日切除に対応しているクリニックが存在します。ただし、粉瘤が炎症を起こしていない落ち着いた状態であること、クリニックの手術枠に空きがあることが条件です。炎症がある場合はまず切開排膿処置を行い、炎症が落ち着いてから改めて切除手術を行うのが一般的です。
🔍 東京で当日予約・当日切除は可能なのか
「今日中に診てほしい」「できれば当日に切除まで済ませたい」という希望を持つ方は多いと思います。では、東京のクリニックで粉瘤の当日予約・当日切除は実際に可能なのでしょうか。
🔸 当日予約に対応しているクリニックは存在する
東京には皮膚科・形成外科・美容皮膚科など多くのクリニックがあり、その中には当日予約や当日の初診受付に対応しているところもあります。特に近年はオンライン予約や電話予約を活用することで、当日の枠に空きがあればすぐに診てもらえるケースも増えています。
⚡ 当日切除ができる条件
当日予約をして受診した場合でも、必ずしもその日のうちに切除できるとは限りません。当日切除が行われるかどうかは、以下のような条件によって変わります。
まず、粉瘤が炎症を起こしていないことが重要です。炎症がない「落ち着いた状態」の粉瘤であれば、診察当日に局所麻酔をかけてそのまま切除できることがあります。一方、炎症を起こして腫れている状態では、まず切開・排膿処置を行い、炎症が落ち着くまで切除を待つことになります。
次に、クリニック側の手術枠に余裕があるかどうかも関係します。当日に手術が可能かどうかは、その日のスケジュール状況によります。特に人気のクリニックや混雑しやすい曜日・時間帯は、当日の枠が空いていない場合もあります。
また、クリニックが粉瘤の日帰り手術に対応しているかどうかも確認が必要です。皮膚科でも軽微な処置のみ行い、外科的手術は対応していないクリニックもあるため、事前に電話やホームページで確認しておくことをおすすめします。
🌟 当日予約時に確認しておくべきこと
当日予約をする際は、以下の点を事前にクリニックへ確認しておくとスムーズです。粉瘤の切除(日帰り手術)に対応しているか、当日の診察から切除まで対応可能か、保険診療と自由診療のどちらで対応しているか、持参するものや事前準備が必要なものはあるか、という点を確認しておくと安心です。
💬 炎症している場合の対応
粉瘤が赤く腫れて痛みがある状態で当日受診した場合は、まず切開排膿(膿を出す処置)が行われることが多いです。この処置も局所麻酔の下で行われ、日帰りで対応できます。その後、抗生物質が処方され、炎症が落ち着いてから改めて粉瘤の切除手術を予約することになります。炎症が起きている場合でも当日の処置を行ってもらえる場合が多いので、痛みや腫れが気になるときは我慢せず早めに受診することが大切です。
💪 粉瘤切除にかかる費用と保険適用について
粉瘤の切除を検討する上で、費用の見通しを立てておくことは非常に重要です。
✅ 粉瘤の切除は保険適用になる
粉瘤(表皮嚢腫)の切除は、医学的に必要な治療と判断されるため、健康保険が適用されます。これは、粉瘤が美容目的ではなく病気の治療として位置づけられているためです。保険診療で行う場合、費用は手術の区分(腫瘍の大きさ)によって診療報酬点数が決まっており、3割負担の場合の自己負担額の目安は以下のとおりです(あくまで目安であり、クリニックや状況によって異なります)。
長径3センチ未満の場合、3割負担で5,000〜8,000円程度が目安とされています。長径3センチ以上6センチ未満の場合は8,000〜15,000円程度、長径6センチ以上の場合は15,000円以上になることもあります。これらに加えて、初診料・再診料、処置・処方箋料などが別途かかることもあります。
📝 保険診療と自由診療の違い
保険診療では、術式の選択肢や使用できる材料などが規定によって制限される場合があります。一方、自由診療(自費診療)では、より新しい術式や材料を用いることができ、傷跡をより目立ちにくくする縫合技術を採用するなど、患者の希望に合わせた治療が可能になります。ただし、自由診療は費用が全額自己負担となります。どちらを選ぶかは、部位や粉瘤の状態、患者の希望によって異なりますので、受診時に医師と相談してみてください。
🔸 費用に含まれるもの・含まれないものを確認する
クリニックによっては、手術費用に術後の診察料や抜糸費用が含まれている場合と、別途かかる場合があります。また、切除した組織を病理検査(良性・悪性の確認)に出す場合は、病理検査費用が別途発生することもあります。費用の内訳について不明な点は、予約時や受診時に遠慮なく確認することをおすすめします。
Q. 粉瘤切除の手術費用と保険適用について教えてください。
粉瘤(表皮嚢腫)の切除は医学的治療と判断されるため健康保険が適用されます。3割負担の場合、長径3センチ未満で5,000〜8,000円程度、3〜6センチ未満で8,000〜15,000円程度が目安です。これに初診料や処方箋料が別途加わる場合があり、病理検査を行う場合はその費用も発生することがあります。

🎯 粉瘤切除後のケアと回復期間
手術後の過ごし方も、傷の回復に大きく影響します。術後のケアについてあらかじめ知っておくと安心です。
⚡ 術直後の状態
手術が終わると、傷口をガーゼや医療用テープで保護した状態で帰宅します。麻酔が切れると多少の痛みや違和感を感じることがありますが、処方された鎮痛剤で対処できることがほとんどです。手術当日は入浴を避け、シャワーのみにする指示が出ることが多いです。また、激しい運動や飲酒は傷口に負担をかけるため、数日は控えるよう指導されることが一般的です。
🌟 傷口のケア方法
術後の傷口のケアはクリニックから指示が出ます。一般的には、1日1〜2回の消毒と軟膏塗布・ガーゼ交換が必要です。最近では湿潤療法(傷口を乾燥させずに治癒を促す方法)を採用しているクリニックもあり、市販の保護フィルムや被覆材を使って自宅でケアする方法を指導されることもあります。指示された通りのケアを行うことが、傷跡をきれいに治すための重要なポイントです。
💬 抜糸のタイミング
縫合が行われた場合、術後7〜14日程度で抜糸を行います。抜糸のタイミングは手術部位や縫合の状態によって異なりますので、医師の指示に従って来院してください。くり抜き法で縫合しなかった場合は、抜糸は不要です。
✅ 完全に回復するまでの期間
抜糸後も傷口がまだ赤みを帯びていたり、硬くなったりすることがあります。これは瘢痕(傷跡)の自然な治癒過程です。赤みが落ち着き、傷跡がなじんでくるまでには数カ月から1年程度かかることがあります。日焼けをすると色素沈着が残りやすくなるため、術後はUVケアが大切です。紫外線が強い季節や顔・首・手などの露出部位は特に注意が必要です。
📝 再発について
粉瘤は袋が完全に取り除かれれば再発はほとんどありませんが、袋の一部が残った場合は再発することがあります。炎症後の手術や、深部に達した大きな粉瘤では袋の取り残しが起きやすい場合もあります。術後しばらく経ってから同じ場所にしこりが再び現れてきた場合は、早めに受診することをおすすめします。
💡 クリニックを選ぶときのポイント
東京には多くの皮膚科・形成外科クリニックがあります。粉瘤の切除を依頼するクリニックを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてみてください。
🔸 粉瘤の日帰り手術に対応しているか
クリニックによっては軽微な処置しか行えず、手術は別の病院で、という場合もあります。粉瘤の切除を当日または早期に行ってほしい場合は、日帰り手術に対応しているクリニックを選ぶことが重要です。クリニックのウェブサイトやお問い合わせで事前に確認しておきましょう。
⚡ 当日予約・当日手術の可否
急いで治療したい方は、当日予約や当日手術に対応しているかどうかをクリニック選びの基準にするとよいでしょう。電話やオンラインで当日の予約が取れるか、その日のうちに診察から手術まで行えるかを確認しておくと安心です。
🌟 担当医の専門性と経験
粉瘤の切除は外科的手術であるため、皮膚科専門医や形成外科専門医など、適切な資格と経験を持つ医師が担当するクリニックを選ぶことが大切です。傷跡の仕上がりにも医師の技術が大きく影響します。
💬 費用の透明性
治療費については、事前にしっかりと説明を受けられるクリニックを選びましょう。診察前から概算費用をホームページに明示しているクリニックや、カウンセリング時に見積もりを提示してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。
✅ アクセスの良さ
東京都内は交通の便が良い一方、クリニックの場所によっては移動に時間がかかることもあります。術後は無理に動き回らないことが理想的なので、自宅や職場から通いやすい場所にあるクリニックを選ぶことも大切なポイントです。また、術後の通院(抜糸など)のことも考えて選ぶとよいでしょう。
📝 術後のサポート体制
手術後に何か困ったことがあったときにすぐに相談できる体制が整っているかどうかも重要です。術後の傷口トラブルや感染が起きた場合に迅速に対応してもらえるか、連絡しやすい環境かどうかも確認しておきましょう。
Q. くり抜き法と通常切除法の違いは何ですか?
くり抜き法は直径3〜5ミリ程度の小さな穴から袋を取り出す術式で、傷跡が小さく縫合不要なケースも多いため回復が早く、炎症のない小〜中程度の粉瘤に適しています。通常切除法は皮膚を楕円形に切開して袋ごと切除する方法で、大きな粉瘤や炎症を繰り返した粉瘤にも対応できますが、縫合跡が残ります。
📌 アイシークリニック東京院での粉瘤治療について

アイシークリニック東京院では、粉瘤(表皮嚢腫)の切除に対応しています。「できるだけ早く診てほしい」「仕事の合間に来院したい」という患者様のご要望にお応えできるよう、当日予約の受け付けにも対応しております(空き状況による)。
粉瘤の治療では、患者様の粉瘤の状態(大きさ、部位、炎症の有無など)をしっかりと診察した上で、最適な術式をご提案します。炎症のない落ち着いた粉瘤であれば、当日の診察から切除までをワンストップで行うことが可能なケースもあります。手術は局所麻酔を用いて日帰りで行われますので、入院の必要はありません。
また、当院では患者様が安心して治療を受けられるよう、手術前の丁寧な説明と、術後のアフターケアにも力を入れています。費用については保険診療での対応が基本となり、診察時に担当医よりわかりやすくご説明いたします。
粉瘤のしこりが気になっている方、炎症を起こしてしまって痛みがある方、以前に他院で切除したが再発してしまった方など、粉瘤に関するお悩みはまずお気軽にご相談ください。東京都内でアクセスのよい立地にあり、当日のご予約にも可能な限り対応しています。

👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「当院では、「しこりが気になっているけれど、いつ受診すればよいかわからない」とお悩みの末にご来院される患者様が多くいらっしゃいます。粉瘤は炎症を起こす前の早い段階で治療を行うほど、小さな傷で済み、回復も早くなりますので、気になるしこりがあればどうか一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。最近の傾向として、当日予約でいらっしゃる患者様も増えており、炎症のない状態であればその日のうちに切除まで対応できるケースも多いため、「今すぐ診てほしい」というご要望にもできる限りお応えできるよう努めています。」
✨ よくある質問
粉瘤が自然に消えることはほとんどありません。放置すると内容物が蓄積されて少しずつ大きくなり、細菌感染による炎症(赤み・腫れ・強い痛み)を起こすリスクも高まります。炎症が起きると手術が複雑になり傷跡も残りやすくなるため、気になるしこりは早めに専門クリニックへご相談ください。
当日予約・当日切除に対応しているクリニックは東京にも存在します。ただし、炎症がない落ち着いた状態であること、クリニックの手術枠に空きがあることが条件となります。炎症を起こしている場合はまず切開排膿処置を行い、炎症が落ち着いてから改めて切除手術を行うのが一般的です。
粉瘤(表皮嚢腫)の切除は医学的な治療と判断されるため、健康保険が適用されます。3割負担の場合、長径3センチ未満で5,000〜8,000円程度、3〜6センチ未満で8,000〜15,000円程度が目安です。これに初診料や処方箋料などが別途加わる場合があります。詳細は受診時に医師へご確認ください。
くり抜き法は直径3〜5ミリ程度の小さな穴から袋を取り出す方法で、傷跡が小さく回復が早いのが特徴です。主に炎症のない小〜中程度の粉瘤に適しています。通常切除法は皮膚を楕円形に切開して袋ごと切除する方法で、大きな粉瘤や炎症を繰り返した粉瘤にも対応できますが、縫合跡が残ります。
縫合した場合の抜糸は術後7〜14日程度が目安です。ただし、傷跡の赤みや硬さが完全に落ち着くまでには数カ月〜1年程度かかることがあります。術後は日焼けによる色素沈着を防ぐためUVケアが重要です。また、袋が完全に除去されれば再発はほとんどありませんが、同じ部位にしこりが再び現れた場合は早めに受診してください。

🔍 まとめ
粉瘤は皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に皮脂や角質が溜まっていく良性の腫瘍です。自然に治ることはなく、放置すると大きくなったり炎症を起こしたりするリスクがあります。根本的な治療は手術による袋ごとの切除であり、炎症がない状態であれば日帰りで行うことができます。
東京では当日予約・当日切除に対応しているクリニックも存在しますが、炎症の有無や手術枠の状況によって対応が異なります。受診前にクリニックへ確認しておくことが大切です。費用は保険適用が可能で、腫瘍の大きさによって自己負担額の目安が変わります。
クリニックを選ぶ際は、日帰り手術への対応、医師の専門性、費用の透明性、術後のサポート体制などを総合的に判断するとよいでしょう。粉瘤は早期に適切に治療することで、傷跡を最小限に抑えながら完治を目指すことができます。気になるしこりがある方は、早めに専門クリニックへご相談ください。
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📚 参考文献
- 日本皮膚科学会 – 粉瘤(表皮嚢腫)の診断基準・治療指針・疾患概念に関する公式情報
- 日本形成外科学会 – 粉瘤の外科的切除術式(くり抜き法・通常切除法)および術後ケアに関する専門的情報
- 厚生労働省 – 粉瘤切除における健康保険適用の根拠・診療報酬点数に関する情報
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務