食中毒というと、激しい嘔吐や高熱を伴うイメージがありますが、実際には下痢のみで熱が出ないケースも少なくありません。「熱がないから大丈夫」と軽視してしまいがちですが、原因や症状の程度によっては適切な対処が必要です。本記事では、食中毒で下痢のみ・熱なしの場合に考えられる原因、自宅での対処法、そして医療機関を受診すべき目安について詳しく解説します。正しい知識を身につけて、早期回復を目指しましょう。

目次
- 食中毒で下痢のみ・熱なしになる原因とは
- 熱が出ない食中毒の特徴と症状
- 下痢のみの食中毒と他の疾患との見分け方
- 自宅でできる対処法と注意点
- 脱水症状の予防と水分補給のポイント
- 食事の再開時期と回復を早める食べ物
- 医療機関を受診すべき目安
- 食中毒を予防するための日常的な対策
- よくある質問
- 参考文献
🦠 食中毒で下痢のみ・熱なしになる原因とは
食中毒は、細菌やウイルス、寄生虫、自然毒などに汚染された食品を摂取することで発症します。一般的に食中毒といえば、発熱や嘔吐を伴うイメージがありますが、原因となる病原体の種類によっては、下痢のみで発熱がないケースも珍しくありません。
🧪 毒素型食中毒の場合
毒素型食中毒は、細菌が食品中で増殖する際に産生した毒素を摂取することで発症します。代表的なものに以下があります:
- 黄色ブドウ球菌
- セレウス菌(嘔吐型・下痢型)
これらの毒素型食中毒では、体内で細菌が増殖して感染を起こすわけではないため、発熱を伴わないことが多いのが特徴です。特にセレウス菌の下痢型では、水様性の下痢が主症状となり、発熱はほとんど見られません。
🍛 ウェルシュ菌による食中毒
ウェルシュ菌は、カレーやシチューなど大量調理された食品で増殖しやすい細菌です。この菌による食中毒では、腹痛と下痢が主な症状で、発熱はほとんど見られません。
症状は比較的軽症で、通常1〜2日で自然回復します。加熱調理後に室温で長時間放置された食品が原因となることが多いため、「給食病」とも呼ばれています。
🦠 軽症のウイルス性胃腸炎
ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎でも、感染の程度が軽い場合や、過去に同じウイルスに感染して部分的な免疫がある場合には、下痢のみで発熱がないことがあります。特に成人では、ノロウイルス感染でも軽症で済むケースが少なくありません。
🐛 寄生虫による食中毒
アニサキスやクリプトスポリジウムなどの寄生虫による食中毒では、下痢や腹痛が主症状となり、発熱を伴わないことがあります。特にクリプトスポリジウムによる感染では、水様性の下痢が長期間続くことがありますが、発熱は軽度か認められないことが多いです。
🌡️ 熱が出ない食中毒の特徴と症状
熱が出ない食中毒には、いくつかの共通した特徴があります。これらを理解することで、自分の症状がどのタイプの食中毒に該当するか、ある程度推測することができます。
⏰ 症状の発現時期
毒素型食中毒の場合、原因食品を摂取してから症状が出るまでの時間(潜伏期間)が比較的短いのが特徴です:
- 黄色ブドウ球菌:1〜6時間
- セレウス菌(下痢型):8〜16時間
- ウェルシュ菌:6〜18時間
潜伏期間が短いほど、何を食べて発症したかを特定しやすくなります。
💧 下痢の性状
熱なしの食中毒では、水様性の下痢が特徴的です:
- 血便を伴うことは少ない
- 便の色は黄色から茶色が一般的
- 便の回数は1日数回から10回以上と個人差がある
- 毒素型食中毒では比較的短期間で症状が治まることが多い
腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では血便を伴うことがありますが、初期には発熱がない場合もあるため注意が必要です。
🤢 随伴症状
下痢に加えて、以下の症状を伴うことがあります:
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 腹鳴(お腹がゴロゴロ鳴る)
- 軽い吐き気
毒素型食中毒では嘔吐を伴うこともありますが、感染型と比較すると全身症状は軽度であることが多いです。ただし、下痢が続くと脱水症状を起こす可能性があるため、水分補給には十分注意が必要です。
📅 症状の持続期間
熱なしの食中毒では、多くの場合、症状は1〜3日程度で自然に回復します。特に毒素型食中毒では、原因となる毒素が体外に排出されれば症状は改善に向かいます。
ただし、原因菌の種類や摂取量、個人の体力や免疫状態によって回復までの期間は異なります。症状が1週間以上続く場合や、徐々に悪化する場合は医療機関の受診を検討してください。
🔍 下痢のみの食中毒と他の疾患との見分け方
下痢のみで熱がない場合、食中毒以外の原因も考えられます。適切な対処のためには、他の疾患との違いを知っておくことが重要です。
😰 過敏性腸症候群(IBS)との違い
過敏性腸症候群は、ストレスや食事などをきっかけに下痢や便秘、腹痛を繰り返す慢性的な疾患です。食中毒との大きな違いは、特定の食品摂取後に急性発症するかどうかです:
- IBSは症状が慢性的に繰り返される
- ストレスなどの心理的要因と関連することが多い
- 夜間に症状で目が覚めることは稀
- 食中毒は時間を問わず症状が出現
🥛 乳糖不耐症との違い
乳糖不耐症は、乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素が不足しているために起こる状態です。食中毒との違いは:
- 乳製品摂取時のみに症状が現れる
- 症状の程度が摂取量に比例する
- 他の人が同じものを食べても症状が出ない
💊 薬剤性下痢との違い
抗生物質や消炎鎮痛剤、制酸剤などの薬剤が原因で下痢を起こすことがあります。特に抗生物質服用中は腸内細菌のバランスが崩れ、下痢を起こしやすくなります。
薬剤性下痢の場合は、薬の服用開始後に症状が現れ、中止すると改善することが特徴です。新しい薬を飲み始めた後に下痢が続く場合は、処方医に相談することをお勧めします。
🩺 炎症性腸疾患との違い
潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患でも、下痢が主症状となることがあります:
- 慢性的な経過をたどる
- 血便、粘液便を伴うことが多い
- 体重減少、貧血などを伴う
- 症状が持続または再発を繰り返す
食中毒は急性発症で比較的短期間で回復しますが、炎症性腸疾患は症状が持続または再発を繰り返します。下痢が2週間以上続く場合は、これらの疾患の可能性も考慮して医療機関を受診してください。
🏠 自宅でできる対処法と注意点
下痢のみで発熱がなく、症状が軽度の場合は、自宅での療養で回復することが多いです。ただし、適切な対処を行わないと症状が長引いたり、脱水症状を起こしたりする可能性があります。
😴 十分な休息を取る
食中毒からの回復には、体を休めることが大切です:
- 無理に動き回らず、横になって休息を取る
- 仕事や学校は可能であれば休む
- 体の回復に専念する
- 感染力がある場合は他の人への感染を防ぐ配慮も必要
❌ 下痢止め薬の使用について
下痢がつらいからといって、安易に下痢止め薬を使用することは避けてください:
- 下痢は体内から病原体や毒素を排出するための防御反応
- 下痢止め薬で無理に止めると原因物質が体内に留まる
- 症状が長引いたり悪化したりする可能性がある
- 特に細菌性食中毒の場合は推奨されない
市販薬を使用する場合は、整腸剤程度にとどめ、症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。
🔥 腹部を温める
腹痛を伴う場合は、腹部を温めることで症状が和らぐことがあります:
- 湯たんぽや温かいタオル、腹巻きを使用
- 熱すぎる温度は避け、低温やけどに注意
- 締め付けの強い衣服は避ける
- ゆったりとした服装で過ごす
🧼 衛生管理を徹底する
食中毒の原因によっては、便中に病原体が含まれている場合があります:
- トイレ使用後は石鹸で手をよく洗う
- タオルは家族と共有しない
- 症状が続いている間は調理を避ける
- トイレの便座やドアノブを消毒する
💧 脱水症状の予防と水分補給のポイント
下痢が続くと、体内の水分と電解質(ナトリウム、カリウムなど)が失われ、脱水症状を起こす危険性があります。適切な水分補給は、食中毒からの回復において最も重要なポイントの一つです。
⚠️ 脱水症状のサイン
脱水症状の初期サインには以下があります:
- 口や唇の渇き
- 尿量の減少
- 尿の色が濃くなる
- めまいやふらつき
- だるさ
重度になると、皮膚の弾力性低下、目のくぼみ、意識障害、血圧低下などが現れます。特に高齢者や小児、基礎疾患のある方は脱水症状を起こしやすいため、注意が必要です。
💦 効果的な水分補給の方法
下痢時の水分補給は、一度に大量に飲むのではなく、少量をこまめに摂取することが大切です:
- 一度に大量の水分を摂ると胃腸に負担がかかる
- かえって下痢を悪化させることがある
- コップ半分程度の量を15〜30分おきに飲む
- 常温または少し温かい飲み物が胃腸への刺激が少ない
✅ 推奨される飲み物
下痢で失われた水分と電解質を効率よく補給するには、経口補水液(ORS)が最適です:
- 市販の経口補水液を常備
- スポーツドリンクを水で薄めたもの
- 薄めの味噌汁
- 野菜スープ
水だけを大量に飲むと電解質のバランスが崩れる可能性があるため、塩分や糖分も一緒に摂取することが重要です。
❌ 避けるべき飲み物
以下の飲み物は控えめにしましょう:
- カフェインを含むコーヒーや紅茶、緑茶(利尿作用があり脱水を悪化させる)
- アルコール(脱水を促進する)
- 炭酸飲料(糖分が多く下痢を悪化させる可能性)
- 果汁100%のジュース(糖分が多い)
- 冷たい飲み物(胃腸への刺激となる)
🍽️ 食事の再開時期と回復を早める食べ物
下痢の症状がある間は、胃腸に負担をかけないよう食事内容に注意が必要です。症状の回復に合わせて、段階的に通常の食事に戻していきましょう。
🚫 症状が強い時期の食事
下痢や腹痛がひどい時期は、無理に食事を摂る必要はありません:
- 食欲がない場合は水分補給を優先
- 胃腸を休めることを第一に考える
- 食べられる場合は消化に良い食品を少量から
推奨される食品:
- おかゆ
- すりおろしリンゴ
- バナナ
脂っこい食品、香辛料の効いた食品、食物繊維の多い食品は避けましょう。
📈 回復期の食事
下痢の回数が減り、食欲が出てきたら、徐々に食事量を増やしていきます:
- うどん
- 食パン(トースト)
- じゃがいも
- 豆腐
- 白身魚
- 鶏のささみ
調理法は、煮る、蒸す、茹でるなど、油を使わない方法がお勧めです。1回の食事量は少なめにし、1日の食事回数を増やすことで胃腸への負担を軽減できます。
⚠️ 避けるべき食品
回復期間中は、以下の食品を避けることをお勧めします:
- 揚げ物や脂身の多い肉など脂肪分の多い食品
- 生野菜や海藻類など食物繊維の多い食品
- 香辛料、唐辛子、にんにくなどの刺激物
- 乳製品(乳糖の消化が困難になっている場合がある)
🌱 腸内環境を整える食品
症状が落ち着いてきたら、腸内環境を整える食品を取り入れると回復が早まることがあります:
- ヨーグルト(善玉菌を増やして腸内フローラのバランスを改善)
- 乳酸菌飲料
- 整腸剤のサプリメント
ただし、下痢が続いている間は乳製品を控え、症状が改善してから少量ずつ試してください。
🏥 医療機関を受診すべき目安
下痢のみで熱がない軽症の食中毒は、多くの場合自然に回復します。しかし、以下のような症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
🚨 すぐに受診すべき症状
- 血便や黒色便が出た場合(腸管出血性大腸菌感染症や消化管出血の可能性)
- 激しい腹痛が持続する場合(重症の腸炎や腸閉塞の可能性)
- 脱水症状のサイン(強いだるさ、意識がぼんやりする、尿が極端に少ない)
- 症状が急激に悪化する場合
⏱️ 早めに受診を検討すべき状況
- 下痢が3日以上続く場合
- 1日10回以上の頻回な下痢が続く場合
- 水分を摂っても吐いてしまう場合
- 途中から発熱が出てきた場合
👴 特に注意が必要な方
高齢者、乳幼児、妊婦、免疫力が低下している方は、食中毒が重症化しやすい傾向があります:
- 高齢者
- 乳幼児
- 妊婦
- 糖尿病患者
- がん治療中の方
- 免疫抑制剤服用中の方
これらの方は、症状が軽くても早めに医療機関を受診することをお勧めします。特に高齢者は脱水症状に気づきにくく、重症化してから発見されることがあるため、周囲の方が注意して観察することが大切です。
📋 受診時に伝えるべき情報
医療機関を受診する際は、以下の情報を伝えると診断の助けになります:
- 症状が始まった時期
- 下痢の回数と性状(水様性か、血液や粘液が混じっているかなど)
- 他の症状の有無
- 発症前24〜48時間に食べたもの
- 同じものを食べた人の症状
- 最近の旅行歴や生ものの摂取歴
可能であれば、メモに書いて持参すると良いでしょう。
🛡️ 食中毒を予防するための日常的な対策
食中毒は、日常的な注意と適切な食品の取り扱いによって、多くの場合予防することができます。以下のポイントを心がけて、食中毒のリスクを減らしましょう。
🖐️ 手洗いの徹底
食中毒予防の基本は手洗いです。以下のタイミングで必ず石鹸で手を洗いましょう:
- 調理前
- 食事前
- トイレ後
- 帰宅後
- 生肉や生魚を触った後
手洗いは30秒以上かけて、指の間、爪の下、手首までしっかり洗うことが大切です。アルコール消毒も有効ですが、ノロウイルスにはアルコールの効果が限定的なため、流水での手洗いを基本としましょう。
❄️ 食品の適切な保存
食品は適切な温度で保存することが重要です:
- 生鮮食品は購入後すぐに冷蔵庫に入れる
- 冷蔵庫内の温度は10℃以下
- 冷凍庫は-15℃以下に保つ
- 調理済み食品の室温放置を避ける
特にウェルシュ菌は室温で増殖しやすいため、カレーやシチューなどは調理後すぐに食べるか、小分けにして急速に冷却してから冷蔵保存してください。
🔥 十分な加熱調理
多くの食中毒菌は、十分な加熱によって死滅します:
- 肉類は中心部まで火を通す
- 中心温度が75℃以上で1分以上加熱
- 鶏肉、豚肉、ひき肉料理は特に注意
- 電子レンジ加熱時は加熱ムラに注意
🔪 調理器具の衛生管理
まな板や包丁などの調理器具の衛生管理も重要です:
- 使用後によく洗浄し、乾燥させる
- 生肉・生魚用と野菜・調理済み食品用でまな板や包丁を分ける
- 定期的に熱湯消毒や漂白剤での殺菌を行う
- ふきんやスポンジをこまめに交換または消毒
🌡️ 季節別の注意点
夏場は気温が高く、細菌性食中毒が発生しやすい時期です:
- お弁当や作り置き料理は特に注意
- 保冷剤を活用した温度管理
冬場はノロウイルスによる食中毒が増加します:
- 二枚貝(カキなど)は中心部まで十分に加熱
- 調理者の手洗いを徹底
- 下痢や嘔吐の症状がある人は調理を避ける

❓ よくある質問
症状が軽度でも、下痢が続いている間は自宅で休養することをお勧めします。食中毒の原因によっては感染力があり、トイレを共有することで他の人に感染を広げる可能性があります。また、体力が消耗している状態で無理をすると、回復が遅れることがあります。症状が完全に治まり、通常の食事が摂れるようになってから復帰するのが望ましいでしょう。職場や学校によっては、食中毒時の出席停止基準が設けられている場合もあるため、確認することをお勧めします。
軽度の下痢であれば、市販の整腸剤(乳酸菌製剤など)を服用しても問題ありません。整腸剤は腸内細菌のバランスを整え、回復を助ける効果が期待できます。ただし、ロペラミドなどの下痢止め薬(止瀉薬)は、病原体や毒素を体内に留めてしまう可能性があるため、医師の指示なく使用することは避けてください。市販薬を使用しても症状が改善しない場合や、悪化する場合は医療機関を受診しましょう。
食中毒は汚染された食品の摂取が原因で発症するのに対し、胃腸風邪(感染性胃腸炎)は人から人への感染や、汚染された環境からの感染も含みます。実際には、ノロウイルスなどは食品からも人からも感染するため、両者の境界は明確ではありません。一般的に、特定の食品を摂取した後に複数の人が同時に発症した場合は食中毒、家族や周囲に感染者がいて順番に発症した場合は胃腸風邪と呼ばれることが多いです。対処法は基本的に同じで、水分補給と安静が中心となります。
下痢が治まってから、段階的に通常の食事に戻していくことをお勧めします。まずは消化の良い食品(おかゆ、うどん、白身魚など)から始め、1〜2日様子を見て問題がなければ、徐々に食事の種類と量を増やしていきます。脂っこい食品や刺激物は、完全に回復するまで控えめにしましょう。個人差がありますが、一般的には下痢が治まってから3〜5日程度で通常の食事に戻せることが多いです。ただし、無理をせず、胃腸の調子を見ながら進めてください。
同じ食品を食べても、発症する人としない人がいることは珍しくありません。これは、摂取した菌や毒素の量、個人の免疫力や腸内環境、胃酸の分泌量、過去の感染による免疫の有無など、様々な要因が影響するためです。また、食中毒以外の原因(ストレス、体調不良、他の食品など)で下痢を起こしている可能性もあります。ただし、症状が重い場合や長引く場合は、原因を特定するためにも医療機関を受診することをお勧めします。
📚 参考文献
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
下痢のみの食中毒は「軽症だから心配ない」と軽視されがちですが、原因菌によっては適切な対処が重要です。特に脱水症状の予防と、症状が悪化していないかの観察が大切です。自己判断で下痢止め薬を使用せず、まずは水分補給と安静を心がけてください。