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「車の中にいれば日焼けしない」と思っていませんか?実は、車内での紫外線ダメージは想像以上に深刻です。長時間の運転や通勤・通学で毎日車を利用する方は、気づかないうちに大量の紫外線を浴び続けている可能性があります。特に左腕や左側の顔に強いシミや色素沈着が出やすいドライバーは多く、これは日常的な車内での紫外線暴露が原因とされています。この記事では、車に乗る際の日焼け対策について、紫外線の仕組みから具体的な対策方法、さらにシミができてしまった場合のケアまで詳しく解説します。


目次

  1. 車内でも日焼けする理由とは
  2. 車の窓ガラスと紫外線の関係
  3. 車の運転中に受ける紫外線ダメージの特徴
  4. 車内でできる基本的な日焼け対策
  5. 車に取り付けるUVカットアイテムの選び方
  6. 日焼け止めの正しい使い方とおすすめの選び方
  7. ファッションで防ぐ!UVカット衣類・アイテムの活用法
  8. 駐車中の日焼け対策も忘れずに
  9. 日焼け後のアフターケアと肌トラブルへの対応
  10. 車の日焼けによるシミが気になったら

この記事のポイント

車内でもUV-Aはサイドガラスを60〜70%透過し、左腕・左顔への蓄積ダメージが生じる。PA+++以上の日焼け止め、UVカットフィルム施工、アームカバー着用が有効。既存のシミはアイシークリニックへ相談を。

🎯 車内でも日焼けする理由とは

多くの人が「車の中にいれば直射日光を受けないから日焼けしない」と考えていますが、これは大きな誤解です。車のフロントガラスや側面のドアガラスは確かに一定の紫外線をカットしますが、完全にシャットアウトすることはできません。また、ガラスを透過しない紫外線であっても、道路や建物に反射した紫外線が車内に入り込むこともあります。

紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類がありますが、地上に届くのは主にUV-AとUV-Bです。UV-Bは肌の表面に作用して赤みやヒリヒリ感を引き起こすいわゆる「急性の日焼け」を起こしやすい紫外線で、一般的なガラスによってある程度カットされます。一方で、UV-Aは波長が長く、ガラスを透過しやすい性質を持っています。このUV-Aが皮膚の深部(真皮層)まで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊するため、シワやたるみ、くすみといった光老化を引き起こします。さらに、メラニン色素の生成を促進することでシミや色素沈着の原因にもなります。

つまり、車内にいるからといって安心はできません。特に毎日長時間運転をする方にとって、車内の紫外線対策は美肌を保つうえで欠かせない習慣といえます。

Q. 車のサイドガラスはどの程度紫外線を透過するのか?

車のサイドガラス(ドアウインドウ)は強化ガラス製であることが多く、UV-Aを60〜70%程度透過するとされています。フロントガラスは合わせガラス構造でUV-Aを大幅に軽減できるのに対し、サイドガラスのUVカット性能は低いため、運転中の左腕や左顔面への紫外線ダメージが蓄積しやすくなります。

📋 車の窓ガラスと紫外線の関係

車のガラスの種類によって、紫外線の透過率は大きく異なります。まず、フロントガラス(フロントウインドシールド)について説明します。フロントガラスは一般的に合わせガラスという構造になっており、2枚のガラスの間にPVB(ポリビニルブチラール)フィルムが挟まれています。このフィルムがUV-Bをほぼ100%カットし、UV-Aも大幅に軽減するため、フロントガラスからの紫外線透過は比較的少ないとされています。

一方で問題なのがサイドガラス(ドアウインドウ)です。多くの車のサイドガラスは強化ガラス(単板ガラス)でできており、UV-Bはある程度カットできてもUV-Aの透過率が高い傾向があります。研究によれば、標準的な車のサイドガラスはUV-Aを60〜70%程度透過させるとも言われており、運転中の左腕や左顔面への紫外線暴露が特に問題になります。

また、リアガラス(後部窓)やリアサイドガラスも同様に注意が必要です。近年では、UV-A遮断機能を持つプレミアムガラスを採用した車種も増えてきていますが、すべての車でこの機能が備わっているわけではありません。自分の車のガラスがどの程度紫外線をカットするのかを確認し、必要に応じて後付けでUVカットフィルムを施工することも有効な対策です。

💊 車の運転中に受ける紫外線ダメージの特徴

車の運転中に受ける紫外線ダメージには、いくつかの特徴があります。最も顕著なのは、身体の左右差です。日本では左側通行・右ハンドルのため、運転中は体の右側が車内に向いており、左側が窓ガラスに面した状態になります。このため、左腕の外側、左の首元、左側の顔(こめかみ・頬・耳周辺)に紫外線ダメージが蓄積しやすくなります。

長年運転を続けている方の中には、左腕だけがシミが多い、左の頬だけにシワが深い、といった左右非対称の老化サインが現れるケースが少なくありません。これは「ドライバーの日焼け」とも呼ばれる現象で、医学的にも紫外線暴露との関係が報告されています。

もう一つの特徴は、紫外線ダメージの蓄積性です。毎日の通勤で車を使う方であれば、1回あたりの紫外線量は少なくても、年間・数年単位で考えると膨大な紫外線を浴び続けていることになります。UV-Aによる光老化は、じわじわと蓄積していくタイプのダメージですが、一度できたシミやシワは自然には元に戻りにくいという特徴があります。

また、車内は密閉空間であり、エアコンの影響で皮膚が乾燥しやすい環境でもあります。乾燥した肌は紫外線ダメージを受けやすく、バリア機能が低下することで炎症も起きやすくなります。車内の乾燥対策も日焼け対策と並行して行うことが重要です。

Q. 運転中に左側だけシミやシワが増えやすい理由は?

日本は右ハンドル・左側通行のため、運転中は体の左側が常にサイドガラスに面した状態になります。その結果、左腕の外側・左の頬・耳周辺・首元などにUV-Aによる紫外線ダメージが蓄積しやすくなります。これは「ドライバーの日焼け」とも呼ばれ、医学的にも紫外線暴露との関係が報告されています。

🏥 車内でできる基本的な日焼け対策

車内での日焼け対策はいくつかの方向から考えることができます。大きく分けると、「車自体への対策」「身体への対策」「生活習慣での対策」の3つのアプローチがあります。

まず、車自体への対策の基本となるのが窓の開け閉めです。当然のことに思えますが、走行中は窓を閉めた状態にすることが大切です。窓を開けていると、紫外線が直接入り込むほか、風による肌への刺激も加わります。エアコンを活用して窓を閉めた状態を保ちましょう。

また、サンシェードの活用も効果的です。駐車中にフロントやリア、サイドに取り付けるサンシェードは、車内の温度上昇を防ぐだけでなく、紫外線の侵入を防ぐ役割も果たします。走行中はサイドのシェードを使用できる車種もあり、特に後部座席に子どもを乗せる際には積極的に活用したいアイテムです。

走行時間帯の工夫も重要なポイントです。紫外線の強さは時間帯によって大きく異なり、一般的に午前10時から午後2時ごろがもっとも紫外線量が多い時間帯です。外出や運転のスケジュールを組む際には、この時間帯を避けられるよう意識するだけでも紫外線暴露量を大幅に減らすことができます。もちろん、仕事の都合などですべてを避けるのは難しいかもしれませんが、可能な範囲で工夫することが長期的な肌の健康につながります。

⚠️ 車に取り付けるUVカットアイテムの選び方

車への直接的な紫外線対策として、もっとも効果的なのがUVカットフィルムの施工です。UVカットフィルムはカーフィルムまたはウインドウフィルムとも呼ばれ、窓ガラスの内側に貼り付けることで紫外線をカットします。製品によっては99%以上のUVカット効果を持つものもあり、特にサイドガラスへの施工は運転中の日焼け対策として非常に有効です。

UVカットフィルムを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意が必要です。まず、UV-AとUV-Bの両方をカットできる製品を選ぶことが重要です。パッケージやカタログにUVA・UVBそれぞれのカット率が明記されているものを選びましょう。次に、可視光線透過率を確認することも大切です。フロントガラスやサイドガラスには、道路交通法によって可視光線透過率70%以上という基準が設けられています。法律に違反しない範囲でUVカット効果を最大化できる製品を選びましょう。

施工はDIYでも可能ですが、気泡が入ったり、ガラスの湾曲に合わせてフィルムを貼るのが難しいケースもあります。長期間効果を持続させたい場合や仕上がりの美しさにこだわる場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

また、リアガラスやリアサイドガラスについては、より濃いフィルムを使用することが法律上認められているため、後部座席の乗員(特にお子様や高齢の方)への紫外線対策として活用することもできます。

さらに、ドアポケットやダッシュボードに設置できるUVカット素材のドライブ用アームカバーや、ハンドル上部からの照り返しをカットするカバーなどのアイテムも市販されています。これらを組み合わせることで、より効果的な車内紫外線対策が実現できます。

🔍 日焼け止めの正しい使い方とおすすめの選び方

車内での日焼けを防ぐためには、日焼け止めを正しく使うことが非常に重要です。車に乗るから大丈夫と思って日焼け止めを塗らない方も多いですが、前述のとおり車内でもUV-Aは透過してくるため、日焼け止めは必須のアイテムです。

日焼け止めを選ぶ際に確認すべき指標は主に2つあります。SPF(Sun Protection Factor)はUV-Bに対する防御効果を示し、数値が高いほど効果が持続します。PA(Protection grade of UVA)はUV-Aに対する防御効果を示し、「+」の数が多いほど効果が高くなります(PA+、PA++、PA+++、PA++++)。車内の日焼けはUV-Aが主な原因となるため、PA値の高い日焼け止めを選ぶことが特に重要です。理想的にはPA+++以上で、SPFも30以上のものを選びましょう。

日焼け止めの塗り方にも正しい方法があります。まず、使用量が不十分なことが多いという点に注意が必要です。顔全体には1円玉サイズ(約0.5〜1g)が目安とされていますが、実際にはもっと少量しか塗っていない方が多く見受けられます。少量すぎると、SPFやPAの表示どおりの効果が得られません。腕や手の甲、首元なども忘れずに塗布しましょう。

塗るタイミングも重要です。外出・乗車の15〜30分前に塗ることで、皮膚への定着が十分になり、効果を最大化できます。また、日焼け止めは汗や皮脂によって落ちやすいため、長時間運転する場合は2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されます。

肌のタイプや使用シーンに合った製品選びも大切です。敏感肌の方はノンケミカル(紫外線散乱剤のみ使用)タイプを選ぶと刺激が少ない傾向があります。また、汗をかきやすい夏場の運転にはウォータープルーフタイプが適しています。肌に馴染みやすいミルクタイプやジェルタイプも多く販売されているため、使用感のよいものを選んで毎日続けやすくすることが大切です。

さらに、リップクリーム型の日焼け止めや、スプレータイプのものも活用すると、外出先や運転中でも手軽に塗り直しができます。メイクの上から使えるパウダータイプの日焼け止めも便利です。

Q. 車内での日焼け対策に適した日焼け止めの選び方は?

車内の日焼けはサイドガラスを透過するUV-Aが主な原因のため、PA+++以上・SPF30以上の日焼け止めを選ぶことが重要です。乗車15〜30分前に顔や腕など露出部位に十分な量を塗布し、長時間運転する場合は2〜3時間ごとに塗り直すことで効果を維持できます。

📝 ファッションで防ぐ!UVカット衣類・アイテムの活用法

日焼け止めだけでなく、衣類やアクセサリーでも効果的に紫外線をブロックすることができます。特に車の運転中は、日焼け止めが落ちても物理的なバリアが皮膚を守ってくれるため、衣類による紫外線対策は非常に信頼性が高い方法といえます。

まず、アームカバー(アームスリーブ)は車の運転中の日焼け対策として非常に効果的なアイテムです。UVカット機能を持つアームカバーは、ハンドルを握る両腕を効果的に紫外線から守ります。薄手で通気性の高い素材のものも多く、夏場でも快適に使用できます。UPF(Ultraviolet Protection Factor)50+という表示のものは、紫外線透過率が2%以下という意味であり、非常に高い防御効果を持っています。

手の甲も日焼けしやすい部位ですが、日焼け止めだけではハンドルを握るうちに落ちてしまうことがあります。UVカット素材のドライビンググローブを活用することで、手の甲を確実に保護することができます。ドライビンググローブは指先が開いているタイプのものが多く、スマートフォン操作などにも対応したものも販売されています。

首元や顔周りの保護には、UVカット素材のスカーフやフェイスマスク、ネックカバーが役立ちます。特に首筋や耳周りは忘れがちな部位ですが、日焼けや老化が現れやすい場所でもあります。スカーフや薄手のストールを羽織るだけでも、かなりの紫外線を防ぐことができます。

サングラスも重要なアイテムです。目への紫外線ダメージは白内障などのリスクと関連していることが知られていますが、目周りの皮膚も非常に薄く、紫外線の影響を受けやすい部位です。UVカット機能を持つサングラスを着用することで、目の周りの細かいシワや色素沈着を防ぐ効果が期待できます。また、まぶしさを軽減することで安全運転にも貢献します。サングラスを選ぶ際は、UV400カット以上の表示があるものを選ぶと、UV-AとUV-Bの両方を効果的にカットできます。

帽子も有効ですが、運転中につばの広い帽子をかぶると視野を妨げる可能性があるため、運転中はバイザータイプ(サンバイザー)や、つばが後ろ側にないタイプのキャップを活用するといいでしょう。

💡 駐車中の日焼け対策も忘れずに

日焼け対策を考える際、走行中だけでなく駐車中のシチュエーションも見逃せません。例えば、青空駐車場に車を止めて車内で待機するケース、ドライブスルーや踏切での停車中なども、紫外線暴露の機会となります。

屋外の駐車場に車を止める際は、なるべく日陰になる場所を選ぶことが最初のポイントです。建物の影になる場所や木の下など、直射日光を避けられる場所を選ぶだけでも、車内の温度上昇と紫外線の侵入を大幅に減らすことができます。

車内で待機する際には、サンシェードを使用することが効果的です。フロントガラス用のサンシェードはアコーディオン式や折りたたみ式のものが多く、収納も場所を取らないため車内に常備しておくといいでしょう。また、リアやサイドにも装着できるタイプのサンシェードを活用することで、後部座席に乗っている方の紫外線対策にもなります。

立体駐車場や地下駐車場を積極的に利用することも、日焼け対策として有効です。直射日光が当たらないため、車内の温度上昇が少なく、乗り降りの際の紫外線暴露も最小限に抑えられます。

乗降の際も注意が必要です。特に屋外の駐車場で乗り降りする際は、短時間であっても強い紫外線を受けることになります。この際の対策としては、日焼け止めをあらかじめ塗っておくことに加え、サングラスや帽子を着用することが効果的です。夏場の強い日差しの中での乗降は、たとえ数分であっても肌に影響を与えることがあるため、油断は禁物です。

Q. 車の運転で蓄積したシミは自分でケアできるか?

軽度であれば、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分を含む医薬部外品によるケアが期待できます。ただし、シミの種類(老人性色素斑・肝斑・炎症後色素沈着など)によって適切な治療法は異なり、誤ったケアが悪化につながる場合もあります。気になる方はアイシークリニックへご相談ください。

✨ 日焼け後のアフターケアと肌トラブルへの対応

どれだけ対策をしていても、日焼けをしてしまうことはあります。日焼け後のケアを適切に行うことで、ダメージを最小限に抑え、シミや老化の進行を遅らせることができます。

日焼け直後にまず行うべきことは、肌を冷やすことです。UV-Bによる急性の日焼け(サンバーン)が起きた場合、皮膚に炎症が生じています。冷たい水で冷やしたり、冷却シートや保冷剤(直接肌に当てないよう薄いタオルを挟む)を活用して、肌の熱感をできる限り早く冷ますことが重要です。ただし、氷を直接肌に当てると凍傷の危険があるため、注意が必要です。

炎症を鎮めた後は、十分な保湿ケアを行いましょう。日焼けした肌は皮膚バリア機能が低下しており、水分が蒸発しやすい状態にあります。アロエベラエキス、セラミド、ヒアルロン酸などの成分を含む保湿剤を使用すると、バリア機能の回復を助けることができます。化粧水でたっぷり水分を補給し、乳液やクリームで蓋をするという基本のスキンケアを丁寧に行いましょう。

日焼け後の数日間は、美白有効成分を含む化粧品の活用も効果的です。ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸などは、メラニンの生成を抑制したり、すでに生成されたメラニンを還元する効果が期待できます。医薬部外品(薬用化粧品)として販売されているものは、有効成分の濃度や効果が一定の基準を満たしているため、美白ケアを目的とする場合は医薬部外品を選ぶと効果的です。

日焼け後は、内側からのケアも意識してみましょう。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑える働きが期待されています。また、ビタミンEとの組み合わせでより高い抗酸化効果が得られるとも言われています。栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠をとることで、肌の回復力を高めることができます。

日焼け後に絶対に避けるべきことは、ゴシゴシと強くこすることです。炎症が起きている肌に物理的な刺激を加えると、色素沈着が悪化したり、肌荒れが長引く原因になります。洗顔や入浴の際は、ぬるま湯を使い、低刺激の洗顔料でやさしく洗うようにしましょう。

📌 車の日焼けによるシミが気になったら

日々の車の運転による紫外線暴露が積み重なり、シミや色素沈着が目立つようになってきた場合、市販の化粧品だけでは改善が難しいケースも少なくありません。そのような場合は、皮膚科や美容医療クリニックでの専門的な治療を検討することをおすすめします。

シミの原因はさまざまで、大きく分けると老人性色素斑(日光黒子)、肝斑、そばかす(雀卵斑)、炎症後色素沈着などがあります。これらは見た目が似ていても、原因や治療法が異なる場合があります。誤ったケアを行うと悪化することもあるため、まずは専門家による正確な診断を受けることが重要です。

美容医療クリニックで行われるシミ治療の代表的なものとして、レーザー治療があります。Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチヤグレーザー、ピコレーザーなど、シミの種類や深さに合わせたレーザーを使用することで、メラニン色素を選択的に破壊し、シミを改善します。特にピコレーザーは、従来のレーザーに比べて照射時間が極めて短く、周辺組織へのダメージを抑えながら高い効果が得られることから、近年注目を集めています。

フォトフェイシャル(IPL治療)は、特定の波長の光を照射することで、シミや赤みを改善する治療法です。レーザーほどのダウンタイムがなく、複数の肌トラブルを同時にアプローチできるという特徴があります。老人性色素斑や軽度のシミに対して有効とされています。

肝斑(かんぱん)のような特殊なシミに対しては、トラネキサム酸の内服療法や、ピコレーザーの特殊モードである「ピコトーニング」と呼ばれる低出力照射が有効とされています。肝斑は通常のレーザー治療を誤って行うと悪化することがあるため、専門医の診断と適切な治療法の選択が非常に重要です。

また、美白内服薬として知られるビタミンC・トラネキサム酸・Lシステインなどを含むサプリメントや医薬品も、シミのケアに活用されます。内側からのメラニン生成抑制効果が期待でき、レーザー治療などと組み合わせることでより高い効果が得られることがあります。

治療後は紫外線対策が非常に重要になります。せっかくシミを治療しても、紫外線対策を怠ると再びシミが生じてしまいます。治療後は肌が特にデリケートな状態になっていることも多く、日焼け止めをしっかりと使用し、前述のような車での日焼け対策を継続することが、治療効果を長持ちさせるうえで欠かせません。

アイシークリニック東京院では、シミの種類や肌の状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。車による日焼けが原因と考えられるシミや色素沈着でお悩みの方は、ぜひ一度専門家にご相談ください。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、長年運転をされている方が「なぜか左側だけシミが目立つ」とご来院されるケースが少なくなく、車内紫外線、特にサイドガラスを透過するUV-Aが原因と考えられる光老化のサインを多く拝見しています。最近の傾向として、日焼け対策への意識は高まっている一方で、車内という”日常のすき間”での紫外線暴露が見落とされがちな印象を受けますので、PA+++以上の日焼け止めの日常的な使用やUVカットフィルムの施工など、今日からできる対策をぜひ取り入れていただければと思います。すでにシミや色素沈着が気になっている方は、種類によって適切な治療法が異なりますので、自己判断のケアを続ける前にお気軽にご相談ください。」

🎯 よくある質問

車の中にいれば日焼けしないのでは?

残念ながら、車内でも日焼けは起こります。特にサイドガラスはUV-Aを60〜70%程度透過するとされており、長時間運転する方は気づかないうちに紫外線ダメージを蓄積しています。フロントガラスに比べサイドガラスのUVカット性能は低いため、注意が必要です。

運転中に左側だけシミが増えるのはなぜですか?

日本は右ハンドルのため、運転中は体の左側が常にサイドガラスに面した状態になります。そのため、左腕・左の頬・首元などに紫外線ダメージが蓄積しやすく、「ドライバーの日焼け」とも呼ばれる左右非対称のシミやシワが生じやすくなります。

車内での日焼け対策に適した日焼け止めは?

車内の日焼けはUV-Aが主な原因のため、PA+++以上、SPF30以上の日焼け止めを選ぶことが重要です。乗車15〜30分前に十分な量を塗布し、長時間運転の場合は2〜3時間ごとに塗り直すことで、効果を維持できます。

UVカットフィルムはどこに貼るのが効果的ですか?

特にサイドガラス(ドアウインドウ)への施工が効果的です。UV-AとUV-Bの両方をカットできる製品を選び、道路交通法で定められた可視光線透過率70%以上の基準を守ることが必要です。仕上がりの品質を重視する場合は専門業者への依頼をおすすめします。

車の運転で生じたシミは自己ケアで改善できますか?

軽度であればビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分を含む医薬部外品による改善が期待できます。ただし、シミの種類によって適切な治療法が異なり、誤ったケアは悪化につながる場合もあります。気になる方はアイシークリニックへお気軽にご相談ください。

📋 まとめ

車の中にいても日焼けは起こります。特にサイドガラスからUV-Aが透過しやすく、長期的な光老化やシミの原因となることは医学的にも知られています。日常的に車を使う方にとって、車の日焼け対策は美肌を守るうえで欠かせない習慣です。

主な対策をまとめると、以下のポイントが重要です。

  • UVカットフィルムをサイドガラスに施工する
  • PA+++以上、SPF30以上の日焼け止めを適切な量・タイミングで使用し、こまめに塗り直す
  • UVカット素材のアームカバー、グローブ、サングラスなどを活用する
  • 紫外線の強い時間帯の運転を極力避ける
  • 駐車中はサンシェードを使用し、日陰の駐車スペースを選ぶ
  • 日焼け後は冷却と保湿を丁寧に行い、回復を促す

これらの対策を組み合わせることで、車内での紫外線ダメージを大幅に軽減することができます。日焼け対策は特定の季節だけでなく、一年を通じて継続することが大切です。曇りの日でも紫外線は降り注いでいるため、季節や天気にかかわらず毎日の習慣として取り入れるようにしましょう。

すでにシミや色素沈着、光老化のサインが気になっている方は、自己ケアだけでは限界があることも多いため、専門クリニックへの相談を検討してみてください。適切な治療と日々の予防対策を組み合わせることで、車の日焼けによる肌トラブルを改善し、健やかな肌を取り戻すことが可能です。

📚 関連記事

📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – 紫外線(UV-A・UV-B)による皮膚への影響、光老化、シミ・色素沈着のメカニズム、および日焼け止めの適切な使用方法に関する医学的根拠として参照
  • 厚生労働省 – 日焼け止め製品(医薬部外品)のSPF・PA表示基準、美白有効成分(トラネキサム酸・ビタミンC誘導体など)の薬事的位置づけおよび安全性に関する根拠として参照
  • WHO(世界保健機関) – 紫外線(UV-A・UV-B・UV-C)の分類と健康影響、紫外線暴露による皮膚がんリスクや光老化に関する国際的なエビデンスおよび予防推奨事項の根拠として参照

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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