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「背中の開いたドレスを着たいのに、ニキビが気になって着られない」「いつの間にか背中にブツブツができていて、ニキビ跡になっていた」――そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。実は背中は顔に次いでニキビができやすい部位であり、自分では見えにくいため気づいたときには悪化しているケースも多いのです。背中ニキビは年齢や性別を問わず発症し、放置すると色素沈着やクレーター状の瘢痕として跡が残ってしまうことがあります。本記事では、アイシークリニック東京院の医師監修のもと、背中ニキビの原因から種類、皮膚科での保険診療や美容皮膚科での自費治療、さらには日常生活でできる予防法やセルフケアまで、詳しく解説いたします。背中ニキビにお悩みの方が、自信を持って肌を見せられるようになるための道筋をお伝えします。

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目次

  1. 背中ニキビとは?顔のニキビとの違い
  2. 背中ニキビができる原因
  3. 背中ニキビの種類と進行段階
  4. 背中ニキビと間違えやすい疾患
  5. 皮膚科での保険診療によるニキビ治療
  6. 美容皮膚科での自費治療
  7. 背中ニキビを予防するセルフケア
  8. 背中ニキビを悪化させないための生活習慣
  9. 背中ニキビ跡の種類と治療法
  10. 皮膚科を受診すべきタイミング
  11. よくある質問
  12. まとめ

🔍 背中ニキビとは?顔のニキビとの違い

背中ニキビとは、背中にできるニキビのことを指します。正式には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患であり、顔にできるニキビと基本的なメカニズムは同じです。しかし、背中ニキビには顔のニキビとは異なるいくつかの特徴があります。

まず、背中は体の中でも皮脂腺が多く集まっている部位です。顔のTゾーンと同様に、背中には「脂腺性毛包」という種類の毛穴が多く存在し、皮脂の分泌量が多いという特徴があります。そのため、毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい環境が整っているのです。

また、背中は自分では見えにくく、手も届きにくい部位であるため、ケアが不十分になりがちです。さらに、衣類による摩擦や蒸れ、仰向けで寝るときの圧迫など、日常生活の中で刺激を受けやすい特徴もあります。こうした要因から、背中ニキビは気づいたときには悪化していることが多く、ニキビ跡として残りやすいという問題があります。

日本皮膚科学会が実施した調査によると、ニキビ跡がある部位として背中を挙げた人は約30%に上り、顔の頬(50%)に次いで高い割合を示しています。また、胸元も約20%と高く、顔以外の部位にもニキビができやすいことがわかります。

🔬 背中ニキビができる原因

背中ニキビができる原因は複数あり、それらが複雑に絡み合って発症します。原因を正しく理解することが、効果的な治療と予防につながります。

🛢️ 皮脂の過剰分泌

背中ニキビの最も基本的な原因は、皮脂の過剰分泌です。背中には皮脂を分泌する皮脂腺が多く集まっており、皮脂の分泌が盛んになると毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。

皮脂の分泌量は、以下の要因によって増加します:

  • 思春期やホルモンバランスの変化
  • 男性ホルモン(アンドロゲン)の影響
  • ストレスや睡眠不足

男性ホルモンには皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増やす作用があるため、男性や思春期の方は特に注意が必要です。

🌪️ 角質肥厚による毛穴のつまり

本来、古い角質は自然と剥がれ落ちますが、何らかの原因で肌表面に残り、角質層が厚くなることを「角質肥厚」といいます。毛穴周囲の皮膚の角質が厚くなると、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が排泄できなくなります。これがニキビの始まりである面皰(コメド)を形成する原因となります。

角質肥厚の主な原因:

  • 紫外線による肌の防御反応
  • 乾燥によるターンオーバーの乱れ
  • 物理的な摩擦や刺激

🦠 アクネ菌の増殖

毛穴に皮脂が詰まると、その中でアクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス、現在はキューティバクテリウム・アクネスとも呼ばれる)が増殖します。アクネ菌は皮脂を栄養源として増殖し、酸素が少ない環境を好むため、毛穴が詰まった状態は格好の増殖場所となります。アクネ菌が増殖すると炎症が起き、赤ニキビや黄ニキビへと進行していきます。

⚖️ ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは皮脂分泌を増加させ、毛穴を詰まらせる原因となります。特に以下の時期はニキビができやすくなります:

  • 思春期
  • 月経前後
  • 妊娠中
  • 更年期

また、ストレスや睡眠不足もホルモンバランスを乱す要因となります。ストレスが溜まると、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌され、これが皮脂分泌を促進します。

高桑康太 医師・当院治療責任者

背中ニキビは顔のニキビと基本的なメカニズムは同じですが、見えにくい部位であるため放置されがちで、重症化してからご相談いただくケースが多いです。特に背中は皮脂腺が多く、汗や衣類の摩擦など外的要因も加わりやすいため、早期の段階で適切な診断と治療を受けることが重要です。マラセチア毛包炎などニキビと似た疾患もあるため、自己判断せずに皮膚科専門医にご相談ください。

💧 汗や蒸れ

背中は汗をかきやすい部位であり、汗を放置すると皮膚環境が悪化します。汗と皮脂が混じり合うと皮膚はアルカリ性に傾き、アクネ菌やマラセチア菌が繁殖しやすい環境が作られます。また、汗で皮膚が長時間湿った状態が続くと、表面の角質層がふやけてバリア機能が低下し、炎症が起きやすくなります。

👕 衣類による摩擦と刺激

背中は常に衣類に覆われており、下着やインナー、リュックサックなどによる摩擦を受けています。こうした物理的な刺激はニキビを悪化させる要因となります。特に注意すべき点:

  • 合成繊維やポリエステルなど通気性の悪い素材
  • 締め付けの強い衣類
  • 汗や皮脂をためやすい素材

🧴 シャンプーやボディソープのすすぎ残し

入浴時のシャンプーやコンディショナー、ボディソープのすすぎ残しは、背中ニキビの意外な原因として挙げられます。髪を洗った際にこれらの成分が背中に付着したまま残ると、毛穴を塞いで詰まりの原因となります。特にリンスやトリートメントは油分を多く含んでいるため、しっかりと洗い流さないと毛穴が詰まりやすい環境を作ってしまいます。

🍔 食生活の乱れ

食生活も背中ニキビの発症に関係しています。以下のような食事は皮脂分泌を活発にし、ニキビができやすい状態を作ります:

  • 脂っこいものや糖質の多い食事
  • 香辛料の強い食べ物
  • ナッツ類の過剰摂取

また、栄養バランスの偏りはホルモンバランスを乱し、肌のターンオーバーにも影響を与えます。

📊 背中ニキビの種類と進行段階

背中ニキビは顔のニキビと同様に、症状の進行具合によって複数の種類に分けられます。早期段階でケアすることが、ニキビ跡を残さないために重要です。

⚪ 白ニキビ(閉鎖面皰)

ニキビの初期段階です。毛穴に皮脂や角質が詰まっている状態で、まだ炎症は起きていません。肌表面に白っぽいポツポツとした小さな突起として現れます。この段階で適切なケアを行えば、炎症を起こすことなく改善することが可能です。

⚫ 黒ニキビ(開放面皰)

白ニキビが進行し、毛穴が開いた状態です。詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒っぽく見えるようになります。この段階でもまだ炎症は起きていないため、適切な処置で悪化を防ぐことができます。

🔴 赤ニキビ(炎症性丘疹)

毛穴に詰まった皮脂の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。赤く腫れ、触ると痛みを感じることがあります。この段階になると自然治癒が難しくなり、放置するとニキビ跡が残るリスクが高まります。

🟡 黄ニキビ(膿疱)

赤ニキビがさらに悪化し、膿が溜まった状態です。黄色や白色の膿が透けて見え、痛みを伴います。無理に潰すと周囲の皮膚にダメージを与え、ニキビ跡として残る可能性が高くなります。この段階では皮膚科での治療が強く推奨されます。

❓ 背中ニキビと間違えやすい疾患

背中にできるブツブツがすべてニキビとは限りません。ニキビとよく似た別の皮膚疾患が存在し、原因が異なるため治療法も全く変わってきます。自己判断でニキビケアを続けても改善しない場合は、以下の疾患の可能性を考える必要があります。

🍄 マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎は、背中ニキビと最も間違えやすい疾患です。マラセチアという真菌(カビの一種)が毛穴の中で増殖し、炎症を起こしたものです。マラセチアは誰の皮膚にも存在する常在菌ですが、高温多湿の環境や汗をかきやすい夏場に増殖しやすくなります。

マラセチア毛包炎とニキビの見分け方:

  • 均一な大きさ(直径2~3mm程度)の赤いポツポツが広範囲に多発
  • 面皰(コメド)がほとんど見られない
  • かゆみを伴うことが多い
  • ニキビ治療薬では改善しない

最も重要な違いは治療法です。ニキビ治療に使われる抗菌薬(抗生物質)は細菌には効きますがカビには効果がないため、マラセチア毛包炎に対してニキビ薬を使っても改善しません。マラセチア毛包炎の治療には、ケトコナゾールなどの抗真菌薬を使用します。

🦠 毛嚢炎(毛包炎)

毛嚢炎は、黄色ブドウ球菌などの細菌が毛包に感染して起こる炎症です。ニキビとは原因菌が異なり、コメドを形成しないという特徴があります。毛穴に一致して赤いポツポツができ、膿を持つこともあります。ニキビ治療薬では効果がなく、抗菌薬による治療が必要です。

💧 汗疹(あせも)

汗疹は、大量の汗をかいたときに汗腺が詰まって炎症を起こす疾患です。背中ニキビと似た赤いブツブツが現れますが、通常はかゆみを伴います。汗疹の治療にはステロイド外用薬を使用しますが、ニキビにステロイドを使用すると悪化するため、正確な診断が重要です。

💊 粉瘤

粉瘤は、皮下にできた袋の中に皮脂や角質が溜まってできた良性の腫瘍です。最初は大きめのニキビ程度の大きさですが、放置すると次第に大きくなります。背中にニキビより大きなしこりがあり、押すと臭いのある内容物が出る場合は粉瘤の可能性があります。粉瘤は手術による摘出が根本的な治療となります。

🏥 皮膚科での保険診療によるニキビ治療

ニキビは「尋常性痤瘡」という皮膚疾患であり、皮膚科での保険診療の対象となります。日本皮膚科学会は「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」を策定し、エビデンスに基づいた治療指針を示しています。保険診療では、外用薬と内服薬を組み合わせた治療が基本となります。

💊 外用薬(塗り薬)

2008年にアダパレン(商品名:ディフェリンゲル)が保険適用となったことで、日本のニキビ治療は大きく進歩しました。現在では以下のような外用薬が保険適用で使用できます:

  • アダパレン(ディフェリンゲル):ビタミンA誘導体で毛穴の詰まりを改善
  • 過酸化ベンゾイル(ベピオゲル):殺菌作用と角層剥離作用を持つ
  • エピデュオゲル:アダパレンと過酸化ベンゾイルの配合剤
  • デュアック配合ゲル:クリンダマイシンと過酸化ベンゾイルの配合剤
  • 抗菌薬外用剤:ダラシンゲル、アクアチムローション、ゼビアックスローションなど

特筆すべき点として、過酸化ベンゾイルは耐性菌を生じにくいという特性があり、長期使用に適しています。ガイドラインでは抗菌薬のみの単独使用は推奨されておらず、アダパレンや過酸化ベンゾイルとの併用が推奨されています。

🔹 内服薬(飲み薬)

炎症が強い中等症から重症のニキビには、内服薬も処方されます:

  • 抗菌薬内服:ミノサイクリン(ミノマイシン)、ドキシサイクリン(ビブラマイシン)など
  • ビタミン剤:ビタミンB群、ビタミンC
  • 漢方薬:十味敗毒湯、清上防風湯、荊芥連翹湯、桂枝茯苓丸加薏苡仁など

抗菌薬は耐性菌の問題があるため、投与期間は原則として3ヶ月以内とされています。漢方薬は体質改善を目的としており、長期的な効果が期待できます。

🔧 面皰圧出

面皰圧出は、専用の器具を用いて毛穴に詰まった皮脂や角質を押し出す処置です。保険適用の治療であり、白ニキビや黒ニキビに対して行われます。自分でニキビを潰すと細菌感染や色素沈着のリスクがありますが、医療機関で清潔な環境のもと専門家が行うことで、安全に毛穴の詰まりを解消できます。

📈 治療の流れ

ニキビ治療は「急性炎症期」と「維持期」の2段階に分けて考えます:

  • 急性炎症期:炎症性の赤ニキビや黄ニキビを速やかに鎮静化
  • 維持期:抗菌薬を中止し、アダパレンや過酸化ベンゾイルによる維持療法を継続

これにより、新たなニキビの発生を予防し、耐性菌の出現を防ぎます

✨ 美容皮膚科での自費治療

保険診療でのニキビ治療は今あるニキビを鎮静化させることが主な目的ですが、ニキビ跡の治療や肌質改善、より早い治療効果を求める場合は、美容皮膚科での自費治療が選択肢となります。

🧪 ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸マクロゴールなどの薬剤を肌に塗布し、古い角質を除去する治療法です。毛穴の詰まりを解消し、肌のターンオーバーを促進することで、ニキビの改善と予防に効果があります。サリチル酸マクロゴールは肌への刺激が少なく、背中などの広範囲の治療にも適しています。

⚡ イオン導入・エレクトロポレーション

イオン導入は、微弱な電流を用いてビタミンCやトラネキサム酸などの美容成分を肌の深部に浸透させる治療法です。ケミカルピーリングと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。エレクトロポレーションはさらに進化した技術で、成長因子やヒアルロン酸などの分子量が大きい成分も導入できます。

💡 光線治療・フォトフェイシャル

光線治療は、特殊な光を照射してアクネ菌を殺菌し、炎症を抑える治療法です:

  • 青色の光:アクネ菌に対する殺菌作用
  • 赤色の光:抗炎症作用

肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどないため、継続しやすい治療です。

🔬 レーザー治療

レーザー治療には複数の種類があり、症状に応じて使い分けます:

  • レーザートーニング:弱いエネルギーを広範囲に照射、色素沈着の改善
  • フラクショナルレーザー:真皮層にアプローチ、ニキビ跡の凹凸改善
  • ピコレーザー:従来のレーザーより肌へのダメージを抑制

🖋️ ダーマペン

ダーマペンは、極細の針を高速で振動させて肌に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を活性化させる治療です。コラーゲンやエラスチンの産生を促進し、ニキビ跡の凹みや色素沈着の改善に効果があります。成長因子などの導入薬剤と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

💊 イソトレチノイン内服

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の内服薬で、重症の難治性ニキビに対して使用されます。皮脂分泌を強力に抑制し、毛穴の角化異常を改善する効果があります。海外では重症ニキビの第一選択薬として広く使用されていますが、日本では保険適用外であり、妊娠中は使用できないなどの注意点があります。

🧼 背中ニキビを予防するセルフケア

背中ニキビは、日々のスキンケアと生活習慣の見直しによって予防することができます。以下のポイントを意識してケアを行いましょう。

🛁 正しい入浴方法

入浴時は、髪を洗ってから体を洗う順番を心がけましょう。シャンプーやコンディショナーが背中に残ると毛穴詰まりの原因になるため、髪を洗い終わってから最後に背中を洗うことで、すすぎ残しを防げます。

入浴時のポイント:

  • 髪を前に垂らして、背中に洗浄成分がかからないようにする
  • ナイロンタオルでゴシゴシこすらない
  • 石けんやボディソープをよく泡立てて、手や柔らかいタオルで優しく洗う
  • 殺菌作用のある石けんを使用する
  • 湯船に浸かって毛穴を開き、詰まりを落としやすくする

💧 保湿ケア

背中も顔と同様に保湿が重要です。乾燥すると肌のバリア機能が低下し、ターンオーバーが乱れてニキビができやすくなります。

保湿ケアのポイント:

  • 低刺激で油分が少ない保湿剤を使用
  • スプレータイプの保湿剤で手の届きにくい部分もケア
  • 「オイルフリー」や「ノンコメドジェニック」表示の製品を選ぶ
  • 油分の多いボディクリームやオイルは避ける

💦 汗対策

汗をかいた後は、できるだけ早くシャワーを浴びるか、清潔なタオルで優しく拭き取りましょう。汗を放置すると、菌が繁殖しやすい環境が作られます。

汗対策のポイント:

  • 運動後やたくさん汗をかいた後は特に注意
  • すぐにシャワーを浴びられない場合は汗拭きシートを使用
  • こまめに着替えをする

👔 衣類の選び方

肌に直接触れる下着やインナーは、吸湿性・通気性に優れた綿素材や吸汗速乾機能のあるものを選びましょう。

衣類選びのポイント:

  • 化学繊維やポリエステルは避ける
  • 締め付けの強い衣類は摩擦の原因になるため避ける
  • ゆったりとしたデザインのものを選ぶ
  • 寝具も綿素材を使用し、こまめに洗濯して清潔を保つ

🌿 背中ニキビを悪化させないための生活習慣

背中ニキビの予防と改善には、日々の生活習慣の見直しも欠かせません。以下のポイントを意識して、体の内側からもケアしていきましょう。

🥗 バランスの取れた食事

ニキビの予防には、バランスの取れた食事が基本です。脂っこいものや糖質の多い食事、甘いものの過剰摂取は皮脂分泌を活発にするため控えめにしましょう。代わりに、以下の栄養素を積極的に摂取することをおすすめします:

  • ビタミンB群:脂質・糖質代謝の促進、皮脂分泌のコントロール(豚肉、レバー、卵、納豆、マグロ)
  • ビタミンC:抗酸化作用、色素沈着予防(柑橘類、キウイ、いちご、ピーマン、ブロッコリー)
  • ビタミンA:肌のターンオーバー正常化(にんじん、ほうれん草、かぼちゃ)
  • ビタミンE:抗酸化作用、血行促進(アーモンド、アボカド、オリーブオイル)
  • 亜鉛:皮膚の新陳代謝(牡蠣、牛肉、豚肉、卵)

😴 質の良い睡眠

睡眠不足は肌の大敵です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌の修復と再生が行われます。睡眠不足になると免疫力が低下し、肌のターンオーバーも乱れてニキビができやすくなります。

一般的に、成長ホルモンの分泌が最も活発になるのは入眠後3~4時間と言われています。質の良い睡眠を十分にとることを心がけ、規則正しい就寝時間を維持しましょう。

😌 ストレスマネジメント

ストレスは体にさまざまな悪影響を及ぼしますが、その一つがニキビの悪化です。ストレスを感じると副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌され、これが皮脂分泌を促進します。

ストレス解消法の例:

  • 適度な運動
  • 趣味の時間
  • 入浴
  • マッサージ

🏃‍♀️ 適度な運動

適度な運動は血行を促進し、肌の新陳代謝を活発にします。また、ストレス解消や質の良い睡眠にもつながり、総合的に肌の健康をサポートします。ただし、運動後は汗をかいた状態を放置せず、すぐにシャワーを浴びるか汗を拭き取ることが重要です。

☀️ 紫外線対策

紫外線は活性酸素を増やして炎症を起こすため、ニキビを悪化させる要因となります。また、紫外線を浴びると肌は防御反応として角質を厚くするため、毛穴詰まりの原因にもなります。

首の後ろから背中の上方は紫外線に当たりやすい部位であるため、以下の対策が必要です:

  • 日焼け止めを塗る
  • UVカット効果のある衣類を着用する

🩹 背中ニキビ跡の種類と治療法

ニキビが悪化して炎症を繰り返すと、さまざまな形でニキビ跡として残ることがあります。ニキビ跡の種類によって適した治療法が異なります。

🔴 赤みが残るタイプ(炎症後紅斑)

炎症後に毛細血管が拡張して残る赤みです。時間の経過とともに自然に薄くなることもありますが、長期間消えない場合は治療が必要になることがあります。ビタミンC導入やレーザー治療(Vビームなど)が効果的です。

🟤 色素沈着が残るタイプ(炎症後色素沈着)

炎症によってメラニンが過剰に生成され、茶色いシミのように残った状態です。肌のターンオーバーによって徐々に薄くなりますが、濃い色素沈着は時間がかかります。

効果的な治療法:

  • 美白成分(ビタミンC、トラネキサム酸、ハイドロキノン)を含む外用薬
  • イオン導入
  • ケミカルピーリング
  • レーザートーニング

🕳️ 凹み(クレーター)が残るタイプ(萎縮性瘢痕)

炎症が真皮層まで達し、皮膚組織が破壊されて陥没した状態です。セルフケアでの改善は非常に難しく、美容皮膚科での治療が必要です。

有効な治療法:

  • フラクショナルレーザー
  • ダーマペン
  • TCAクロス
  • サブシジョン

完全に元通りにすることは難しいですが、治療を繰り返すことで目立たなくすることは可能です。

⛰️ 盛り上がりが残るタイプ(肥厚性瘢痕・ケロイド)

皮膚を作る線維細胞が過剰に生成され、傷跡が赤く盛り上がった状態です。肥厚性瘢痕は経過とともに薄くなることがありますが、ケロイドは体質や遺伝的要因が関与し、広範囲に広がることがあります。

治療法:

  • 内服薬(トラニラスト)
  • ステロイド軟膏やテープ
  • ステロイド局所注射
  • 圧迫療法
  • レーザー治療

ケロイド体質と診断された場合、一部の治療は保険適用となります。

🏥 皮膚科を受診すべきタイミング

軽度の背中ニキビであれば、セルフケアで改善することもあります。しかし、以下のような場合は皮膚科を受診することをおすすめします:

  • セルフケアを1ヶ月以上続けても改善が見られない
  • 炎症が強い赤ニキビや黄ニキビが多数できている
  • ニキビが繰り返しできて治らない
  • 痛みやかゆみが強い
  • ニキビが大きくなっている
  • すでにニキビ跡ができてしまっている

特にクレーターやケロイドはセルフケアでの改善が難しいため、専門医に相談することをおすすめします。早期に治療を開始することで改善が期待できます。

🏥 皮膚科を受診すべきタイミング

❓ よくある質問

監修者医師

高桑 康太 医師

保有資格

ミラドライ認定医

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任
  • 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
  • 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
  • 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
  • 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務
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