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「背中や顔にできたこのしこり、もしかして粉瘤?だんだん大きくなっている気がする…」
「東京で粉瘤の日帰り手術を受けたいけど、たくさんクリニックがあってどこを選べばいいかわからない」
「手術は痛いのかな?何より、傷跡が残らないか心配…」

このようなお悩みや疑問を抱えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に袋状の構造物ができ、そこに本来剥がれ落ちるはずの垢(角質)や皮脂が溜まってしまう、非常によくある良性の皮膚腫瘍です。

しかし、良性とはいえ放置すると徐々に大きくなったり、細菌感染を起こして「炎症性粉瘤」になると、赤く腫れ上がり強い痛みを伴うこともあります。そうなる前に、専門のクリニックで適切に治療することが大切です。

この記事では、粉瘤に関するあなたの不安や疑問をすべて解消できるよう、以下の内容を詳しく解説していきます。

  • 後悔しない!東京での粉瘤クリニックの選び方
  • 保険適用で安い!東京でおすすめのクリニック10選
  • そもそも粉瘤とは?原因やニキビとの見分け方
  • 手術方法(くり抜き法・切開法)のメリット・デメリット
  • 気になる手術の費用や治療の流れ

この記事を最後まで読めば、あなたに最適なクリニックを見つけ、安心して粉瘤治療の第一歩を踏み出すことができるはずです。気になるしこりは、専門医に相談してスッキリ解決しましょう。

※2025年07月現在の情報です。最新の情報は各クリニックの公式サイトをご確認ください。

まずはチェック!東京の粉瘤治療におすすめのクリニック3選

「とにかく早く、実績のあるおすすめのクリニックが知りたい!」という方のために、東京で特に評価の高いクリニックを3院厳選しました。傷跡の綺麗さ、アクセスの良さ、専門性など、それぞれの特徴を比較してみてください。

クリニック
アイシークリニック 東京院
東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院はなふさ皮膚科 新宿院
おすすめ
ポイント
症例数多数!
形成外科専門医による丁寧な日帰り手術
土日祝も診療
症例数多数!
くり抜き法で
傷跡が綺麗
大学病院レベルの
高度な治療を追求
難治性の粉瘤にも対応
料金目安
(3割負担)
約8,000円~約8,000円~約10,000円~
主な手術法
くり抜き法
切開法
くり抜き法
切開法
くり抜き法
切開法
形成外科
専門医
アクセス東京駅 徒歩5分新宿駅 徒歩5分新宿駅 徒歩2分
詳細詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら

後悔しない!東京で粉瘤治療の名医・クリニックを選ぶ7つの重要ポイント

東京には数多くのクリニックがありますが、「どこでも同じ」ではありません。治療後に後悔しないために、以下の7つのポイントを必ずチェックしましょう。

1. 「日本形成外科学会認定 形成外科専門医」が在籍しているか

これが最も重要なポイントです。 なぜなら、粉瘤治療は単に「取る」だけでなく、「いかに傷跡を綺麗に治すか」が問われる手術だからです。

  • 皮膚科医: 皮膚の病気の診断や薬物治療の専門家。
  • 形成外科医: 体の表面のケガや変形、腫瘍などを、機能的にも見た目にも美しく修復する手術の専門家。

もちろん、皮膚科でも粉瘤手術を行う医師はいますが、傷跡の審美性(見た目の美しさ)を最大限に追求するなら、形成外科専門医を選ぶのが最善です。特に顔や首、腕など人目に触れる場所の粉瘤治療では、この差が大きく現れる可能性があります。

医師の専門性は、クリニックの公式サイトの「医師紹介」ページで確認できます。「日本形成外科学会認定 形成外科専門医」という記載があるかをチェックしましょう。日本形成外科学会の公式サイトでも専門医を検索できます。

2. 粉瘤の治療実績・症例数は豊富か

豊富な実績や症例数は、医師の技術力の高さを客観的に示す指標です。多くの粉瘤を治療してきた医師は、様々なサイズ、部位、状態(炎症を起こしているかなど)の粉瘤に的確に対応するノウハウを持っています。

公式サイトに「年間〇〇件の手術実績」や「症例写真」が掲載されているクリニックは、治療に自信がある証拠とも言えます。多くの症例写真を見ることで、手術後の傷跡のイメージも掴みやすくなります。

3. 保険適用での治療を基本としているか

粉瘤の摘出手術は、基本的に健康保険が適用される治療です。 これにより、費用は全国一律で定められた「診療報酬点数」に基づいて計算され、自己負担は通常1割~3割で済みます。

一部の美容クリニックなどでは、自由診療で高額な治療を勧められるケースも稀にありますが、費用を安く抑えたいのであれば、保険診療を基本としているクリニックを選びましょう。カウンセリング時に、保険適用で治療可能かしっかり確認することが重要です。

4. 傷跡が小さい「くり抜き法(へそ抜き法)」に対応しているか

顔や腕など、目立つ場所の粉瘤を治療する際にぜひ検討したいのが「くり抜き法(へそ抜き法)」です。これは、特殊な器具で皮膚に2~5mm程度の小さな穴を開け、そこから粉瘤の内容物と袋を摘出する手術方法です。

従来の切開法に比べて傷跡が格段に小さく、体への負担も少ないのが大きなメリットです。ただし、全てのクリニックが対応しているわけではなく、医師の技術力も求められるため、公式サイトの「治療方法」のページなどで、くり抜き法に対応しているか事前に確認しましょう。

5. 口コミ・評判は信頼できるか

実際にそのクリニックで治療を受けた人の声は、非常に参考になります。Googleマップの口コミや、様々な医療系口コミサイトをチェックしてみましょう。

その際、ただ評価の星の数を見るだけでなく、内容をしっかり読み込むことが大切です。

  • 良い口コミの例: 「先生の説明が丁寧で分かりやすかった」「手術が手際良く、あっという間に終わった」「スタッフの皆さんが親切で安心できた」
  • 気になる口コミの例: 「待ち時間が長かった」「予約が少し取りにくい」

「治療そのもの」に関する良い口コミが多いかどうかが一つの判断基準になります。 待ち時間などは人気クリニックの宿命でもあるため、総合的に判断しましょう。

6. 無理なく通える立地か(アクセス・診療時間)

粉瘤の手術は日帰りで終わることがほとんどですが、術後の経過観察や抜糸(切開法の場合)のために、手術後も1~2回通院する必要があります。

そのため、自宅や職場からアクセスしやすい場所にあるクリニックを選ぶことが、治療をスムーズに進める上で意外と重要です。

  • 最寄り駅から近いか?
  • 乗り換えは少ないか?
  • 土日や平日の夜間も診療しているか?

自分のライフスタイルに合わせて、無理なく通えるクリニックを選びましょう。

7. 丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明か

安心して手術を受けるためには、医師との信頼関係が不可欠です。初診のカウンセリングで、以下の点を確認しましょう。

  • 自分の粉瘤の状態を分かりやすく説明してくれるか?
  • 治療法の選択肢(くり抜き法、切開法など)と、それぞれのメリット・デメリットを教えてくれるか?
  • 費用や術後のリスク、アフターケアについてきちんと説明してくれるか?
  • こちらの質問や不安に、真摯に耳を傾けてくれるか?

患者が十分に理解し、納得した上で治療方針を決める「インフォームド・コンセント」を重視している医師こそ、信頼できる名医と言えるでしょう。

安いのはどこ?東京の粉瘤治療・日帰り手術でおすすめのクリニック10選

上記の選び方のポイントを踏まえ、東京エリアで粉瘤治療の実績が豊富で、口コミ評価も高いおすすめのクリニックを10院ご紹介します。

1. アイシークリニック 東京院

キャッチコピー:土日祝も診療!形成外科専門医による安心の日帰り手術

ICクリニックは、新宿、渋谷、上野に展開する形成外科・皮膚科です。形成外科専門医が日帰り手術を専門に行っており、粉瘤治療においても豊富な経験と実績を持っています。傷跡に配慮した「くり抜き法」にも対応しており、患者の希望を丁寧にヒアリングした上で最適な治療法を提案してくれます。東京駅から徒歩5分とアクセスも抜群で、土日祝日も診療しているため、平日は忙しい方にとって非常に通いやすいクリニックです。プライバシーに配慮された院内設計も安心できるポイントです。

項目内容
クリニック名アイシークリニック 東京院
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術(くり抜き法、切開法)、脂肪腫、ほくろ除去など
料金(目安)粉瘤摘出術:約8,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金
住所東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アクセス東京メトロ「新宿三丁目駅」B2出口 徒歩1分、JR「新宿駅」徒歩5分
診療時間10:00~14:00,15:00〜19:00(完全予約制)
休診日年末年始休み
電話番号0120-19-1212
予約方法WEB予約、電話予約、LINE予約
公式サイトhttps://ic-clinic-tokyo.com/

おすすめポイント:

  • Point1: 全院で形成外科専門医が責任をもって担当
    どの院でも高いレベルの形成外科治療が受けられる安心感があります。
  • Point2: 土日祝日も診療可能で通いやすい
    週末や祝日しか時間が取れない方でも、スケジュールを調整しやすいのが魅力です。
  • Point3: 駅直結レベルの好アクセス
    雨の日でも濡れずに通えるほどの駅からの近さで、術後の通院も苦になりません。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「先生がとても優しく、丁寧に説明してくれたので不安が和らいだ」「手術がスピーディーで痛みもほとんどなかった」「受付の方の対応がとても感じが良かった」
  • 気になる口コミ:「予約していても少し待つことがある」

2. 東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院

キャッチコピー:圧倒的な症例数と低侵襲治療!傷跡を最小限にしたいならココ

新宿駅から徒歩5分という好立地にあり、粉瘤や脂肪腫など皮膚のできもの治療に特化したクリニックです。院長は形成外科専門医であり、年間数千件という圧倒的な症例数に裏打ちされた高い技術力が最大の魅力。特に傷跡が小さく済む「くり抜き法」の実績が豊富で、患者への負担を最小限に抑える治療を徹底しています。Googleマップの口コミ評価も非常に高く、多くの患者から信頼されていることがうかがえます。土日も診療しているため、多忙な方でも通いやすい、東京でまず検討したい人気のクリニックです。

項目内容
クリニック名東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術(くり抜き法、切開法)、脂肪腫摘出術、炎症性粉瘤治療
料金(目安)粉瘤摘出術:約8,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード
住所東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 エキニア新宿4階
アクセスJR「新宿駅」東口 徒歩5分、西武新宿線「西武新宿駅」徒歩1分
診療時間10:00~14:00 / 15:00~19:00(完全予約制)
休診日祝日
電話番号03-6302-1485
予約方法WEB予約、電話予約
公式サイトhttps://www.furubayashi-keisei.com/

おすすめポイント:

  • Point1: 経験豊富な形成外科専門医による丁寧な手術
    多数の症例を執刀してきた医師が、粉瘤の状態を的確に見極め、一人ひとりに最適な手術法を提案してくれます。
  • Point2: 傷跡が目立ちにくい「くり抜き法」に精通
    小さな穴から粉瘤の内容物と袋を巧みに摘出する技術で、顔や首など審美性が気になる部位の治療も安心です。
  • Point3: 土日も診療&駅近で通いやすい
    平日は仕事で忙しい方も通院スケジュールを立てやすく、新宿という好立地も大きな魅力です。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「説明が論理的でとても分かりやすかった」「手術の手際が良く、本当に短時間で終わった」「麻酔の注射が痛くなく、術後の傷跡もとても綺麗」「スタッフの方の対応が丁寧で安心できました」
  • 気になる口コミ:「大変人気なので予約が取りにくいことがある」「日によっては少し待ち時間が発生する場合がある」

3. はなふさ皮膚科 新宿院

はなふさ皮膚科 新宿院

キャッチコピー:大学病院レベルの高度な治療!難治性の粉瘤にも対応

東京・埼玉に複数院を展開する、皮膚外科治療で非常に有名なクリニックグループです。理事長は皮膚腫瘍の分野で数々の実績を持つエキスパートで、他院では断られるような難しい症例にも積極的に対応しています。粉瘤治療においても、くり抜き法(低侵襲手術)を早くから導入し、傷跡を最小限に抑えつつ再発率を低くする独自の工夫を凝らしています。最新の医療機器と高い技術力で、より質の高い治療を求める方におすすめのクリニックです。

項目内容
クリニック名はなふさ皮膚科 新宿院
診察料(目安)初診料 約2,500~3,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術(くり抜き法、切開法)、皮膚がん手術、その他皮膚腫瘍全般
料金(目安)粉瘤摘出術:約10,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード
住所東京都新宿区新宿3-36-18 新宿東口共同ビル7F
アクセスJR「新宿駅」中央東口 徒歩2分
診療時間10:30~13:00 / 14:30~19:00(曜日により異なる)
休診日水曜、日曜、祝日
電話番号03-6273-2631
予約方法WEB予約
公式サイトhttps://www.tc-hifukeisei.jp/

おすすめポイント:

  • Point1: 難易度の高い粉瘤治療にも対応できる技術力
    炎症を繰り返した粉瘤や巨大な粉瘤など、複雑なケースでも安心して相談できます。
  • Point2: 傷跡と再発防止を両立する独自の工夫
    豊富な経験に基づき、くり抜き法でありながら再発を極力抑えるための工夫がされています。
  • Point3: 明確な情報開示と丁寧なカウンセリング
    公式サイトには症例写真や治療に関する詳細な情報が満載で、カウンセリングでも納得いくまで説明を受けられます。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「院長先生の技術が素晴らしく、安心して任せられた」「他の病院では手術できないと言われたが、ここでは綺麗に取ってもらえた」「スタッフの知識レベルが高く、対応がしっかりしている」
  • 気になる口コミ:「人気の先生は予約が取りづらい」「初診料が他のクリニックより少し高め」

4. 池袋PSクリニック

池袋PSクリニック

キャッチコピー:池袋駅すぐ!形成外科・美容外科の専門医による丁寧な治療

池袋駅東口から徒歩1分という絶好のロケーションにある、形成外科・美容外科クリニックです。院長は形成外科専門医であり、保険診療の粉瘤手術から美容医療まで幅広く対応。形成外科医ならではの審美的な視点を活かし、傷跡が可能な限り目立たなくなるよう、丁寧な切開・縫合を行ってくれます。完全予約制でプライバシーにも配慮されており、落ち着いた雰囲気の中でリラックスして治療を受けたい方におすすめです。

項目内容
クリニック名池袋PSクリニック
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術(切開法)、脂肪腫、ほくろ除去、眼瞼下垂など
料金(目安)粉瘤摘出術:約10,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード、医療ローン
住所東京都豊島区南池袋1-25-11 KDG池袋ビル6F
アクセスJR「池袋駅」東口 徒歩1分
診療時間11:00~19:00
休診日不定休
電話番号03-5956-8787
予約方法電話予約、WEB予約フォーム
公式サイトhttps://www.ps-clinic.jp/

おすすめポイント:

  • Point1: 美容センスを活かした傷跡へのこだわり
    ミリ単位でのデザインや丁寧な縫合技術で、術後の満足度を高めます。
  • Point2: 池袋駅徒歩1分の抜群のアクセス
    埼玉方面や都内各所からのアクセスが良く、通院のストレスがありません。
  • Point3: 落ち着いたプライベート空間
    他の患者さんと顔を合わせることが少ない設計で、安心して相談できます。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「先生がとても穏やかで、親身に話を聞いてくれた」「傷跡が本当に綺麗で感動した」「クリニック内が清潔で高級感がある」
  • 気になる口コミ:「くり抜き法には対応していない(要確認)」「予約が少し先になることがある」

5. 渋谷駅前おおしま皮膚科

渋谷駅前おおしま皮膚科

キャッチコピー:渋谷ヒカリエ横!女性医師も在籍する通いやすい皮膚科

渋谷駅直結の渋谷ヒカリエの隣という、非常に便利な場所にある皮膚科・形成外科・美容皮膚科です。一般皮膚科から日帰り手術、美容医療まで、皮膚に関する悩みをトータルで相談できます。複数の医師が在籍しており、女性医師を希望することも可能なので、デリケートな部位の粉瘤で悩む女性の方も安心です。平日は19時まで、土曜も診療しており、仕事や買い物のついでにも立ち寄りやすいのが魅力です。

項目内容
クリニック名渋谷駅前おおしま皮膚科
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術、ほくろ除去、一般皮膚科、美容皮膚科
料金(目安)粉瘤摘出術:約9,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード、電子マネー
住所東京都渋谷区渋谷2-22-13 渋谷東口マイアミビル 6F
アクセスJR・各線「渋谷駅」B5出口 徒歩0分
診療時間11:00~14:00 / 15:30~19:00(土曜は10:00~13:30 / 14:30~17:00)
休診日木曜、日曜、祝日
電話番号03-3797-1212
予約方法WEB予約
公式サイトhttps://shibuya-hifuka.jp/

おすすめポイント:

  • Point1: 女性医師による診察が選択可能
    男性医師には相談しづらい…という方も安心して受診できます。
  • Point2: 渋谷駅からの抜群のアクセス
    駅からのアクセスが非常に良く、通院の負担が少ないです。
  • Point3: 皮膚の悩みを総合的に相談できる
    粉瘤だけでなく、ニキビやシミなど他の皮膚トラブルも一緒に相談できます。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「WEB予約システムが便利」「女性の先生が担当で、とても話しやすかった」「テキパキと診察してくれて、待ち時間が少なかった」
  • 気になる口コミ:「日によっては混雑している」「医師が複数いるため、担当が異なる場合がある」

6. 銀座よしえクリニック 銀座院

銀座よしえクリニック 銀座院

キャッチコピー:美容のプロフェッショナルによる、ワンランク上の粉瘤治療

都内に複数院を展開する、美容皮膚科・形成外科として有名なクリニックです。美容医療が中心ですが、形成外科専門医による保険適用の粉瘤手術も行っています。美容のプロフェッショナルならではの美的センスを活かし、縫合跡が限りなく目立たなくなるよう最善を尽くしてくれます。ホスピタリティの高い接客と、高級感のある上質な空間で、リラックスして治療を受けたい方におすすめです。

項目内容
クリニック名銀座よしえクリニック 銀座院
診察料(目安)初診料 3,300円(税込)※手術時は別途
治療メニュー粉瘤摘出術、美容皮膚科全般
料金(目安)粉瘤摘出術:保険適用(料金は要問い合わせ)
支払い方法現金、クレジットカード、医療ローン
住所東京都中央区銀座2-5-11 V88ビルディング5F
アクセス東京メトロ「銀座一丁目駅」6番出口 徒歩1分、「銀座駅」A13番出口 徒歩3分
診療時間11:00~20:00(平日)、11:00~18:00(土日祝)
休診日年末年始
電話番号0120-398-885
予約方法電話予約、WEB予約
公式サイトhttps://www.ginza-yoshie.com/

おすすめポイント:

  • Point1: 美容医療の知見を活かした丁寧な手術
    傷跡のケアまで含めたトータルでの美しさを追求します。
  • Point2: ホスピタリティ溢れる上質な空間
    クリニックとは思えないような快適な空間で、心身ともにリラックスできます。
  • Point3: 土日祝も診療で通いやすい
    銀座という立地で、平日は忙しい方も通院しやすいです。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「スタッフの皆さんの対応がホテル並みに素晴らしい」「先生の説明が丁寧で、安心してお任せできた」「術後のケアについてもしっかり指導してくれた」
  • 気になる口コミ:「自由診療のイメージが強く、保険診療ができることを知らなかった」「予約が埋まっていることが多い」

7. 日本橋形成外科・皮ふ科・美容外科

日本橋形成外科・皮ふ科・美容外科

キャッチコピー:東京駅・日本橋エリアで頼れる!女性院長によるきめ細やかな診療

東京駅や日本橋駅から徒歩圏内という、オフィス街の中心に位置するクリニックです。院長は女性の形成外科専門医で、そのきめ細やかで丁寧な診療に定評があります。粉瘤治療においても、傷跡を最小限にするための工夫を凝らし、特に顔などのデリケートな部位の手術を得意としています。ビジネスパーソンが多く通うエリアのため、スピーディーかつ的確な対応も魅力の一つ。仕事の合間や帰りに通院したい方に最適なクリニックです。

項目内容
クリニック名日本橋形成外科・皮ふ科・美容外科
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術(くり抜き法、切開法)、皮膚腫瘍、眼瞼下垂など
料金(目安)粉瘤摘出術:約8,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード
住所東京都中央区日本橋2-2-2 マルヒロ日本橋ビル5F
アクセス東京メトロ「日本橋駅」B5出口 徒歩1分、JR「東京駅」八重洲北口 徒歩5分
診療時間9:30~13:30 / 15:00~18:30
休診日水曜、土曜午後、日曜、祝日
電話番号03-6262-1277
予約方法WEB予約、電話予約
公式サイトhttps://www.nihonbashi-ps.jp/

おすすめポイント:

  • Point1: 女性の形成外科専門医による安心の治療
    女性ならではの視点で、美容面にも配慮した丁寧な治療が受けられます。
  • Point2: オフィス街からのアクセスが抜群
    東京駅・日本橋駅を利用する方にとって、非常に通いやすい立地です。
  • Point3: くり抜き法にも対応
    傷跡を小さくしたいというニーズに応える低侵襲手術が選択できます。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「女性の先生なので、何でも相談しやすかった」「的確な診断とスピーディーな処置で助かった」「受付の方の対応がスムーズで気持ちが良い」
  • 気になる口コミ:「夕方の時間帯は混み合うことがある」「診療時間が18:30までなので、仕事終わりだと少し急ぐ必要がある」

8. 上野駅前皮膚科

上野駅前皮膚科

キャッチコピー:上野駅すぐ!予約不要でいつでも相談できる身近なクリニック

上野駅から徒歩1分、アメ横のすぐそばという分かりやすい場所にある皮膚科です。予約不要で、思い立った時にすぐ受診できるのが最大の特長(手術は要予約)。皮膚科専門医が在籍し、粉瘤の診断から炎症を起こした場合の処置、そして日帰り手術まで一貫して対応しています。地域に根差した親しみやすい雰囲気で、「まずは一度専門医に診てもらいたい」という方にぴったりのクリニックです。

項目内容
クリニック名上野駅前皮膚科
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術、一般皮膚科、アレルギー科
料金(目安)粉瘤摘出術:約10,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード
住所東京都台東区上野6-16-16 上野ORAGAビル6F
アクセスJR「上野駅」不忍口 徒歩1分、京成線「京成上野駅」徒歩3分
診療時間10:00~13:30 / 15:00~19:00
休診日日曜、祝日
電話番号03-3836-1212
予約方法予約不要(手術は予約制)
公式サイトhttps://ueno-hifuka.com/

おすすめポイント:

  • Point1: 予約なしで気軽に受診可能
    急に気になりだした時や、空いた時間にすぐ診てもらえる手軽さが魅力です。
  • Point2: 経験豊富な皮膚科専門医が診断
    粉瘤かどうか、まずは正確な診断を受けたいというニーズに応えてくれます。
  • Point3: 駅前の好立地
    上野駅を利用する方なら誰でも迷わず行ける分かりやすさです。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「予約なしで行けるのがありがたい」「先生がサバサバしていて、説明が分かりやすい」「待ち時間も思ったより短かった」
  • 気になる口コミ:「時間帯によっては混雑する」「形成外科専門ではないため、傷跡を特に気にする場合は要相談」

9. みやび形成外科

みやび形成外科

キャッチコピー:品川区の頼れる専門医!地域に密着した温かい医療を提供

品川区の武蔵小山駅近くにある、地域住民から厚い信頼を寄せられている形成外科・皮膚科です。院長は大学病院などで豊富な経験を積んだ形成外科専門医。一人ひとりの患者さんとじっくり向き合う丁寧なカウンセリングが特徴で、不安な気持ちに優しく寄り添ってくれます。粉瘤治療では、再発が少なく傷跡が綺麗に治ることを第一に考えた、丁寧な手術を行っています。城南エリアで信頼できる「かかりつけ医」を探している方におすすめです。

項目内容
クリニック名みやび形成外科
診察料(目安)初診料 約1,000円(3割負担時)
治療メニュー粉瘤摘出術、皮膚腫瘍、ケガ・やけど、眼瞼下垂など
料金(目安)粉瘤摘出術:約8,000円~(3割負担時)※部位・サイズによる
支払い方法現金、クレジットカード
住所東京都品川区荏原3-5-6 石井ビル2F
アクセス東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩5分
診療時間9:00~12:30 / 15:00~18:00(土曜は9:00~13:00)
休診日木曜、土曜午後、日曜、祝日
電話番号03-6426-2641
予約方法WEB予約、電話予約
公式サイトhttps://miyabi-keisei.com/

おすすめポイント:

  • Point1: じっくり話せる丁寧なカウンセリング
    流れ作業ではなく、患者の納得感を大切にする温かい診療スタイルです。
  • Point2: 地域に根差したアットホームな雰囲気
    大規模クリニックが苦手な方も、リラックスして通院できます。
  • Point3: 形成外科専門医による確かな技術
    専門医ならではの知識と技術で、安心・安全な手術を提供します。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「院長先生がとても優しく、親身になって話を聞いてくれた」「看護師さんや受付の方も皆さん感じが良く、クリニック全体の雰囲気が良い」「手術の説明がとても丁寧で、不安なく受けられた」
  • 気になる口コミ:「駅からは少し歩く」「人気のクリニックなので予約が取りやすいわけではない」

10. 東京中央美容外科(TCB)新宿三丁目院

東京中央美容外科(TCB)新宿三丁目院

キャッチコピー:大手美容クリニックの形成外科医による、保険適用の粉瘤治療

全国に展開する大手美容クリニックTCBですが、一部の院では形成外科専門医による保険診療の粉瘤手術も行っています。美容外科ならではの高品質な設備と、傷跡の美しさに徹底的にこだわる姿勢が魅力です。くり抜き法にも対応しており、術後の見た目を最も重視する方には有力な選択肢となります。初診カウンセリングは無料で、LINEでの相談も可能なため、気軽に問い合わせができるのも嬉しいポイントです。

項目内容
クリニック名東京中央美容外科(TCB)新宿三丁目院
診察料(目安)初診カウンセリング無料(保険診療の場合は別途初診料あり)
治療メニュー粉瘤摘出術(くり抜き法、切開法)、美容外科・美容皮膚科全般
料金(目安)粉瘤摘出術:保険適用(料金は要問い合わせ)
支払い方法現金、クレジットカード、デビットカード、医療ローン、スマホ決済
住所東京都新宿区新宿3-17-2 ヒューリック新宿三丁目ビル4F
アクセス東京メトロ「新宿三丁目駅」B5・B6出口直結
診療時間10:00~19:00
休診日不定休
電話番号0120-433-827
予約方法WEB予約、電話予約、LINE予約
公式サイトhttps://aoki-tsuyoshi.com/tcb-shinjuku3

おすすめポイント:

  • Point1: 傷跡の美しさへの強いこだわり
    美容のプロとして、ミリ単位の仕上がりにこだわった手術が期待できます。
  • Point2: 最新の医療設備と清潔な院内
    大手ならではの充実した設備環境で、安心して治療を受けられます。
  • Point3: 無料カウンセリングと豊富な支払い方法
    まずは話だけ聞いてみたいという方も気軽に相談でき、支払い計画も立てやすいです。

口コミ・評判:

  • 良い口コミ:「カウンセラーの方の説明が非常に丁寧で分かりやすかった」「院内がとても綺麗で、プライバシーが守られている感じがした」「駅直結で雨の日でも通いやすい」
  • 気になる口コミ:「美容の施術を勧められることがある」「保険診療の案内が分かりにくい場合があるため、しっかり確認が必要」

そもそも粉瘤(アテローム)とは?ニキビや脂肪腫との違い、放置するリスク

「このしこり、本当に粉瘤なのかな?」と不安に思っている方のために、粉瘤の正体と、よく似たできものとの見分け方を解説します。

粉瘤(アテローム)の正体とできてしまう原因

粉瘤(アテローム)とは、皮膚の下に袋状の構造物(嚢胞:のうほう)ができ、その袋の中に本来は皮膚から剥がれ落ちるはずの垢(角質)や皮脂が溜まってしまった良性の腫瘍です。

イメージとしては、皮膚の下に「ゴミ袋」ができてしまい、そこにどんどんゴミが溜まっていくような状態です。袋の中身はドロドロとしたお粥のような物質で、独特の臭いを発することがあります。

はっきりとした原因は不明なことが多いですが、以下のようなことがきっかけでできると考えられています。

  • 毛穴の詰まり: 皮脂や汚れで毛穴の出口が塞がれてしまう。
  • ニキビ跡: 過去のニキビが原因で皮膚の構造が変化してしまう。
  • 外傷: ケガやピアスの穴などがきっかけで皮膚の一部が内側に入り込んでしまう。

全身どこにでもできる可能性がありますが、特に顔、首、背中、耳の後ろなどによく見られます。

これって粉瘤?ニキビ・脂肪腫との見分け方を表でチェック

粉瘤は、特に「ニキビ」や「脂肪腫(しぼうしゅ)」と間違われやすいです。それぞれの特徴を比較表で見てみましょう。

特徴粉瘤(アテローム)ニキビ脂肪腫
中央の黒い点あることが多い(開口部)ない(毛穴全体の炎症)ない
臭い強く押すと臭い内容物が出ることがある基本的にないない
大きさ数mm~10cm以上になることも数mm程度数cm~10cm以上になることも
硬さ弾力のあるしこり小さく硬い芯がある柔らかい塊
発生場所全身どこにでも顔、胸、背中など皮脂の多い場所腕、背中、お尻など脂肪の多い場所

一番の見分け方のポイントは、粉瘤の中心部には「開口部」と呼ばれる小さな黒い点が見られることが多い点です。これは、皮膚と袋がつながっている入り口の部分で、ニキビや脂肪腫には見られない特徴です。

放置は危険!粉瘤を自分で潰してはいけない3つのリスク

「ニキビみたいだし、自分で潰してしまおう」と考えるのは絶対にやめてください。粉瘤を自分で潰すことには、大きなリスクが伴います。

  1. 巨大化して見た目が悪くなる
    袋が残っている限り、中身はどんどん溜まり続けます。最初は小さくても、放置すれば数cm以上に巨大化することもあり、そうなると手術で切開する範囲も広くなり、傷跡も大きくなってしまいます。
  2. 細菌感染で「炎症性粉瘤」になる
    これが最も怖いリスクです。 無理に潰そうとすると、傷口から細菌が入り込み、袋の中で繁殖してしまいます。すると「炎症性粉瘤」という状態になり、赤くパンパンに腫れ上がり、ズキズキとした激しい痛みを伴います。この状態になると、すぐに袋を取り除く手術ができず、治療が複雑になり、傷跡も残りやすくなります。
  3. 不完全な処置による再発・瘢痕化(はんこんか)
    自分で中身を絞り出しても、原因である袋そのものを取り除かない限り、粉瘤は100%再発します。 それどころか、無理な圧迫で袋が皮膚の下で破れ、周囲の組織と癒着(ゆちゃく)してしまい、かえって手術が難しくなることも。また、皮膚を傷つけることで、治った後も汚い傷跡(瘢痕)として残ってしまいます。

自己判断での処置は百害あって一利なし。気になったら触らず、すぐに専門医に相談しましょう。

粉瘤は何科を受診?東京で探すなら皮膚科?形成外科?

  • 皮膚科: 主に皮膚の病気の診断や、炎症が起きた際に抗生物質などで炎症を抑える治療を行います。手術を行うクリニックもあります。
  • 形成外科: 手術によって腫瘍を綺麗に取り除くプロフェッショナルです。傷跡を最小限に抑える縫合技術など、審美面(見た目)を重視した治療に長けています。

結論として、「傷跡をできるだけ綺麗に治したい」と考えるなら、東京で「形成外科」または「皮膚科・形成外科」の両方を標榜しているクリニックを探すのが最適解と言えるでしょう。

東京で受けられる粉瘤の主な手術方法を比較解説|くり抜き法 vs 切開法

粉瘤の根治治療は、袋ごと摘出する外科手術です。東京のクリニックで主に行われている代表的な2つの手術方法、「くり抜き法」と「切開法」について、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

【傷が小さい】くり抜き法(へそ抜き法)のメリット・デメリット

くり抜き法
出典:ICクリニック

トレパンという円筒状のメスを使い、粉瘤の中心に直径2~5mm程度の小さな円形の穴を開け、そこから内容物を絞り出し、しぼんだ袋を抜き取る方法です。

  • メリット
    • 傷跡が非常に小さい(ニキビ跡程度で済むことも)
    • 手術時間が短い(5~10分程度)
    • 体への負担が少なく、術後の痛みが少ない
    • 抜糸が不要な場合もある
  • デメリット
    • 非常に大きな粉瘤や、過去の炎症で癒着が強い場合は適用できないことがある
    • 切開法に比べ、再発率がわずかに高いとされる(ただし医師の技術力に大きく依存します)

向いているケース:顔や首、腕など人目につきやすい部位の粉瘤、とにかく傷跡を小さくしたい方。

【再発が少ない】切開法のメリット・デメリット

切開法
出典:ICクリニック

粉瘤の大きさや形に合わせて皮膚を紡錘形(ラグビーボールのような形)に切開し、袋を直視しながら綺麗に剥がして取り除く、最もスタンダードな方法です。

  • メリット
    • 袋を目で確認しながら完全に摘出できるため、再発率が極めて低い
    • どんな大きさや状態の粉瘤にも対応可能
    • 炎症を起こして癒着している粉瘤でも確実に取り除ける
  • デメリット
    • くり抜き法よりも傷が大きくなる(粉瘤の直径と同じくらいの線状の傷が残る)
    • 必ず抜糸が必要(術後1~2週間後)

向いているケース:再発を絶対に防ぎたい方、くり抜き法が適用できない複雑な粉瘤の方、非露出部(背中やお尻など)の大きな粉瘤。

結局どっちを選ぶべき?東京の医師はどう判断する?

どちらの手術方法が良いかは、「粉瘤の大きさ、部位、状態(炎症の有無や癒着の程度)」といった医学的な要因と、「患者さんの希望(傷跡をどれだけ気にするか、再発リスクをどう考えるか)」を総合的に考慮して、医師が最終的に判断します。

最近では、東京の経験豊富な形成外科医の間では、まず「くり抜き法」を第一選択とし、それが難しい場合に「切開法」を提案するケースが増えています。信頼できる医師とカウンセリングでしっかり話し合い、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、納得のいく方法を選ぶことが何よりも大切です。

【保険適用】東京での粉瘤手術の費用はいくら?料金相場を徹底解説

「手術となると、費用がいくらかかるのか心配…」という方も多いでしょう。しかし、粉瘤手術は保険が適用されるため、高額になることはほとんどありません。ここでは具体的な料金相場を解説します。

粉瘤手術の料金は「身体の部位」と「腫瘍の大きさ」で決まる

粉瘤手術の費用は、健康保険の「診療報酬点数」という全国一律の基準で定められています。クリニックによって料金が変わることはありません。料金を決定する要素は、主に以下の2つです。

  1. 手術する部位
    • 露出部: 顔、首、頭、肘から先、膝から先など、普段衣服で隠れない部分。
    • 非露出部: 胸、お腹、背中、お尻、太ももなど、普段衣服で隠れている部分。
      露出部の方が、より丁寧な処置が求められるため、費用が少し高く設定されています。
  2. 腫瘍の大きさ(直径)
    • 腫瘍が大きいほど、手術の手間がかかるため費用が高くなります。

保険適用(3割負担)の料金相場一覧表

以下は、手術そのものにかかる費用の目安です(健康保険3割負担の場合)。

部位腫瘍の大きさ手術費用(目安)
露出部直径 2cm未満約7,000円 ~ 10,000円
 直径 2cm ~ 4cm未満約12,000円 ~ 15,000円
 直径 4cm以上約15,000円 ~
非露出部直径 3cm未満約6,000円 ~ 9,000円
 直径 3cm ~ 6cm未満約11,000円 ~ 14,000円
 直径 6cm以上約14,000円 ~

【重要】
実際に支払う総額は、上記の手術費用に加えて、「初診料/再診料(約1,000円~)」「病理検査費用(約3,000円)」「薬剤料(抗生物質や痛み止めなど数百円)」などが別途かかります。
そのため、総額としては10,000円~20,000円程度を見ておくと安心です。

民間の医療保険(手術給付金)は使える?

加入している生命保険や医療保険の契約内容によっては、手術給付金の対象となるケースが多いです。対象となる手術名は、正式には「皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部または非露出部)」で、保険会社が使用するKコードでは「K005」や「K006」に該当します。

手術を受けることが決まったら、診断書を書いてもらう前に、ご自身の保険会社に「皮膚、皮下腫瘍摘出術を受ける予定です」と伝えて、給付金の対象になるか、必要な書類は何かを確認しておくことをおすすめします。

東京のクリニックでの粉瘤治療の流れ|初診からアフターケアまで

「クリニックに行ったら、どんなことをするんだろう?」という不安を解消するため、予約から治療完了までの一般的な流れをステップごとに解説します。

  • Step1: 予約
    まずはクリニックに予約を入れます。最近の東京のクリニックはWEB予約に対応しているところが多く、24時間いつでもスマホから手軽に予約できます。もちろん電話での予約も可能です。
  • Step2: 初診・診断
    予約した日時にクリニックへ。医師がしこりの状態を直接見て、触って診断します(視診・触診)。粉瘤かどうかをより正確に診断するためや、深さを確認するために、超音波(エコー)検査を行うこともあります。
    診断がつくと、医師から推奨される治療法(くり抜き法か切開法か)、費用、リスク、術後の経過などについて詳しい説明を受けます。この時点で疑問や不安な点があれば、遠慮なく質問しましょう。
  • Step3: 手術(多くは当日または後日)
    説明に納得したら、手術の同意書にサインをします。手術は診察室とは別の処置室や手術室で行われます。
    1. 患部の位置や切開する範囲を確認・マーキング。
    2. 患部を消毒し、局所麻酔の注射をします。(この注射が一番チクッとしますが、すぐに効いてきます)
    3. 麻酔が効いたことを確認し、手術開始。手術中の痛みはほとんどありません。
    4. 手術時間は粉瘤の大きさにもよりますが、5分~20分程度であっという間に終わります。
  • Step4: 術後処置
    粉瘤を摘出した後、傷を丁寧に縫合し(くり抜き法では縫わないことも)、軟膏を塗ってガーゼや絆創膏で保護します。
    感染予防のための抗生物質や、念のための痛み止めが処方されます。入浴や運動、飲酒など、術後の生活での注意点について説明を受け、この日は終了です。
  • Step5: アフターケア・経過観察
    手術後の経過は非常に重要です。医師の指示に従い、きちんと通院しましょう。
    • 術後消毒(翌日~数日後): 傷の状態をチェックするために通院が必要な場合があります。
    • 抜糸(約1週間~10日後): 切開法で縫合した場合、抜糸のために通院します。
    • 病理検査結果の説明: 摘出した腫瘍が悪性でないことを確認した結果を教えてもらいます。
    傷跡をより綺麗にするためのケア(テープでの保護、遮光、保湿など)についても指導を受け、治療完了となります。

東京の粉瘤治療に関するよくある質問(Q&A)

最後に、粉瘤治療に関して多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

Q1. 粉瘤の手術は痛いですか?

A. 手術中の痛みはほとんどありません。 痛みを感じるのは、最初に行う局所麻酔の注射の時だけです。チクッとした痛みがありますが、数秒で終わります。東京のクリニックの中には、極細の針を使ったり、麻酔液をゆっくり注入したりと、この注射の痛みを和らげる工夫をしているところも多いです。痛みが心配な方は、カウンセリング時に相談してみましょう。術後も、処方される痛み止めで十分コントロールできる程度の軽い痛みがほとんどです。

Q2. 傷跡は完全に消えますか?

A. 残念ながら、皮膚を切る以上、傷跡が完全にゼロ(無傷)になることはありません。 しかし、形成外科専門医が丁寧に手術・縫合を行うことで、最終的にはシワに隠れたり、白い細い線になったりと、かぎりなく目立たなくすることが可能です。特に「くり抜き法」では、ニキビ跡程度の小さな傷で済むことも多くあります。術後のUVケアや保湿といったセルフケアも、傷跡を綺麗に治す上でとても重要です。

Q3. 手術後、仕事や学校は休む必要がありますか?

A. デスクワークなど、体に負担の少ない仕事であれば翌日から可能な場合がほとんどです。 手術当日は念のため安静に過ごすのが良いでしょう。重い物を持つ仕事や、激しい運動、汗をたくさんかくような作業は、傷口に負担がかかるため、抜糸が終わるまでの1~2週間は控えるよう指示されることが多いです。詳しくは医師に確認してください。

Q4. 炎症して赤く腫れています。すぐに手術できますか?

A. 強い炎症が起きている場合、基本的にはすぐには袋を取り除く根治手術は行いません。 なぜなら、炎症で組織がもろくなっているため、袋が綺麗に取り切れず再発のリスクが高くなったり、傷跡が汚くなったりするためです。
この場合、まずは抗生物質の内服や、少しだけ切開して中の膿を出す処置(切開排膿)を行い、炎症を鎮めることを優先します。そして、炎症が完全に治まってから(通常は1ヶ月以上後)、後日改めて粉瘤の袋を完全に摘出する手術(根治手術)を行うのが一般的です。

Q5. 粉瘤は自然に治りますか?

A. いいえ、粉瘤が自然治癒することはありません。 原因である袋そのものがなくならない限り、一時的に小さくなったように見えても、また垢や皮脂が溜まって大きくなったり、再発したりする可能性があります。完治のためには、外科的に袋を完全に摘出するしかありません。

Q6. 手術後、お風呂はいつから入れますか?

A. クリニックの方針にもよりますが、患部を濡らさなければ、当日からシャワーはOKなことが多いです。 患部には防水テープなどを貼って保護します。湯船に浸かるのは、雑菌が入るリスクを避けるため、通常は抜糸が終わるまで、あるいは医師の許可が出てからになります。

まとめ|東京での粉瘤治療は、信頼できる専門医へ早めに相談を

今回は、東京での粉瘤治療について、クリニックの選び方からおすすめのクリニック、治療法、費用まで詳しく解説しました。

最後に、後悔しないクリニック選びのための重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • 「形成外科専門医」が在籍しているか
  • 粉瘤の治療実績・症例数は豊富か
  • 保険適用での治療を基本としているか
  • 傷跡が小さい「くり抜き法」に対応しているか
  • 信頼できる口コミ・評判があるか
  • 無理なく通える立地・診療時間か
  • 丁寧なカウンセリングで納得できる説明か

粉瘤は良性の腫瘍ですが、放置しても良いことは一つもありません。大きくなったり、ある日突然痛み出す前に、早めに専門医に相談することが、心身の負担も、傷跡も、費用も最小限に抑える最善の策です。

幸い、東京には保険適用で質の高い日帰り手術を提供してくれる、実績豊富なクリニックがたくさんあります。

「これ、粉瘤かも?」と気になるしこりを見つけたら、まずはこの記事で紹介したような専門のクリニックへ、気軽にカウンセリングの予約をしてみてはいかがでしょうか。専門医に診てもらうだけで、長年の悩みや不安がスッキリと解消されるはずです。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年東京逓信病院勤務
  • 2012年東京警察病院勤務
  • 2012年東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年当院治療責任者就任

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佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医

略歴

  • 2010年筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年東京逓信病院勤務
  • 2013年独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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